新しい車のハンコ押してきましたー。何買うかは伏せておきます...とゆーのも、あんまり数出ている車でもないのでココの会社バレの可能性を考えるとちょいとね、と（一度バレて緊急閉鎖したからなぁ）。
納車は恐らく9月頃。ご時世がご時世なので仕方あるまい。注文してから作り始めるというのも乙な話ではあるけれど。
・涼宮ハルヒの驚愕
面白いかつまらんかで言えば面白いとは思う...けども、何か違う気がするような。発売時にはかなり話題になったにも関わらずその後あんまりどーのこーのという話を聞かない辺り、世評もそんな感じなんじゃないのだろーか？
以下、微ネタバレ。
もともとのこのシリーズの何が面白いと思っていたのか、っつーと（他の人がどう思っているかはさておき）とにかくウザったいくらいのキョンの独言が時折感心してしまう程に徹底している点で、これについては相変わらずなんで文句なし。
もーひとつ、このシリーズで気に入っている点とゆいうのは、異星人が出ようが亜空間に迷い込もうがタイムトラベルしようが「放課後の部活動」モノという体裁を決して崩さない部分で、そこがおっさんのノスタルジーの琴線に触れる部分であったところ、なのだけれども、「消失」以後にキョンが覚悟決めてからというもの、どうしてもキョン視点で進展する話だから致し方がないとしても、作品全体が帯びる空気にどこかしら暢気さが欠落して余裕が無くなっている、ように見えます。
ストーリーが進んでいるのであればそれでも良いんでしょーが、いかんせん一つ伏線消化するとすぐ次の伏線が出てくるという厄介なクセがこのシリーズにあり、それがため話が進んでいる気が全くしないというのはいかんともし難い。
で、一番問題なのが、藤原とか周防九曜とか橘京子とかはどうでもよくて、分裂から登場の新キャラであるところの佐々木の扱いがどうにも消化不良気味で。
話の中での立ち位置からすると仕方のない面はあるにしても、決定的な場面で話の展開に直接的な影響を及ぼしていなかったという点と、どうも今回でフェードアウトしそうな感じなのがひじょーうに、勿体ない。
根本的にはSOS団とゆー傍迷惑な一団の巻き起こす騒動を傍観する話であるのだから、闖入者が固定化するのは話の有り様としては正しくは無いのだろうけれども、それで今回見切ってしまうにはちーとばかし惜しいキャラだと思うわけですよ。佐々木嬢は。
実際この先どうなるかはさておき、前評判（というか期待）の割に酷評が聞こえてくるでもなく、かといって絶賛されているというわけでもないのは、面白いんだけれど素直に評価する気にもなれない、という感じなのでないかと想像するに、今回に限ってはあんまり自分の評価と世評が乖離していないんでないのかなぁ、と思う次第なのでありました。