たーる

　親父が死んでから割と頻繁に実家に戻るようにしてたら、実家で飼ってる猫がようやく「こいつは家族だな」と思い出したよーで時々愛想振りまくとか触れてもあんまり嫌がらないよーになりました（まだ実家にいた頃に拾ってきた）。
　実際ンところ、極端な変化なんてそうそう無いもんだと思います。配偶者や子供を失ったわけでもないのだし。
　ただまー、遺品を整理してたり、四十九日に向けて香典返しの礼状を清書してたり（文面は母親が考えた）すっと、なんだか澱のように心中に溜まっていくものを感じなくもなく、運び込まれた病院に車を走らせていた時のどーっしょうもない気分を思い出したりもして、結局身近な肉親を亡くすというのは「そういうこと」なんだなあ、と妙に納得してしまう最近なのでした。


　それはさておき。

・トトリのアトリエ　アーランドの錬金術士２（PS3）
　ロロナをまだクリアしてないので起動だけしてみました感じ。
　今気がついたんですが、「錬金術師」じゃなくて「錬金術士」なんですね。半人前ってことか。

・処女はお姉さまに恋してる　２人のエルダー（Windows）
　前作が殊の外「読ませる」内容だった通称「おボクさま」の正調続編。
　どうにも異常に長い共通ルートに比較して専用ルートがあっけないんじゃないかなあ、と想像させられる内容ですが、共通ルートがすこぶる好感触なので問題無し。
　ていうか、話の組み立てが上手いなあ、と感心しきり。

　フリーで配布されている某ゲームをやってみたんですけどね、あっちがなんというか読んでてかったるい文体で、やっぱり自分にとってテキストADVってのは「読み映えするかしないか」が第一になってしまうのだと再認識。
　「読み映え」ってのも日本語としてはどうなんだ、っつー話になりますけれども...そんなもん具体的に説明出来たり判別出来るんだったら編集者にでもなってますがな。