いらっさいませ～！

　とまあ、似合わなくも無駄にテンション高めで入ってはみましたが、流石に初作リリース直後だとか勢い任せで全機種で発売されたシリーズ全てはおろか何部発行されたかわからないノベルス版に加えてサントラまで買ってしまった時期に比べりゃー、落ち着いたもんです。
　ちなみにPSPでギャルゲー買うのこれが初めて。意外だとか言うな。


　仕様を見るとUMD1枚で収まっているのが不思議。1.8GBしか入らないのに。
　DCのマイメビがGD-ROM2枚組だったことを考えると驚異の圧縮技術...でもなさそうなんですな、これが。
　まず普通に解像度がPS2やDCに比べると低め。それと、音声のレートが低いっぽく、妙にくぐもったように聞こえます。イヤホン使ってもそう感じるんだからPSPのスピーカーのせいじゃないだろな。

　進行度が画面右上に常時表示されます。全体での既読率と、そのシナリオ（シーン）での既読率の両方が。
　とはいえ、昔日の如く既読率100%を目指すほど熱心な「読者」じゃないのでさほど気にはなりませんが。

　1枚絵のトリミングが...？
　PSPのワイド画面に合わせてますけども、基本的にPS2版の絵を上下カットしているみたいな...。だとしたらちょっと戴けないカモ。

　パケ絵に違和感がー。
　輿水さんだとしたら悪い方に今風。もともと当時でさえかなり特徴的で、某エロゲの原画やった時は不評だったもんですが自分的には全然OKだった頃のと比べて、尖った部分が摩耗してしまっているような。まあ違う人ならそれはそれで問題あるしなあ。


　そうは言ってもマイメリ／マイメビの真髄はシナリオとテキストなのだからして、あんま気にはならんとこですがね。
　よくありそうな出だしに誤魔化されていると、終盤で再起不能。（当時としては）かなり衝撃的な展開。



　そして。

　「あのね、あのね、レゥね、いいこにしてたんだよ？　えらい？　えらい？」
　「なんかした？　ねえなんかした？」
　「でもでも......『かわいい』ってのは、いいことだよね？」

　松岡由貴さんサイコーーーーーッ！！（シナリオ何処行った）
　いや実際、マイメビのラストにはそう言うしか出来ませんて。マジで。