折角東京まで泊まりの仕事で来たので、田舎じゃずえったい見られない映画とか見てきました。FateのUBW。
...いや、ちゃんと仕事終わってから行きましたよ？
以下ネタバレ...というか、Fate自体のネタバレ。
...いや、ちゃんと仕事終わってから行きましたよ？
以下ネタバレ...というか、Fate自体のネタバレ。
面白いか面白くないかで問われりゃ「面白かった」としか言えないです。はい。
とはいうものの、原作未見の人が見てもワケが分からんだけだろうなあ。実際、複数回やったのも何年も前の話の自分じゃ、記憶が薄れていて展開についていけなかった場面が何度かあったし。
UBWの場合、終盤の見せ場があまりにも多くて、そこを外さずにまとめようとするとどーしても1時間半という長さじゃ短すぎ、序盤から中盤の説明が不足するのも無理はない。じゃあ2時間あれば良かったのか、っつーとそれでも足りない。
というのも、ゲームでの構成的にセイバールートのstay nightを終えてないと、後半での凛とセイバーの契約する場面とか、アサシンとセイバーの対決だとか、セイバーが凛の目の前から消えていくシーンで感情移入出来ねーのですよ。そもそもこの映画だとセイバーがかなり空気だし。
原作やってある人ならそこそこ脳内補完出来てるのでなんとかなるにしても、前半のセイバーとの絡み（ゲームで言えば共通ルートというやつ）がごっそり抜け落ちてるので違和感は拭いきれなく、まーなんつーか消化不良感は否めなかったわけです。ある意味、ゲームでしか成立しない話なんでしょな。
ただし、ラストのvsアーチャー戦、vs金色の人戦に関しては、動画でしか出来ないダイナミックな迫力はあって、アニメーションにした甲斐はあった、とだけはゆーておきます。それでも原作の初回プレイ時の時ほど興奮はせんかったが。
まあ何にせよ、普段ならスカパーとかDVDといったトコでしかお目にかかれないものを「映画」として見ることが出来たのは田舎モンにとっては貴重な体験であったことは確かでしょう。