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うたわれるもの 散りゆく者への子守唄 |
２ページ目に突入するまでにどんだけ時間かかってん…てな具合ではあれども、一応モチベーションはそれなりに上がってきたと……思う…？ この記事はプレイ日記であって攻略日記じゃありません。 進行中の方が読んでも全く、皆目、さっぱり参考にはなりませんので、あらかじめ了承の上でご利用くださいませ。 なお、例によって容赦なくネタバレです。未プレイの方は公式サイトでも行って興味が沸きましたらご購入なさるよう、お勧めいたします。 ○インターミッション的な(2007/2/13) ＳＬＧ面、ゲームオーバーになるとやり直しがきくのですが流石に得た経験値を持ち越してやり直しさせてくれるほど甘くはないよーで、あんまし敵を倒さないで先に進むと後々相当苦しい目に遭うんじゃないかと思ったりする今日この頃。 場面は変わって隣国の様子のよう。 アフロピザ亡き後の国は「トゥスクル」と号し、近隣にもその名が知られつつあるが、それを統べる皇は一体どんな人物なのか？ …ええ、大方の予想通りハクオロでしたよ。どっちかっつーと面倒ごとを押しつけられた感じは否めないが…つくづく、苦労の多い御仁だなや。 ベナウィ「貴方は民を煽動するだけしておいて、用済みになったら見捨てるのですか」 …兄さん多少恨みこもってません？ 旗揚げ以来の同志であるテオロたちは自分たちの村へと帰る。それを少なからず羨ましく思うハクオロであったが、背負った責務を投げ出すこともかなわず、彼らを見送るのだった…って、エルルゥとアルルゥは残るのね、やっぱり。 ○第十回戦〜栄華にすがりしもの〜 跋扈するアフロピザの残党の掃討戦。つーかなんでテオロがいるんだよ、おい（汗 ・作戦タイム まあテオロは外し、レベル差を考慮して敢えてベナウィも外す。 マップは対クロウ戦と同じマップで、今度は逆に上から下に攻める感じ。前回同じマップで横道に入ったら敵がいた、っちゅーことがあったので気をつけよう。 それ以外は特に…強敵がいるわけでもなさそうなので、回復を考えてあまり散らず、機動力に秀でたクロウと足の速いオボロに前線を掻き回させて後ろからハクオロと弓兵二人が片づける展開を目指す。アルルゥはハクオロに近づく敵を背後から攻撃することで攻撃力の低さをカバー。いじょ。 ・戦闘開始 つっても別に苦労はせんかったな…なんか赤い歩兵がいて、クリティカルで一発大きいの持ってかれたくらい。 しかし、これが終わった後の移動選択画面でまた同じよーなのを選べるようになっていた。なるほど、一応レベル低過ぎることによる袋小路の救済措置はあったのね。 さて、いくら経験値稼ぎが出来るとはいってもそっちにばかりかまけていても進まない。先に進むとしよう。 エルルゥたちとの暮らしはさほど変わらない。アルルゥが「おと〜さん」と懐いてきて、エルルゥがそれにヤキモチ妬くくらいであろ（それがまた(･∀･)ｲｲ!!のだがｗ）。 基本的にハクオロのやることって、規模が大きくなっただけで今までとあんまり変わらんよね、こうして見ると。 ただ、交渉事や諍いの相手もそれに比例して大きくなるわけでして…。 例えるならば戦国時代の足利将軍家みたいなもんであろーか？この世界の風俗の根幹に位置する、「ウィツァネルネミテア」を司る、「調停者」、「オンカミヤムカイ」から使者が訪れる。ハクオロの為人を見極めんとしての訪問か。 使者に女官と言われて愕然としたり皇后と呼ばれて焦ったり、ハクオロに妹扱いされて落ち込んでみたりと忙しいそこのお嬢さんはさておきたくはないがさておいて…使者の一人はオンカミヤムカイの皇女で、辺境のこの地に来るはずがない、とハクオロ、ベナウィ揃って驚く中、しばし逗留することになる………あ、あと皇女ウルトリィの妹とかゆーのがオマケで一人。 そのオマケのカミュ、妹同士とゆーことなのかアルルゥと意気投合。人見知りの激しいアルルゥに友達が出来たと喜ぶハクオロではあったが、カミュに「おじ様」呼ばわりされて落ち込む姿は…他人事とは思えんな（汗 時折経験値稼ぎしつつ過ごす日々は過ぎ、やがてウルトリィ達は帰国の途についた。そういえば一体何しに来たんだっけ？と思いつつも佳き思い出が出来たならそれもヨカヨカ。 そういえば、と。 ドリィとグラァは男だったとゆーのはどっかで聞き及んでいたのでプレイヤーのワタシは知っていたのだが、ハクオロがそれを知らなかったというのは迂闊とゆーかこんだけ一緒に戦ってきながら、さすがにそれはあんまりじゃないだろーか？ グラァ「お疑いでしたら確かめてみますか？」 ハクオロ「確かめる？」 グラァ「はい」 ドリィ「どうしてもと仰るのでしたら、脱ぎますけど」 いやいやいやいや待て待て待て待て。 ドリィ「他の人はイヤですけど」 グラァ「兄者様になら僕達…」 立った。フラグが立った。頬を染めるオプション付きで。 ほんっっっと、老若男女問わずおモテになりますわねぃ。 あとそこの婦女子。 エルルゥ「男の人同士でも……」 エルルゥ「男の人同士……」 「ホモが嫌いな女子なんかいません！！」を実践してどーする。 時々演習を挟みつつ続く。それにしても一体いつまでテオロはいるんだろ？ ○戦乱の炎は森を焦がす(2007/2/17) いつまで経っても弱き者と侮られるのは変わらんよーで、今度は西の大国シケリペチムからの横暴の物言い。しかし今頃になって気が付いたがこのワールドマップ、見事なまでに日本列島じゃないか（ホントに今頃だな… 位置的には信濃に相当する場所のシケリペチム。ちなみにトゥスクルはどうかとゆーと…あっはっは、大体ウチの近所じゃないか。つーか見事なまでに被っとるｗ 変なことで喜んでる場合じゃない。 面従腹背で時間を稼ごうというハクオロの腹はさっさと読まれ、かえってシケリペチムの軍勢を招き寄せる結果となる。国境を侵すシケリペチムを防ぐハクオロの手とは…。 ○第十一回戦〜シケリペチム軍侵攻阻止〜 んにゃまあ、実際は十一回目どころじゃないんだけどね。 ・作戦タイム 狭い場所で敵輜重隊の殲滅。感じからすると逃げられたら終わりか？ ここは速戦の一手。味方の被害もある程度無視して壁を作り、撃滅せねばなるまい。 ・戦闘開始 あっさり終了。演習続きで割とレベル上がってたせいかなぁ。 火薬？を使って陣を焼き払い、敵の輸送隊を襲って補給を途絶えさせる戦略をとるハクオロ。 全滅させた輜重隊の後ろから現れたのはシケリペチムの皇、ニウェ。この度は顔合わせで終わるが（つーか国主同士の一騎討ちとは迂闊な連中である）。 迂闊と言えばいくら興味を持ったとはいえ、夜中に忍び込んだ他国の使いにほいほいついて行ってその主に会おうなどとゆーのは腰が軽いにも程がある気がするが…まぁそのクンネカムンの皇とやらの話もなかなか興味深いところではある。とゆーのも、なんか単純な戦国時代モノな話とゆーよりは、前出の「オンカミヤムカイ」と対立する？信仰であるところの「オンヴィタイカヤン」を祀る存在のよーなのである、クンネカムンという国わ。 ここいら独自の言語体系に基づくっぽいの固有名詞がわぁわぁ出てきて到底覚えられんが、まあハクオロという男は統治者としては他国の同業者にえらく興味を持たれる存在だっちゅーのは分かるわな、と。 そう、ハクオロは人を呼ぶ。呼んでもいない人間まで呼ぶ。 カミュ「おじさま〜！」 カミュ「エヘヘ、来ちゃった」 ウルトリィ「國師ウルトリィ、お招きにより、ここにまかり越しました」 よく考えると国としての存在感に違いがあるとはいえウルトリィも一国のお姫様。ハクオロも独身であることだし、いわゆる一つのお似合いと言えばお似合いであるのだが何を言いたいかと言えば、 ハクオロ「どうした？複雑そうな顔して」 エルルゥ「し、しりません、もぅ…」 お約束バンザーイ♪ 若い娘二人に追いかけられるハクオロにバンザーイバンザーイ♪（アルルゥとカミュで手には刃物握ってるけどな！） 騒動のたびに侍らす若い女性が増える皇様バンザーイバンザーイ♪（エルルゥの気苦労は増えるばかり…） 妹にキスされてシスコンの夢かなえたオボロもバンザーイバンザーイ…？ しかしカミュがおるとイベント豊富になるよね、何故だか。 さてここでちと整理。 強制イベントとして、ギリヤギナ族の奴隷闘士、カルラが加わった。 人を掠って奴隷として売り飛ばすとゆーナ・トゥンクの船が漂着した折りに助け出されたもので、奴隷として捕らえられていたと…が、オボロと互角に闘うその腕でどーして奴隷狩りなんぞに捕まったかのかがワカラン上に、ウルトとも何やら面識があるかのようだし、裏があるのかねぇ？なんにしてもオボロにとっては天敵っぽいが。 あとクンネカムンの皇様もやはりおなごでした。しかも高飛車尊大系（でも嫌みじゃない）お嬢様系？んーむ、どこぞのラの字が頭につく誰かさんが見たら…ｲｴﾅﾝﾃﾞﾓﾅｲﾃﾞｽ。 ○第十二回戦〜特攻〜 各国の代表を招いての同盟？の調印の儀に際し、突如襲ってきた正体不明の敵。 迎え撃つ。 ・作戦タイム ハクオロとエルルゥとカルラが固定。残りの４ユニットを選ぶ。 現状だとベナウィとアルルゥの攻撃力は一緒で防御力は圧倒的にアルルゥのが上。ただし、ベナウィは攻撃範囲が２マス。挟撃のことを考えるとベナウィはクロウとセットの方が良く、アルルゥはエルルゥとセットだと挟撃が味方の範囲回復…アルルゥにしとこ。あとは弓兵二人にオボロ。やっぱオボロの足は重要なんだな。 ・戦闘開始 始めてみると敵は大半が騎兵なんだな（汗 やっぱベナウィとクロウのセットにしといた方が良かったか？とか思いつつ、陣形。まあ、ハクオロが十字砲火の的にならんようにするのがせいぜいだが…。 前衛をハクオロ、カルラ、アルルゥで固めてオボロは裏に回って敵背後から術兵の掃討にかかる。こっちゃ固まっているので、アレにかかってこられるとちとヤバイ。オボロの術耐性が低いのは…薬持たせたから大丈夫だと思い…たかったのだが、やっぱ無謀でありますた。術兵に到達する前に騎兵に横撃されてあっさり撤退。 結局、直接迎え撃ち、ドリィとグラァが横から囲い込むように回り込んでハクオロに対する十字砲火隊形の更に外側から十字砲火で殲滅する…みたいな形に。まあハクオロにエルルゥくっつけて食らうダメージと回復の競争みたいな形になったけど…そろそろエルルゥの回復力が追いつかなくなってきたかもなあ。 罠にかかったことも顧みず、死を賭して襲いかかり来る敵の執念は何処から来るのか。 死に瀕した敵兵は、ハクオロへの怨嗟を叫びつつ息絶えた。 一命をかけて急を知らせたテオロと、抵抗してハクオロの盾となったヤマユラの集落を道連れに。 …重。 なんか今まであまり人死にに関しては、大規模なのは表に出てこなかったけれども、今回ばかりは…。 そして襲撃してきた敵の出所であるクッチャ・ケッチャへの使者が襲われたことを受け、ハクオロは出陣を指示する。ただ、復讐の念がたぎるままに。 だがその憎悪に身を任せた出撃はハクオロの目を曇らせた。アルルゥの怯えがそれを晴らした時、既に味方は包囲され、不利な状況での戦いを強いられることになった。 続く。 ○人喰いモードのムックルはやっぱりこはい(2007/2/22) 細かい経緯は省いてさっさと戦闘へー。 ○第十三回戦〜エヴェンクルガの女〜 ・作戦タイム 見事なまでに囲まれている…いつぞやのように機動戦術にすると後ろとられるし（敵が騎兵中心というのも痛い）、かといって固まっていると集中砲火食らうからなぁ…囲みの薄いところを突破して反転、正面で迎え撃つというので、一つ。 出陣はハクオロ、エルルゥは固定。ある程度打撃力が欲しいのでオボロ（カルラはもーちょい防御系を鍛えないと危なくて使えん）、防御力を生かして盾になって欲しいアルルゥ、挟撃を期待してベナウィとクロウ、残りにグラァで。 ・戦闘開始 いきなりハクオロをラクシャインとか呼んで裏切り者とかゆわれてもなー。 まあ実際の戦闘は大体意図した通りにゆきました。最初の後退でやっぱエルルゥが追いつかれて後背から大ダメージ食らうのは最早お約束っぽいデスガ。エルルゥだけは薬で回復させないと駄目なのでちと難儀。 後ろの敵を殲滅した後は普通に正面から迎え撃ち、オリカカンを囲んで終了。反撃してくるのが鬱陶しかったな…。 戦闘中からウダウダ会話してたが、クッチャ・ケッチャの皇はハクオロに対して絶対的な正義を主張する。んがしかし、破れた身で大きな口叩くなぁ…と思ってたらなんだか助太刀参戦。 ということで、戦闘再開。 オリカカンをオボロ、ベナウィ、クロウ、アルルゥが囲んで体力半減の状態から敵の増援が追いつく前に片づけ、増援に対処する必要があるよーな。増援は…ベナウィとクロウの挟撃でなんとかと狙いつつ、オリカカンを倒すことにまずは専念。 ま、こっちはオリカカンの番が回ってくる前になんとかなった。増援組は一回ずつ移動を完了している。 幸いにして増援組からはハクオロは遠い位置にいたため、エルルゥによる体力回復を経て、行動開始…とか思ったらあっさり勝ってしまった。勝因は、っつーとあれだ、増援の大将 トウカが突出し過ぎだ。さっさと囲んで終わり。 トウカ「この世に、貴様のような悪が栄えたためしはないということを！！」 なんだかどっかの仕事人みたいな捨て台詞残して去っていってしまったが。 さて、戦況は芳しくはない。 陣も都も移動しながら戦う米沢…じゃないや、クッチャ・ケッチャを相手にするだけでも難儀するのに、その上高潔を以て衆の尊敬を受けるエヴェンクルガが敵についたこともあり、国内の兵や民にも動揺が走っている。 更に、国土の大半が平原である（その点は米沢と違うな…しつこい）クッチャ・ケッチャを二つに分かつ峡谷の存在が話をややこしくする。それを自由に行き来する敵軍の動向に振り回されるのだ。 峡谷を渡る方法がどこかにあるはずなのにそれが見つからない…そんな苦悩を救ったのは… アルルゥ「臭い追ってたら、橋あった」 おーい、トゥスクルの将兵は揃いも揃ってアルルゥとムックルに負けてんのかい（汗 まあ突破口は見つかったので、橋を制圧するために出陣……したのはいいが、先般捨て台詞を残していったトウカの顔を見たハクオロ、何故か橋を落とそうとし始める。 エルルゥ「確かこの橋を制圧するのが目的なんじゃ…」 ハクオロ「それは…そうなんだが、あの女を見たら、つい……」 トウカ「つ、つい？ つい何だー！！？」 ハクオロ「いや、何でもないから気にしないでくれ」 …挑発の腕前に関してはアレだなや。 ○第十四回戦〜橋の上での死闘〜 ・作戦タイム 見事なまでの隘路の戦闘。 今回は出撃ユニットが６なので…ハクオロとエルルゥは固定、弓兵二人も固定かな……あとは防御力に長けたアルルゥとベナウィでなんとか。 ・戦闘開始 横幅が３ユニット分の橋の上。固まっているとまた術兵に一網打尽にされるため、前衛横一列っちゅーわけにもいかん。基本的にはアルルゥとベナウィを先行させることになるだろーが、弓兵二人の挟撃を仕掛ける（＋ベナウィの気力上昇効果を付与する）タイミングが問題なのだろーが…どーも堪え性の無いワタシは敵前衛の騎兵３ユニットにまず挟撃を仕掛けるのであった。 で、まず前衛を片づけると…むしろそれによって蓋をされていた格好のトウカが猪武者っぷりを発揮するかのよーにいきなり突撃してくる。性格が出てるのかもしれんが、後衛の術兵、弓兵と連携してくりゃかなり手強いのだろーが、これじゃ各個撃破の良い的だわな。 ベナウィを敵背後に走らせて術兵、弓兵を片づけ、ドリィとグラァはその援護。アルルはトウカの横や背後から攻め、ハクオロは回復役のエルルゥを背にして耐え続けてあっさり終わり。エルルゥを狙われたりしたらそれなりに苦戦はするのだろーが、お嬢さんそりゃ無謀ってもんですぜ。 そして戦闘終了後…破れながらも武人の誇りを捨てないトウカはなおも食い下がるのだが…… ハクオロ「た、退却だ、下がれーッ！！」 トウカ「某の覚悟に恐れをなしたな、臆病者め」 トウカ「情けない、たかが一人を相手に逃げ出すとは」 トウカ「いや、それだけ某の気迫が勝っていたということか…」 カッコつけながら落ちた橋もろとも奈落の底に落っこっていき、結局助かりはしたものの、這い上がったのがハクオロたちの側であったため、あっさり捕らえられてしまいましたとさ。 なんつーか、緊張感の持続しないやっちゃ…。 持続はしないんだけど、ハクオロの失った記憶との因縁は陰惨なものが残っているためか、場面はなかなか結構に、大変。 捕虜たちの給仕をするアルルゥとはうち解けていたトウカではあったが、アルルゥを人質に逃れようとしたクッチャ・ケッチャの捕虜をムックルが食い殺すのを止めなかったハクオロを、そのかつての名で罵る。曰く、妻子を殺し、数百の同胞の命を奪った男、と。 悩み、酒に逃げるハクオロ。それを慰めるエルルゥ。 ハクオロは濁った意識のままエルルゥを押し倒し、エルルゥも一度はそれを受け入れようとするも、我に返ったハクオロはそのことを詫び、ただエルルゥの胸を借りて一時微睡むのであった。 ぶっちゃけると寸止め。 うーむ、一瞬、元はエロゲであることを思い出す展開であった。 ○好色皇、フラグ立ての日々(2007/2/28) どーも。また少し間が空いてしまいました。桜が咲く頃までには終わるといいなぁ（他人事みたいに…）。 ○第十五回戦〜偽りの真実〜 いつの間にか対クッチャ・ケッチャの戦は優勢になっておったよーで、オリカカンを追いつめるところまで行っている模様。が、復讐に目が眩んだ男はただただひつこく、とりあえず話を聞くまで持って行くのに一苦労。 ・作戦タイム 一応参戦ユニットを選ぶのだが、どーも最初は一般兵士のユニットを盾にして（汗）逃げるだけみたいな。 先のことは分からんとして、弓兵二人はとりあえずレベルが突出しかけているので不参加、一人だけレベルの低めなカルラを入れて後はベナウィ、クロウ、アルルゥ入れて完了。 ・戦闘開始 そらもぉ予想通りとゆーか期待通りな有様で一般兵は蹂躙されまくり、かろうじて歩兵一人が残っている状態でハクオロは目的地点に到着。 さて、ここからが本番。 沼地のような場所にてオリカカンを迎え撃つ我が方はといえば…見事に分散してやんのorz まあ見方を変えれば半包囲しているとも言えなくもないわけだが。 オリカカン、ウルトリィの説得にも耳を傾けず、戦闘開始。 ムックルが水を嫌がってるとかで防御力が低下。防御力が最大の取り柄なのにー。仕方ないのでなるべくエルルゥとセットにして挟撃要員とする。ハクオロのスキル（隣接ユニットの気力UP）で気力が増加することでもあるし。 陣形は…ハクオロを敵正面の奥手に配し、ベナウィとクロウがそれを横から攻める形で。上手くいけば挟撃でまとめてダメージ…と言いたいとこだったんだが、予想をはるかに越えた早さでアルルゥが撃退される。まぁだ一撃も与えてないんだけどなー。 あと、何故かカルラが狙われやすかった気がする。まあどちらかといえば前線に一人で突出してたからなのだろーが、しかしお陰でハクオロに敵騎兵が集中するのを防げた。あとは普通にベナウィとクロウの挟撃、これまた新しい組み合わせなウルトリィとカルラの挟撃で数を減らした敵を蹴散らし、オリカカンを囲んでタコ。勝利。 最後にカルラがオリカカンの反撃でやられたが。なんか基本的に、こっちの体力が多いうちはハクオロを狙うがHPの残りが少ないユニットがいるとそっちを優先して狙ってくるのかもしれん。勝ったから別にいいけど、ちと覚えとこう。 破れてなおもハクオロを罵るオリカカンに、しかし優しいハクオロを知るエルルゥが叫ぶ。『ラクシャイン』を憎むが故に、エルルゥとアルルゥから家族を奪ったオリカカンに。 エルルゥ「何の罪もないヒト達を襲っておいて…」 エルルゥ「あなたが言うそのヒトと、あなたの何が違うっていうんですか！！」 口ごもるオリカカン。エルルゥを諭すハクオロ。憎しみに囚われて欲しくはない、と（考えてみりゃオリカカンに対する強烈な当てこすりだよなぁ）。 ハクオロはオリカカンの言う『ラクシャイン』なる人物ではないと信じるエルルゥに、しかしなおも自信たっぷりに「見間違えるはずなどない！」と言い切るオリカカン…ハイソウデス、キレイに間違ってやがりましたよこんちくしょorz 「間違えちゃった、てへ☆」で済むかコノヤローッ！！（言ってないが） どこぞの誰かに幻惑されてハクオロを憎き仇敵と信じて散々迷惑かけたバカの死に様はそのアホっぷりに相応しく口封じのために黒幕に毒殺されるとゆー締まらない最後でしたとさ。同情する気にはなれん。 つーことはハクオロがエルルゥと寸止めした直前に見た夢は何だったんだ？あと結局黒幕って誰なんだろう？物語は混迷の度合いを深めつつその割には始めてから大分日が経っていることに不安を覚えつつ、先に進む。 そうそう、締まらないと言えば同じく今ひとつ締まらない展開で（汗）トウカも陣営に加わった。 くそ真面目な性格からしてカルラとは馬が合わないと思われるが、意外にオボロとはどーなんだろう。ふと、オボロの嫁とかにいーんじゃねぇか？と思ったｗ トウカ「いつも言っておるだろう、飯、汁、菜の順でとらねば消化に悪いと。だからそなたは短気が治らんのだ」 オボロ「だーっ！いつもいつもうるせーっ！どうしておめーはそういちいち細かいんだ、飯くらい好きに喰わせろ！大体おめーが他人を短気だの言える立場かオラ！」 とか。…ちょっと見てみたいカモ。 あとカミュがお赤飯でした。あんだけ立派なものをお持ちなのにこのアンバランスさ…こーやって人は成長してゆくのね（なんか違う）。 え、さて 曰く側室を何人も迎えているだの色里の経営に積極的だの、段々話が怪しい方向に…色里に案内しろだのと駄々こねてもー…。 クーヤ「余がこれほど頼んでもか！！」 ハクオロ「頼んでもだ、というか頼んでないだろ！！」 クーヤ「無礼な、この通り頭を下げているではないか！」 ハクオロ（それはふんぞり返っているというんだ…） 一体どこの面堂終太郎ですかおまいさんは。 終いにゃクンネカムンから側室を迎える約束までさせられたハクオロ、いっそ哀れ。 本人が来なければいいんだが（ﾜｸﾜｸ あとカミュが発情しました。こっち方面の担当か（汗 などと、他国の女皇やら隣国の止ん事無き身分の姫巫女やら配下の病弱な妹やらに対して攻勢をかけつつ、ハクオロの日常は過ぎる。よく考えたら年下、それも結構な年少組にばっかモーションかけてねーですかい、この皇様はー。 ○旅の仲間(2007/3/3) ハクオロとエルルゥが、CERO Cが故の悲しさで寸止めなんだか最後まで行っちゃったんだか分からん頃、ユズハはハクオロ様の赤ちゃんを産みたいとか爆弾発言してました。複雑な シスコン兄、オボロ。あとお付きの二人と酔ってすったもんだっちゅーかもみくちゃっちゅーか…誰かこの不憫な子に良い縁談斡旋したげて（T^T で、そんな感じで概ね平和。
そんな中、ナ・トゥンクの奴隷達が反旗を翻したという知らせが入る。またもや戦乱の臭い。 叛乱軍が劣勢と聞き、かつての自分たちと同じように國に苦しめられている人々を思慮るエルルゥに、ベナウィとハクオロはナ・トゥンクに敵対する行動は出来ないと頭を振る。 そして、ナ・トゥンクに因縁のある一人…カルラの取った行動は、身命から魂に至るまでの献上を代償とした契約。その望むこととは、ナ・トゥンクの叛乱軍への支援。 何がカルラにそこまでさせるのか、しかし問いかけの声を飲み込んだハクオロは腹をくくり、叛乱軍への糧食の援助を決める……この後に何があったかは、よい子はここまで！…ってことであろｗ さて、糧食の支援にも関わらず、ナ・トゥンクの叛乱軍は劣勢。ついに追いつめられた彼らを見てカルラは何を思うのか…って、皇様簀巻きにして連れ去っちゃったよ！（ ゜д゜）ﾎﾟｶｰﾝ しかしそこに救いの女神は現れた！こーなったらアンタが頼りだよウルト！…って、なんかまたこのヒトも悪のりしちゃってまぁ…orz それで半ば遠足よろしく年少組を伴ってのナ・トゥンク行（ちなみにこの時馬車？の中で遊んでるゲームは大貧民のようであるが）。ユズハまで連れていくのは流石にやりすぎのよーな気もするが…ナ・トゥンク領内に入るや否やいきなり荒事発生するし。 戯れに叛乱軍の少女を追いつめる男達へのカルラの怒りは…森のあちこちに男達の肉塊をぶちまけるだけに止まらず、逃げた先にいた叛乱軍の者達に始末されるのを承知で命乞いをする男を逃がす酷薄さをすら見せる。まーここらの描写が…正直痛快ではある（汗 ほらさー、婦女暴行を自慢げに語る男なんて（以下略 そしてハクオロ達を囲んでいた叛乱軍が姿を見せた。その長、名をデリホウライと名乗る。 どーもカルラの生き別れの弟のよーである。弟の方はその事実を知らないらしいが。 行きがかり上、罠にはまったデリホウライを救うために出張るハクオロ達であった。 ○第十六回戦〜ギリヤギナの剣奴〜 ・作戦タイム 男子組抜きでの戦闘て（汗 えーと、デリホウライはこっちで操作出来るのか？とりあえず出撃は６ユニット。地形が複雑なため遠距離攻撃に心許なさが残るが…とりあえずウルトリィを除く６人で出撃。何故かっちゅーと、ウルトの法撃は遠距離の複数攻撃が出来ないからである。あと最近アルルゥ出番無かったし。 マップを見ると足場があんまりよろしくない状況で、デリホウライ＋一般兵４のグループとは分断されている。デリホウライがやられるとゲームオーバーなので、ハクオロ組は強行突破…かな？その間デリホウライ組は耐える、しか無いだろうなあ。こっちが突破仕掛けるとロクなことにならなさそうだし。 ・戦闘開始 で、まあ案の定一般兵４人は…デリホウライの盾となって散ってしまった。敵一人を道連れにして、ついでに敵の包囲網に穴を開けて。お陰でデリホウライが裏に回って、ハクオロ組が敵主力と接敵した直後に合流することに成功。早速エルルゥの薬術にて回復の後に戦線復帰、と。 ウルトではなくカミュ連れて来たのは大正解。場所が狭い割に敵の数が多く、どーしても密集してしまうのでまとめてダメージ与えられるのだ。 あと、敵がハクオロ組にさほど戦力割いて来なかったのも楽になった理由だったかな。戦力分散は普通は愚なのだが、狭い場所じゃ死兵（実際に戦闘に参加出来ない戦力の意）も増えるし、何よりもこの場合は時間を稼がれるとヤバいので、各個撃破狙いも良いことばっかりじゃないわな。 デリホウライの無事に安堵する一同ではあったが、当の本人はハクオロ達に感謝することもなく、そして自分を裏切らざるを得なかった部下を愚かの一言で片づける。 傲慢な物言いに勢いを削がれたトウカの代わりにデリホウライの頬桁を殴りつけたのは、カルラ。 その器の小ささを指摘し、ギリヤギナの強さ故の高慢さが一族を滅ぼしたのだという指摘に、一族の誇りを勝手に背負ったのだかなんなのか、デリホウライは憤る。 弱き者の気持ちというもの察せぬデリホウライに姉の一喝…とゆーかむしろ悪いことをした子供の尻を叩くくらいの気軽さで、 カミュ「うわ〜、ボコボコ…」 だそうな。 とはゆーものの、粗暴な所があるとは言え、余人の見るところ将器には恵まれているらしーし、カルラも弟のことだからしばらく面倒を見るくらいの事なら頼まれたらやるかと思ったらあっさり断ｒ カルラ「それを決めるのは私達の主であるこの御方ですもの」 カルラ「ふぅ…でもあるじ様は、お節介で人情に厚い御方」 カルラ「願いを断るような野暮な男ではありませんもの…またこんな安いお仕事を引き受けれられるのですわね」 まあハクオロもいい加減慣れたもんで、そういうことにしておこうか、の一言で受け入れる辺り、デリホウライとの現状での器の違いを見る思いではあるｗ ただし、エルルゥの冷たい視線がもれなくついてまいりますが。 あと、ナ・トゥンクの皇はオカマでしたorz なんか今までで一番相手にしたくない敵なんですけどー（汗 え、さて。カルラにボコにされたデリホウライはちょっと素直になった様子で、ハクオロの進言（伸張著しい國の皇だと知ったらどんな顔するのやら）も聞き入れる度量を見せ始めた。カルラが救った少女も何やらデリホウライに思うところアリのようで、なかなかに微笑ましい光景。 んが。当人の興味の向く方向ったら…おまいもシスコンの眷属か（お似合いの相手がいる分オボロよりはいいのだろうが…いや、数ならオボロの方が上なんだよね、二人もいるし）。 ○第十七回戦〜潜入〜 このまま戦を続けてもジリ貧の一方である叛乱軍。一発逆転の秘策…とゆーかこの際敵の頭を取ってしまえばええんや〜とばかりに得意の陽動戦にてハクオロ達はナ・トゥンク皇城への侵入を図る。あのオカマの相手すんのかぁ…ヤダナ。 ・作戦タイム 敵はエテ公の一群。故に混乱対策で薬を各自に持たせる。そんくらい。 ・戦闘開始 しまったーっ！混乱回復薬と毒回復薬まちごーた（汗 混乱は面倒なんだよなあ…別に味方に攻撃してくるわけじゃないんだが、一人で敵中に突っ込む行動することが多いよーな気がするので、突っ込まれるより先に回復せにゃならんし。 あと砲台もあったので、エテ公だけだと思って舐めてかかると余計な時間かかります。 戦術そのものはさほど大変でも無いんですがね。こっちの主な侵攻路は挟撃で一掃しりゃいいだけの話だし。ただ、三方ある道のうち、一番左の侵攻路（ここが敵が一番多い）に先に進むと、残り二本の道から来たエテ公に背後を襲われるので、結局全滅させにゃならんというお話。 オカマと対面。 生きた人を苗床にした花の花壇だとかー、悪趣味なのはいいとして。 このオカマはカルラにご執心、それが故にカルラを呼び寄せる餌としてデリホウライを頭にした叛乱を仕組んだと…えげつねぇ。 カルラ「それとも…男を失っただけでは、まだ物足りなくて？」 こっちの方がはるかにえげつねぇ（汗 ○第十八回戦〜カルラゥアツゥレイ〜 実は城侵入直前のハクオロとのやりとりだとか、オカマとのやりとりとかでカルラが姉だと分かっているはずのデリホウライだがそれは後回しとして。 ・作戦タイム カルラの撃破が敗北条件になっているのがちと辛い。なにせ、基本的に狙われやすい性質のようでもあるし。 出撃はカミュを除く７ユニット。何せ、今度は場所が広いので囲まれてタコにされると即死の危険。故に防御力の低いカミュを外した次第。あとウルトもレベル上がって範囲攻撃の術を覚えたことでもあるので。 マップを見るととりあえず厄介な敵もいなさそうだし、後ろに一般剣兵が一人いるくらい。こっちを先に片づけて、中盤はそれなりに布陣は厚そうだが、押し込んでいきゃなんとかなるでしょ。 問題はオカマの強さと動向なのだが…？ ・戦闘開始 なんかやっぱカルラが集中的に狙われてんなぁ。弓兵二枚と剣兵一枚、術兵一枚にやられるといくら体力あってもちと厳しいわ。流石にやられたりはせんけど、エルルゥの通常回復量がやや追いついていないため、４回攻撃された後だと満タンにならない。 まあそれでも能力バランスの良いトウカが、今回は属性の相性が良いためかサクサクと片づけてくれるし、（移動前しか使えないとはいえ）ウルトの範囲術攻撃が固まった敵には効果的なので特に危なげもなくオカマのいる玉座の階段までたどり着いたところ…オカマとの間に檻がせり上がってきて近づけなくなった上に両側から一般兵がわらわらとー。 左右に戦力を分散せざるを得ない上に檻の向こう側から敵弓兵の攻撃があって非常に鬱陶しい。どーにかならんもんか…と思いながら適当にウルトの術を使ったら檻を破壊でけた（汗 こっちの体勢が整わないうちに檻開けちゃったもんだから、そこから先はやや乱戦気味。オカマがエルルゥを襲うわエルルゥが混乱に陥るわとしっちゃかめっちゃかになりかけたところを、カルラとウルトの挟撃で突破口開いた感じで（密集戦だと結構使えるんだな）、撃破。 デリホウライの止めで斃れたかに見えたオカマは、しかし死の間際にまでカルラへの執心を留め置く。歪んだ形であるとはいえ、想いの純粋であることを知るカルラは、慰めであるのかその腕にオカマを抱いて看取るのであった…って、真面目な文体で書いても「オカマ」じゃ締まらねぇこと夥しいが。 それから、晴れて姉弟の名乗りを挙げられるかに見えたカルラとデリホウライ。 だが、弟の行く手の苦しいであろうことを知るカルラはそれを許さず、一人前の男として立て、と突き放す。 姉の心を知ったデリホウライは、怨敵の打破を宣言し、カルラゥアツゥレイを号する國を統べる長としての道を歩み始めた。 長久の時間の末であろうとも、願わくばこの姉弟が穏やかに酒を酌み交わす日の訪れんことを。 そしてカルラはこの地を去り、再びトゥスクルの地にて酒を食らって戦い暮らす日々を選んだ。それは己が道を選ぶ尊い行為であるにせよ、家族との別離は悲しい。エルルゥが流した涙はこの姉弟の幸福を願ってのことなのか、厄介払い出来なくて残念だったからなのか。 |
