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この青空に約束を── |
そろそろ最後ですよ、と言いつつここまで辿り着くのに２ヶ月以上かかっている現実orz いつもながらのお約束。 本欄は管理人がゲームしながら妄想の限りをそれにおっつかない拙い文章でサーバーのHDDを無駄に埋めるコーナーです。 その性質上、ネタバレ無しで進行するのはこの世から黒く光るヤツを絶滅させるくらい無理なので、未プレイの人は即刻戻るべし。 ○ごめんなさい、から始まる季節(2006/8/18) まあなんというか、今まで無駄に貼られまくった伏線がここで収束するんか？という凛奈編…。 過去になんちゃらがあったのは間違いの無いとこであろーが、果たして。 ・プロローグ−嵐の前の激励 あ゛あ゛あ゛…よく考えたら序盤の強制イベント、長いのはほとんど凛奈絡みのもんばっかじゃないかーっ！！ 今までのペースで記述してたら余計時間かかるぞ（汗 航「朝はおはよう、だよ………な！」 今までスルーして来たけど…ど〜もKanonを思い出させるなぁ（つかエロゲの中でも既に現役のユーザー層では聞いたこともない人間の方が圧倒的に多いんじゃないだろーか）。 さて、オチモノの典型的ヒロインのよーな登場の仕方であるが、そーなった経緯はwebドラマやら特典CDやらで聞かされてるのでそれはいいとしまして…。 凛「あんたのじゃなかったら誰なのよ！？自慢じゃないけど他に心当たりなんかないわよ！」 一晩で種付けから発覚まで行くかいｗ 冷静な発想が全く出来てないなぁ…真面目な話すれば、最近は心当たりが無くてもそーいうことされる事件が多いので、若い娘さんは人前で前後不覚になるほど泥酔するのは止めた方がよいと思われ。 その後途中は端折って、凛奈が一応つぐみ寮にて寝泊まりするまで…。 奈「ありゃ、ど真ん中だね、航の」 航が凛奈のストライクゾーンに入ってるっちゅーことなのか、凛奈が航のストライクゾーンなのか、はてどっちだろう…？ 凛「普通の『卒業』だって、それなりに痛いのに、あまり深く関わりすぎると、もっと痛いんじゃない？」 これって間違いなく本音だろな。何かの伏線？伏線だろうなぁ。 以下省略。 ・六人の妻たち−強制イベント 言及することが無いことも無いが、まとめて後にポイ。 ・奴隷（オベイ）？−海己イベント ・便利屋エージェント−強制イベント ・容姿端麗・才色兼備・品行方正・性格最悪？−奈緒子イベント テキトーに固有イベントは散らしておく、と。 ・校庭十周とちょい−強制イベント 今時ブルマｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!……ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ 相変わらず建部センセはセコイ悪役をご演じのようで、「わざわざ」遅れて登校してきた凛奈に嫌味たらたらと校庭を走ってこいと曰うや、凛奈はとゆーとむしろ嬉々として走ってくる有様。いや、走るのが好き、とゆーのはよー伝わると思うけどねぇ。 しかし、コメントしようにもこの先の展開を散々見知っている身には何書いても白々しいだけだしなあ（汗 ・あの日の真実…のヒント−強制イベント サザンフィッシュて、宿泊ありの島民向け？のレストランとして機能しーの、よく考えればかなり忙しそうな店ではあるんだが、よーもまあ一人で切り盛り出来るもんだ。 宿泊に関してはほとんど夏に集中してるから高見塚の学生をバイトで雇える、にしても見た目の軽薄さとは裏腹に働き者なのかもね、このオーナーわ。 それはともかく、 隆「大体、お前は初対面で彼女に気に入られてた筈なんだ。それがこうなってるってのが、まずおかしいだろ？」 先生、初対面で気に入られてた、ってのがまずおかしいと思います。いや、おかしいとまでは言わんけど理由が無いと変だと思います。っつーかそれが伏線とゆーか核心とゆーか。 で、それは横に置いておくとしまして、サザンフィッシュオーナーの話の分かり方に、どーにか解決の糸口が掴めたかと思いきや、そこにややこしいのが闖入。 茜「やだな〜お兄ちゃんってそういうとこ感じわる〜い。転校先に馴染めずに心細かった妹にやっとできたボーイフレンドを祝福できないなんて狭量〜」 隆「だから俺は男友達が悪いなんて言ってないって！ただ航みたいにいい加減で軽薄な男には大事な妹は任せられんと思ってるだけで〜」 …この兄妹は今一度、自分に対する客観的評価を考え直した方が良いと思います。 ・泣き虫先生よぉ−沙衣里イベント ・つぐみ寮寮生会緊急総会−強制イベント やっぱここの沙衣里イベント入れとくと流れが良いんだよなぁ。 ・誤解スパイラル−強制イベント ちょっとばかしアレな家庭の事情を知った今は、きっと凛奈と話が出来る…と思ったら、沙衣ちゃん…あんたって人は、使えないだけならともかく、足を引っ張るとは……。 凛「喋ったわね！？あたしのパパのこと、言いふらしたでしょ！」 沙「パパと来たよ…」 奈「本人何言ってるか気づいてないわね、あれは」 激しく同意。似合わねー…凛奈が「パパ」……。 つか、怒る理由は分からんでもないんだけどね。しかしそれでも、沙衣ちゃんにしたり顔で皮肉言われて、原因が航に「しか」無いと思い込む辺り、興味の対象が航にだけ向かっているっつーか。 ・嬉しい理不尽−宮穂イベント ああっ、ここで沙衣ちゃんが拗ねる展開に持ち込みたいのにっ！！ ・PureLetter−強制イベント いつの間にか手紙を楽しみにしてる凛奈がﾃﾗｶﾜｲｽ。 結納の品を渡された時にも思ったのだが…凛奈って「他人の好意を拒めない」っちゅー点で相当にお人好しっぷりを示してるよなぁ。 そらまあ好意を拒める人間なんてそうはいないだろーけどさ、そこを見て捻くれてない、とした航の見立てはこの場合正しく、例えそれが同性からのもんであっても示された好意をはっきりと拒絶出来るよーなタチじゃない…という表現なんだろな、真面目に解釈すれば（航に対してだけは反発が強いのは、そこはそれその分「裏切られた」という気持ちが強いっちゅーか）。 だから逆にその手紙の内容が下世話な井戸端トークだと知った時の失望というか戸惑いというか、航に対して「あんのアホがーっ！！」と反発は余計につのり、リベンジで見事に嵌った時はその分なんちゅーか、ほらその。 ちなみにタチとゆーよりはむしろネコの方だと思う。 ↑こーいうことを書くから百合好きとか言われるんだってば（汗 あと全然関係ない話だが、最初の手紙で会長が青筋立てた理由って、 あれでも島に来た当時は結構初々しくて、本当のお嬢様っぽかったんだけどな。まぁ、それがああなったのにも色々と理由があるわけで。 もちろん俺は込み入った事情まで知ってるけど…この先の事情を聞きたければ、俺の部屋をノックしてくれ。俺は、凛奈に閉ざす扉なんか持ってないから。 アホみたいに書かれたからじゃなくて、「この先の事情」の取り扱いに怒ったからなんじゃないかしら。 ・楽しいよ−静イベント 華麗にスルー。 ・あの日と同じ雨−強制イベント どうもこう、同じような調子で意地張り合ってる航と凛奈は単なる似た者同士じゃねーのかという気がのべつくまなくしたりしなかったり（日本語怪しい）。 凛「ほっといて欲しいなぁ…今さら構わないで欲しいなぁ…ぐらぐらすること言わないで欲しいなぁ…」 うわー、可愛いこといいやがんのｗ こーいうトコ見てりゃ、そら隆史も航に的確なアドバイスやれるわなあ。 …以下、展開は面白いんだがさんざん見てきたので記述のモチベーションもあがんない（´・ω・｀） ・激闘の予感−強制イベント 抱きあう（主観的には違うんだが傍目からはどー見てもそういう風に見える）航と海己を眼光鋭くにらみ付ける凛奈と、普段全く鈍くて空気読めないなくせに「ぼーえーほんのう」を発動させて離れない海己に尽きる。うむ。 願わくば、この先この微妙な三角関係に波瀾万丈のあらんことを（他人事だとどうとでも言えるなぁ…）。 ・女子○生家庭教師浅倉ナオコ−奈緒子イベント こらまた、奈緒子エンド見た後だと… 正直、この人がいなければ、俺は高見塚に入れずに、漁師見習いやってた可能性もあったり。 航「狙ってるのって、八橋大だったっけ？」 奈「…なんでそう思うの？」 航「いや…なんとなく」 深いッ、深すぎるゼっ！！ ・かたちのある悪意−強制イベント うーむ、前回しぶとかったため、教頭に対するこちらの悪意もMax増大中…。 ・ただ勝利のために−強制イベント さぁ〜、前半戦凛奈の最大の見せ場がやってまいりました。ついでに本人ルート以外では沙衣ちゃん唯一の見せ場もやってまいりました（黙れ ここは当然しつこく…追いかけませんよ（ﾏﾃ とりあえず覚えておくべきは、「凛奈は本番に弱い」ということだけであろうが…この読みが外れないことを祈る。 凛「あたしの涙を返せ！あたしの悲しみを返せ！あたしの…あたしの………を返せ〜！！！」 奈「ちょっと待った！今、一部分聞こえなかったからもう一度！」 ん〜…ボリューム上げても聞こえなかったな。 今までン所から推測するに、「あたしの思い出を返せ」とか、そういう方向？ ・雪が溶けて、川になって−条件付き強制イベント（凛奈） つまりこれから先、山も谷もあるということか。 憑きものが落ちたかのよーに素直でしおらしい凛奈は…結構目の毒でつね（汗 凛「…なんで？」 言葉は疑問型だけど… 口調と、その、横目で見上げる表情が、ただ、確認というか、要望というか、そういうニュアンスにしか見えなくて。 おおう、モノローグでの心理描写の真髄をここに見た気がする。 エロゲ…というか、この形式のテキストADVの場合、主人公のモノローグにて物語を説明・進める場合が多く、そのため主人公のフィルターを通した見方を強いられるのであるが、これが使いようによっては主人公の個性を表現したり、それを通して見られる光景を操作したり出来る。 ゲームだけでなく、小説にも当然通じるやり方なのだが、小説で一人称ってのは少数派なため（あと音楽が無いせいもあるだろうが）、この点を効果的に使用したものってのはあまり見かけない気がするのだが、これがゲームになると、前述の効能だけでなく他の、例えばプレイヤーをはめるような使い方をすることも多い。 こんにゃくの場合（というか丸戸脚本の場合）、プレイヤー＝主人公という図式からは大きく外れた演出をすることが多いせいか、ここらの「フィルター」が普通以上に効果的に使われていることが多く、必然的に「主人公から見た絵」が主人公の心理にダイレクトに繋がっている例が頻繁に見られる。 ここもそーいう例の一つなんであろが…表現として直接的なものを使わないで、かつあまり難しい言い回しにならないように書くってのは結構面倒なんだけどなぁ…エライ。 それから、直接会話に出ている形で、航が雨の夜の件を謝罪するのはここが初めて。 航「両方が悪いときは、男の方が謝るもんだ」 凛「…強引だね」 航「いずれ、両方が………あ」 …聞いた通りに引用するもんだから。 そのまま続けてたらまた新しい修羅場が見られたんだろうが…… 航「それ、”合わせ石”だろ？」 凛「………………」 航「どっかで見たことあると思ったんだよなぁ。お前、もしかして、前にもこの島に来たことある？」 凛「本当に、あんたって…ヤな奴だね」 航「なんでそうなる…」 凛「そんな肝心なことだけ、思い出すんだから」 ちなみに海己が屋根にベランダに登ってきたときも、凛奈が昔この島に来たことがある、という話は出てました…。 あとど〜でもいいが、深酒すると下着姿で同衾するとゆーわけのわからんのは単に酒癖が悪いだけじゃなかろーか。 ○二ヶ月と三ヶ月かけて(2006/8/23) ちょっと気づいたど〜でも良いこと。 OPムービーの冒頭、海己と凛奈が並ぶシーン…凛奈の右耳にもピアスついてるぞ。左耳だけだったはず（右向いた立ち絵を反転させてるからだろけど）。 あと、よく考えたら……飲酒してる点を突くだけで寮閉鎖に追い込める気がするんだけどなぁ（禁句？ ・停学満了−強制イベント わざわざ航を待っている凛奈がなぁ、凛奈がなぁ…まさに隔世の感。 ついでに航に握り飯持ってくるというか「わざわざ」半分に分けられるように持参する辺りなんかはもぉ…おいちゃん海己が不憫で不憫で…（涙 凛「って、こら！あ、ちょっと…重い…のしかかるな！」 しかしま、このナチュラルにじゃれあえるってのはどうよ？ 海己には絶対出来ない真似だったりするのだけれど、希望としては此処らの…海己とのｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮがあると嬉しいかなぁ、なんて。 ・体育会系の女−凛奈イベント 会長と深夜二人っきりな航に不機嫌な凛奈がかあいいなぁもー。 マラソン大会で航と競うことで、一人で走るのではない、人と競うことの楽しさに目覚めたという凛奈が航を陸上部に誘うお話。 しかしよく考えたらこれのお陰で競技会でも好成績残せたっつーことかね？ あと海で静と競争したこととか。 ・こいつぁ赤点（ヤバ）い！−凛奈イベント 凛奈のかぁいさの半分は声で出来てます。いや、マジで。 凛「ま、いっかぁ。とりあえずは、片方だけでも」 凛「………怒んない？」 凛「どうりで…無理な格好で長時間寝るのよくないね。なんか疲れちゃった」 凛「………４２点。縁起悪いね」 凛「………ごめぇん」 特に下線引いたあたり…ほんっと、ベストキャスティングだよなぁコレ………。ちなみに、もしかして、 で、残りの半分は？ 多分、これから決まることでせう。 ・KOOLになれ藤村静−静イベント ここは全く重要じゃない、むしろ重要なのは次………。 ・仲直りの代償−静、凛奈イベント ○序盤の見所：空回りしまくる凛奈 静とはびみょ〜な距離がまだ残っているため、一緒に風呂入るっつぅても尻込みしまくる凛奈がかわええ（←そのパターンばっかやなぁ 凛「まぁ、なんて言うか…『かまってくれなきゃグレちゃうぞ』っつ〜か」 航「聞こえねぇよ」 凛「聞こえないように言ったんだよ」 う゛わぁぁぁぁぁ〜破壊力抜群やぁぁぁぁぁ（ｺﾞﾛｺﾞﾛｺﾞﾛ... ○中盤の見せ場：まるで父親の心境な航 江戸っ子かおまいは！と突っこみつつ、打ち解けていく二人に一緒に涙しちまうぜおいちゃんはよぉ…。 あ〜…ええ話や。 ○終盤の濡れ場：揉んだり摘んだり伸ばしたり …全部台無しorz ・夏休みの始まり−強制イベント ・子供な二人の大人げない戦い−条件付き強制イベント 犬神家の一族な航を背に憤怒の表情で海から上がってくる凛奈の絵を脳内補完しつつスル〜。 ・目覚めた胃袋−凛奈イベント つぐみ寮のエンゲル係数を押し上げる底なしの食欲魔人二人はいーとして…。 沙「無防備なのよあんたたちは〜！いい？今、何か問題が起こったら、今度こそこの寮、やばいんだからね〜！」 あんたが言うな、あんたが。 あと静にちゃんと性教育しないから航がする羽目に…。 ・夏祭り−強制イベント とても沙衣ちゃんが浴衣の着付け自分で出来るとは思えんのだが…。 しかしもー、サザンフィッシュオーナーの対応が良くも悪くもオトナなので、このイベントだと航のガキっぽさが強調されるよな。 海「凛奈ちゃん、あんなに似合ってるじゃない。何が不満なのよ？」 奈「むしろ似合ってることが問題なんでしょうねぇ…」 ｲｲﾖｲｲﾖｰ（・∀・）ﾉｼ 茜「ここでの航くんの感情の機微は後世の歴史家に委ねるとしても、わたし的にはチャンスなんだけどなぁ〜」 いや、後世の歴史家呼ばなくても分かるから。あなたの女心の細かい動きと一緒でｗ ・逢わせ石−凛奈イベント 凛奈追ってて、よーやくこのイベントが説得力を持つように…ってか、海己か凛奈の重要イベント貼ってないからどーにも違和感が。せめてこの二人以外の時のイベント置いといて欲しいよぅ。 航は茜と、凛奈は隆史と、お互いに仲睦まじい？ところを見てしまい、どっか残っていたわだかまり…はジャンクフードとビールが消し飛ばすくらいだから大したもんじゃないのだろ（ぉ それよりか、凛奈の左耳にピアスとしてつけられた「合わせ石」は、最近売り出されたものではなくてもっと昔、最初に作り出された頃のもの…で、売られるようになった頃に凛奈が島に来た…なんてことはないわけで、ということは…？ 凛「そっか…航は、その職人さんと仲が良かったんだ。そっか、そっかぁ…」 これまた妙に嬉しそうな凛奈が結構「？」。 ・サボリ−静イベント あ、あと少しでスルーコメントひねり出す苦労から……（汗 ・肝心なこと−条件付き強制イベント（凛奈） 夢の中で見た女の子は…凛奈だろな。 別れに際して何かを渡す航、んでそれが「合わせ石」なんだろうが…なんか読め易すぎてどっかにどんでん返しがあるに違いない…っつぅか日記ネタでやってるとそーゆー余計なこと考えてしまいがちなんだよね（汗 ・それは、12年前のことであった…−凛奈イベント 航にせがんで「合わせ石」を島で作っている工房に連れてきてもらう凛奈。 そこで、凛奈がピアスにしている石が紛う方無き10年以上前に初めてこの工房で作られた石だということが判明し、その出所も「さっぱり評判が良くなかったので近所の子供たちに配った」ものだということも判明。 そこまで分かって、凛奈に石を渡した子供が自分だとゆー想像に全く至らず、片割れの石を持っている「男の子」を探す凛奈に的外れなヤキモチを妬く朴念仁な航と、分かっててとぼけてるのか楽しげな凛奈…とゆー、こらまたオーソドックスな展開。 この先どんでん返しがあるかどーかは、まあ別として…オーソドックスな展開はオーソドックスなりに工夫は出来るので…… 凛「べ〜」 航「お前その仕草が可愛いとでも勘違いしてるだろ！」 上目遣いのまま、小さくて可愛い舌をちろりと出して、あっかんべ。 …可愛くないわけがないだろうこの大馬鹿野郎！ 航くん、順調に壊れてきてますｗ ・自由研究その１−宮穂イベント こちらスネーク。任務完了した（意味不明 ・男の子女の子−凛奈イベント 陸上の地区大会出場に向けた凛奈の壮行会ネタで盛り上がる女子ご一行… 航「凛奈と紀子と茜と茜のな」 隆「航…前から一言言いたかったんだが、お前って茜に対して随分と馴れ馴れしくないか？」 航「誉めれば勘繰るし、けなせば勘繰るし…」 あんたが俺に何を求めてるのかわかんないよ…隆史さん。 交換日記辺りから始めればいんでね？ さて、ど〜ゆ〜心境なのか、いまだに自分が凛奈に石の片割れを渡した本人だっちゅー結論に至らない航は、雅文を巻き込んでその相手を探すつもりらしい。その雅文は、とゆーと… 航「セットで持ってるか？それとも、片割れだけ？」 雅「な…っ？なんでお前にそんなこと言わなくちゃなんねえんだよ！？」 紀子に渡したなｗ（←現在進行形でなけりゃこんな反応しないハズ 航は凛奈のことで、という点は明らかにしたくない（一部方面にはバレバレですガ）ため、誰が石の相手を探しているのか、ということについて嘘をつくも、それにあっさり騙される雅文の人の良さ…あんた絶対マスターの弟子にはなれんわ。 そして、人の良さに関しては負けず劣らずな航。 隆「で、本当にいいのか？…凛奈ちゃんの、思い出の男なんか見つけて」 隆「本当にいいんだな？みんなで飯食ってるときに、他の男ののろけ話で盛り上がる彼女をずっと見てたって」 隆「本当にいいんだな？お前が屋根でギター弾いてたら、男に送られてきた彼女が玄関でキスしてても」 航「想像させんなそんなこと！」 …ま、そ〜ゆ〜こった。 そして、その場に入ってきた凛奈にバレるかと思いきや、絶妙のコンビネーションで見事に誤魔化しきる航とマスター…ｿﾉｶﾜﾘ、ﾅﾆｶﾀﾞｲｼﾞﾅﾓﾉｦ ﾅｸｼﾀｷﾓｽﾙｶﾞ あと「りんりんは却下〜」はスルーだからなっ！ ・あと一押しなんだけど…−凛奈イベント 夏休みの凛奈の部活に、弁当を持ってきた航。 どーもこの一週間ほどタイムが落ちてきている凛奈は、航から見るとプレッシャーが足りなくて力が出ないよーに見えるらしい…このニブちんがっ。 凛「こっちが、応えたいって思う気持ちの、重さが違う。…ものすごいプレッシャーだよ」 凛「よく知らない、知りたくもない人たちの『勝て』と、あたしのこと、好きでいてくれる人たちの『頑張って』とじゃ、違いすぎるんだよ」 ええ娘やなぁ･ﾟ･(ﾉД`;)･ﾟ･ そしてそのプレッシャーをどうにかしてやりたいと思うのは、「凛奈を好きでいる人」の一人としちゃ当然なわけなんだが… 航「どうすりゃ…いいわけ？」 凛「へぇ…どうにかする気、あるわけ？」 地雷踏んだ（汗 あんたがそれ言ったらダメだろう…なんつーか、航は自分の気持ちに関しては割と正しく類推出来てるんだろーが、凛奈のそれについてはまったく明後日の方向にしか捉えてねーとゆー…要するにやっぱ朴念仁なのでありましてー、って何言ってんだか。 凛「最初に特大ヒント出したのはそっちじゃないかぁ…あんたが…言ったんだよ？」 ・思い出の男の子？ と、凛奈に問いつめられて、夢に見た「女の子」のこと。 自分が渡した「合わせ石」のことを思い出し、壮行会もすっぽかして実家でその片割れを探す。 一方、プレッシャーに押しつぶされそうな凛奈は食事が全く喉を通らず、夜も寝られず、それでも明るく振る舞うが、会長は全てお見通しよっ！…というわけで、航が顔を出さないことへの怒りもそこそこに海己にその本音を明かす。 その頃、ようやく自分の持つ片割れを見つけた航、雅文の死体を乗り越えて（死んでない死んでない）、凛奈のもとへ…。 そして聞かされる「島で会った男の子」の話。 それから、凛奈の耳のピアスと、航の見つけた片割れの石を…ぴったり合わ………あれ？ ………。 ……。 …。 ＊ + 巛 ヽ 〒 ! + 。 + 。 ＊ 。 + 。 | | ＊ + / / ｲﾔｯﾎｩｩｩｩｩ!! ∧＿∧ / / （´∀｀ / / + 。 + 。 ＊ 。 ,- ｆ / ｭﾍ | ＊ + 。 + 。 + 〈＿｝ ） | / ! + 。 + + ＊ ./ ,ﾍ | ｶﾞﾀﾝ ||| j / | | ||| ―――――――――――― かっ、かっ、かっ… 勘違いｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!! _,,-―＝'''￣ ＿＿＿,,-―――＝''￣ ＿_,-―＝''￣ / ＿,,-―＝'''￣ ＿,,-―＝''￣ ヽ ／ + ￣￣ ＿,,-―＝'''￣ ＼ ／ . . . . ,,-＝''￣ ＿ノ ,＿ノ ヽ ／ . 。. ★ ☆ ,,,-'' / iﾆ)ヽ, /rj:ヽヽ ヽ／ 。. . -―''￣ ;〈 !:::::::c! |＿＿＿,/' {.::::::;､! 〉 | -┼- -┼- 丿~~~| |~~~~~| ＿＿ ■ ■ . |. (つ`''" | / `'ｰ''(つ. |. -┼- -┼- /~~~~/ 丿 | 丿 ▼ ▼ | . ///// | / /// | | 丶 | 丿 ／ 丿 ● ● ヽ γ´~⌒ヽ. | / / ――ヽ / ヽ | / /⌒ヽ、 ＼/ | |_/ ／ ヽ …興奮してｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。 いやだってさぁ、ここで上手くいったらストレート過ぎておもんないじゃんｗ そりゃ王道を歩むのも悪くは無いが、チョロQだって一度後ろに引くから勢いよく前に飛び出すんじゃないか！ よく分からんが、とりあえず先へ進もう。 結局、凛奈に石の片割れを渡したのは隆史だったとゆーことが判明。 その言によれば…よーするに、「凛奈は『石の君』に惚れてんでなくて、この島で会った航自身に…」とゆーことなのだが、やっぱりそこまで頭の回らん航。 その夜、沙衣ちゃんを拝み倒してどーにか取り次いでもらった凛奈にコトの真相を告げ、やっぱり「石の君」が大事と（違う方向に）勘違いしたまんま、凛奈に、こっ、こっ…告白。 その後、祝福とゆーかやっかみとゆーか、寮生一同から投げ込まれる野菜の数々。 ３日後、島に帰ってきた凛奈と引率の沙衣ちゃんを空港に迎えたのは航を除く一同。航は、とゆーと海岸でいじけとりました。 そして、一人黄昏れる航の視界に突如入ってきた凛奈。空港から走って、その場所へ。 海「凛奈ちゃん…頑張れ」 見送る海己がｾﾂﾅｽ（ノA｀） 航の告白に、元気を取り戻し、たっぷり食べてぐっすり寝て、出場したその試合の結果は、「全国大会の」トップに５秒足りない、ぶっちぎりの優勝。 凛「だって、だって…っ！あんたの『好き』って言葉が、あたしをこんなにしてくれたんだよ！？」 …いじょっ！！ オマケ。 隆「俺をここまで他の男の当て馬にした女のコは…あのコが初めてなんだけど」 多分このヒト、本命とはいいところまで行っても最後には振られるタイプなんでしょーね（ﾏﾃ 以下、続く。 ○いつか、同じ空の下(2006/08/24) いろいろありましたが（無い無い）、今回にていよいよオーラス。 長かったような長かったような気がします………ぉぃ（汗 ところで航の方の片割れって、誰に渡してたんだろ？ もしかして茜とか？…コワ ・なにも変わってない…？ 朝からケンコウに発情中〜♪ 奈「オフェンスらぶらぶファウル…」 宮「バスケットカウントご飯抜き…？」 平和やなぁ………。 ・やきもちツインカム どこのどいつだSOHCがDOHCより性能が劣るとゆーイメージ植え付けたのはっ！！（※ さて。 下級生女子に大人気な凛奈。そーゆー取り巻きっぽいのが苦手な凛奈は、薄情にもそれを放って帰ろうとしていた航に女の子たちを押しつけてロードワークに飛び出すが…いーのか？南栄生島随一の種馬…の一番弟子におにゃのこ預けて（汗 凛「どうしてあんなにちやほやされるのが得意なのよ！？なんで誰とでもすぐ仲良くなっちゃうのよ！？」 ほら。 ま〜それでもヤキモチを認めて（というかむしろ強行に主張して）、ちょっと拗ねたり慌てたり、それですぐもとの鞘に収まる辺り…うーむ、つきあい始めたカップルの典型的な初期段階ですな。 …冷静に診断する自分がｶﾅｽｨ 凛「彼氏は、いつでもたくさんの人と繋がってる…でも彼女は、彼氏を介してしか、人と繋がれない」 おや？ …ま、一応平和には違いない。 あ、ちなみに元ネタは「やきもちツインベル」ですな。やったことないけど。 ※主にト○タではあったりするが、今現在主力エンジンがSOHCのホ○ダもシ○ックの全盛期の頃はDOHCを煽ってたからなぁ… ・週に一度の安全日 どーも逢い引きのための理由をでっち上げる相談してるらしー二人だが…多分何考えたって他の寮生にはお見通しだと思うぞ…海己以外。 ………ってか、体操着ぷれいの時間作るためかい（汗 まぁ口に含んだものをどーしよーもなくなっているよりシュールな凛奈下半身丸出しな絵がそのーあのー。 凛「あ…でもさ。今後は、土曜にこだわらなくてもいいかも」 航「なんで？他の日だと、次の日の部活、ヤバいじゃん」 凛「だって今…足は、痛いけど、その、………の方は、いたくないし」 「週に一度」てそっちの意味かぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ！！！ オチ。 沙「…当人たちがバレてないと信じてる間は、可哀想だから騙されてあげようよ」 やっぱりな。というか海己にすらバレてるのがオチと言うべきか（ぉぃ 平和である。 ・フックせんちょ せんちょ、せんちょ…「せんせい」で「てんちょ」？ ………言うと思ったでしょ…言わないといけないと思ったけどさ。 スポーツ万能とそのぼーいっしゅなルックスで年下のおにゃのこの人気を集める凛奈が本領発揮っちゅ〜かピーターパンを演じるこのあざとさ。性格考えたらどう考えても無理めな海己のウェンディが乗り越えればドはまり間違い無し…なんだが。 紀「その活動的かつボーイッシュな魅力で下級生女子のハートをガッチリ掴んだ凛奈による『永遠の少年』！もはや狙いに行ったとしか思えないこの配役！」 うーむ、えぐい。 紀「そしてもう一つの売りが…見た目正統派美少女ヒロイン羽山海己との、らぶらぶ・いちゃいちゃ・倒錯カップル描写の数々！」 うーむ、本編で一番生き生きしてんなぁ、紀子が。 ところで航はどこ行ったかと思ったら、記述はすっとばして生徒会長になってたので大忙し…の上更にクラスの演劇にまで顔突っこむもんだから遅れて到着。 そんで航が現れた途端に…凛奈が女の子に戻ってるっちゅーのが、また、その妙にリアルとゆーか（汗 もしかして実際の演劇でもそーいうことあるのかね？ 凛「い、いや、あの、そのさぁ…あ、あたし…男っぽくなっちゃってなかったかなぁ？な〜んかその辺が気になっちゃって」 んにゃ、ピーターパンが「男」っぽくなったらマズイのは分かるが（「男の子」っぽいのはOK）、凛奈の心配はそっちじゃないだろうｗ どっちにしても平和である。 ・歴史的和解 凛奈が寮に入る切っ掛けになった、父親の「恋人」との面会…っつぅかこんなところで最大の懸念の一つを片づけていーのか？ いや、それは航と凛奈の普段のじゃれ合いっつーか漫才っつーか、そこをいきなり見られたことで（むしろ見せた）あっさり解決はしたんですが。 それにしても平和である。 凛「もう、この、あったかい場所から抜け出したくない。この半年間を、ずっと繰り返していたい」 平和…だよね、今のところは。 ・僕は、大人になんかなりたくない そお…忘れたフリしてたけど？この生活はあと半年もすれば終わりを告げるということは、分かり切っていたこと。 凛奈の足に注目が集まり、来年以降どうするか…という話になって、去年のうち、あるいは春までの間に凛奈を除く６人がもうそれぞれ決着をつけていた問題に、これから凛奈は挑む。 平和…は失われて、その価値を初めて実感するもんだ。 ・さよならネバーランド 前夜のゴタゴタ（いやマジで沙衣ちゃん使えねーわぁｗ）のせいで高見塚祭本番での凛奈のテンションは、下がりまくり。演劇の成功がおぼつかなくなり、泣きが入る監督の紀子…。 そして当然そこは土壇場とアドリブに強い航の出番だっ！ 航「わしは今、お前への復讐よりも、お前たちのママとなった、その女に興味がある」 雅「そいつはいい！ママさえ手に入れば、わしらはもう天下無敵でさぁ！」 うーむ、息ぴったり…つっても何処がアドリブなんだかよく分からんが、そもそもピーターパンてこんな話だったっけ？ 奈「なにこのマザコンども？」 宮「あ、でも、ピーターパンの世界観って、基本的に全員マザコンですよ〜？」 奈「救いがたいお話ね…」 なるほろ…そういやアリスは作者がロリコンだしなぁ（これはまるっきりホントというわけでもないらしいが←「それ散る」より←ぉぃ）。 とか外野のヨタを余所に舞台は進む。 航「どうだろうか…ウェンディ？わしらの…いや、わしの、たった一人の女性となってはくれぬか？ジェームズフック一生のお願い！」 海「え…え？えええええっ！？」 凛「こ、こらフック船長！いきなり何を言ってるんだ！？段取りもなにもかもメチャクチャだ！」 航「そんなこと言ったって、俺はこっちのがいいんだ！もうピーターパンと戦ってばかりってのは飽きた！」 凛「………なんだってぇ？」 その後は…そらもぉ痴話喧嘩を本番のステージ上で繰り広げ、切った張ったのと大忙し。 普段を知ってる人間にしてみりゃ…笑い事のよーな笑いごっちゃないよーな。 どっちにしても収まるべきところには、収まりま…あ、海己が 海「ネバーランドは、素晴らしい世界。夢と現実の間にある、子供たちの…わたしたちの、楽園」 海「でもね…違うの。ずぅっと、一緒には、いられない」 海「みんな、大人になるの。現実から、目を背けてはいられないの。ネバーランドは…思い出の、場所になるの」 凛「僕は、この島から出ていきたくない…やっと、やっと見つけたのに…僕の居場所を、見つけたってのに」 凛「ウェンディ！君は、そんなふうに考えたことはないの！？僕や、みんなや、好きな人と、別れても平気なの！？」 海「わたしが…あなたと同じ事を思わなかったと思う！？」 海「誰もが傷つかず、誰もが幸せに、いつまでも、この場所で暮らせるのならって…頑張ったし、我慢したし、神様にだって、祈ったの！」 海「でも…でもね…ここは、やっぱり、子供しか、いられない。誰かを傷つけなければ、居続けることは、できないの」 む…海己エンド先に見てると余計泣ける（T^T 海「わたしたちは、絶対に、帰ってくる。それは、春の大掃除のときだけかもしれないし、ずっと、いられるかもしれない」 凛「みんな…戻ってくる…かな？」 海「わたしたちが、大人になっても忘れなければ…飛べるんだって、信じていれば…絶対に…みんな帰ってくるから」 海「この…島に、帰ってくるから、ね？」 この島になにがしかの心地よさを覚え、それを永遠たれと思った人々の心に優しく響くその言葉に、凛奈は、舞台の上で泣きじゃくった…。 …この最後をピーターパンに擬して、最後をまるごと変えて、その上で物語に組み込んでしまった、丸戸氏のセンスに乾杯。 終夜祭、オクラホマミキサーの流れる校庭での、凛奈と海己の本当の和解と、海己が航に告げる惜別の言葉。 海「それじゃあね…さよなら、航」 うっ、うわぁぁぁぁぁぁぁ゜゜(´□｀｡)°゜。ﾜｰﾝ!! このイベントに関してはあんたが紛れもなく主役だったヨ…。 ところで学園長の陰謀ってどーなったんだろね？ ・わたるカンタービレ って、うぉぃっ！！ ここまで露骨なネタ採取って許されるんかなぁー（汗 （ちなみに元ネタ「のだめカンタービレ」ね…ここ最近一番お気に入りの漫画の一つ） 夜半、旧男子寮で一人ピアノを弾く（「スキル」の一つとはいっても、とんでもねー器用なヤツ…）航に、宮の怪談を思い出して「攻撃は最大の防御！」と幽霊相手に鉄パイプ握って襲いかかる凛奈。 しかし幽霊の正体見たり…の後に改めて襲いかかるかね…。 どーいうつもりだか知らないが、航は自分で作曲をし、凛奈にその詩を書いて欲しいのだと言う。凛奈は… 凛「みんなで…作ろうよ。この、歌」 凛「航とあたし、じゃなくて…さえちゃんも、会長さんも、宮も、静も、…そして海己も」 凛「そして…つぐみ寮合唱団で、歌おうよ」 それはとても素敵な思いつき。 ・姫始め30分一本勝負 大晦日に航が寝込む鬼の霍乱の状況。 航を看病する凛奈を代わろうと申し出る海己ではあったが、それを押しとどめて寮生一同を二年参りに送り出す凛奈曰く、 凛「何分くらい稼げ…じゃなくて、どのくらいで戻ってくる？」 おまいら…orz まあバレてるのはお約束〜。 ・約束された、再会 …春のとある日、島を自転車で回る航と凛奈。 「最悪」の出会いをしたサザンフィッシュ、凛奈が駆けた校庭のグラウンド、（気持ち）良いことも辛いこともあった教室、「離れる」ことを受け入れた体育館のステージ。 ちょっとずつ、ためていく凛奈。 マラソン大会のゴール地点。凛奈のために、仲間のために航が体を張った場所。 凛「どうだろ…？想像できないから、よくわからない」 航「あそこで怪我をしてない俺を、かぁ？」 凛「ううん…あそこで航を好きになってない、あたしを…」 それから一緒にあっちこっち回って、ゴールはあの砂浜。航が凛奈に告白した場所。 凛「異議ありっ！」 おや？ 凛「それだけど…それだけど、違うっ！航は、告白なんかしてくれなかった！あたしが告白した場所だよっ！」 航「いや、告白しただろ？確か？」 凛「どうやって！？」 航「えっと…確か………そうだ！『お前のこと二か月かけて、好きになった。だから三か月間、ずっと好きだった』だ！」 凛「何度聞いても…とろけるなぁ…」 …最早苦笑しか出ねっすorz そして、明後日につぐみ寮を卒寮する、子供たちがネバーランドを旅立つ日を迎えた夜。 お前は俺や、ここにいる仲間たちと別れることに、心を掻きむしられ、のたうち回ることになる お前が俺を失って、深く悲しむために、お前を、俺なしでいられなくしてやる 苦しんで、のたうちまわって、深く悲しんで、それでも最後まで笑顔でいられた。 キャンプファイヤーの前で誓った約束を守り、決して泣くことはしなかった凛奈。 新しい約束と、誓いをその対価に。 「逢わせ石」を指輪にしたものを、その指へ。自分と、凛奈の二人の分。 航「どんなに姿を変えようとも、この二つのかけらが合えば、俺は、ふたたびお前のことを思い出し、お前を愛す………てな」 本当は、凛奈の、出発の日に渡そうって思ってた。 けど、凛奈が、今日のこの日を、全て網膜に刻み込もうとしてるって、知ったから… 別れを刻んだその胸に、今ひとたび刻もう。 約束された、再会を。 ・エピローグ−近い空の下で その後、何年経ったか知らないが、凛奈はどっか遠くの国のマラソンに出場してる…が、相変わらず本番に弱いのは変わらないようで、テレビで観戦する、同窓会のために集まった旧つぐみ寮生が呆れるやら心配するやら。 痛む腹をかかえてロッカールームに駆け込み、薬を探す凛奈の携帯にかけてきたのは…航。 スタートの競技場、その何処とも知れない場所から、凛奈を見守っていた…というか罵倒するように激を飛ばす。 レースが終わった後の対面をせがむ凛奈に、航は言った。 航「あ〜…それがだなぁ。実は３時の飛行機で、日本に帰らないと。何しろ明日の同窓会の幹事だし」 航「というわけで、競技場にいられるのは、どれだけ粘っても………２時１５分ってとこか。そこまでにゴールすれば会えるかもな？」 凛「世界記録だそれは！」 いつも通りのやりとりに、いつも通りの凛奈の表情。「とんでもないことをしでかす」ときの。 号砲一発、スタート。ほんのすぐ近くの空の下の、約束の場所へ帰ってくるために。 良い話でした。マル。 …いやほら、散々こっぱずかしい書き方してる点で分かってもらえるでしょぉ（汗 ワタシ、ちょっとばかし良い場面は入れ込んでノリノリに書きますが、もっと良い場面は結構入れ込んで後のことを考えずに修飾過多に書いてしまうという悪い癖がっ！ いやま〜…どんでん返しがあるわけでないし、実は別れの場面をもーちょこっと掘り下げてくれると良かった気もするけれど、一つ一つの場面がすげぇ丁寧に描かれてまして、インパクト的なもんは例えばショコラの香奈子エンドなんぞには遠く及ばないけれど、終わった後の後味はショコラやパルフェなんかと比べても遜色ねーっつぅか、凛奈エンドはキャラの立ちが気持ちよいくらいハマってるせいか、むしろショコラ以降では最高に良かったっつーか。 世間的にはパルフェ辺りほどの評価じゃないらしいですけども、「一回やった時」の後味はこっちの方が良いけどなぁ、全般的に（逆に言えば日常パートの掘り下げがやや足りない気がする、というかこっちの「馴れ」もあるんだろけどね）。 まーとにかく良かったっす。 さ、CGモードで沙衣ちゃんのヒラメ顔でも堪能すっか（ぉぃ）と思ってタイトル画面に戻ったならば… 最初から始める、の上に現れた「約束の日」て…あー、そういえばCGモード全部埋まってないし、BGMリストにもまだ空きがあるし、結局航が合わせ石を渡した相手って誰なんだかいまだに不明だし（最後のはどうでもいいだろ）…というわけで、今しばらくお付き合いくだされませ。多分、今度こそ最後。 |