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この青空に約束を── |
これでとーとー終わりかぁ、と思ったらまだ残っていた延長戦。 こういうどんでん返しは大歓迎だぞぉ。 いつもながらのお約束。 本欄は管理人がゲームしながら妄想の限りをそれにおっつかない拙い文章でサーバーのHDDを無駄に埋めるコーナーです。 その性質上、ネタバレ無しで進行するのはこの世から黒く光るヤツを絶滅させるくらい無理なので、未プレイの人は即刻戻るべし。 ○この青空に果たされた約束を(2006/8/24) ・約束の日 野暮は言いたく無い。 ここまで来た道の長さと短さと、重さに惜別の情を抱けばこそ、と思いたい。 …ぶっちゃけるとゲームでお目々ｳﾙｳﾙってのはかなり久しぶりだった（汗 さ、これで終わ…ってないよCG埋まってないよBGM埋まってないよイベント埋まってないよorz あと何があるんだ…？ 教えて作品別スレっ！！ >Ｑ．茜ルートってあるの？ >Ａ．あります。 > 但し、全員クリア後のタイトルに出てくる「約束の日」をやった後に入れます。 あるんかいっ！！ >Ｑ．音楽モードの左の上から三番目が埋まらないんだけど？ >Ａ．「約束の日」後に、誰でもいいからエンドを迎えてください。 「さよならのかわりに」のボーカル入りバージョンのことか…。まあこれはセーブデータ活用で。 とりあえず海己のラストイベントのデータを呼び出してくりやー。OK。 これもつぐみ寮寮生会合唱団なわけね。通常バージョン。 でわ次…茜エンド…ってか、タイトルに「合わせ石」の片割れ……冗談で書いたつもりだったが、まさか、本当に…？（汗 それにしても茜ルートてどうやって入るんだ？ 以前の八方美人モードだとまた「何も起こらなかった」エンドに突入しそうな気がするんだけど…ま、いっか。他に見当つかないからそれでやってみよ。 ・茜ちゃんのちょっとだけブルーな日（本人談）−茜イベント よく見たらきっちり「茜イベント」と銘打ってあるじゃん！ でもま、ここで今更言及することは無いわけで…。 茜「ちょ〜っと紀ちゃんの方が立場強い気もするけど、それはそれでお似合いかもね〜」 いやー、「ちょ〜っと」どころじゃないと思うぞ、多分。 ・上れない石段 うぁ…これめっちゃブルーになるイベントなんだよなぁ…。 ・即席幼なじみ 茜ルートｷﾀ━━━━━━┌（_Д_┌ ）┐━━━━━━ !!!!! …冷静に考えると航にとっては相当艱難辛苦な日々になる予感が……ほら、いろんな意味で師匠を乗り越えないといけないし。 朝から星野家に襲撃かけた挙げ句朝食に上がり込んでまで無駄な世話焼きまくるハイテンションな茜と重々しいじいちゃんの対比が実にシュール。 学校に行ってもその騒々しさは相変わらず、しかし午後の授業が無い日にまで航の弁当をつくってくる甲斐甲斐しさ…？には一瞬情にほだされる場面があっても…って、その弁当、「あの」兄が作ったって………な、なんか怨念どころか毒でも混ざってそうで非常に怖ろしいものが…（滝汗 学校では、生徒会長として成績も維持し、それなりに教師受けも良くなっている航だけれど、それでも海己からの手紙を受け取っても胸を張れない自分に、鬱屈したものを抱いたまんま。そしてそれは周囲も感じていることであり… 沙「あんなのは、星野じゃないやい…っ」 まるでファンクラブの会員みたいな沙衣ちゃんであった。 ・最後の夏休み 教頭改め学園長ひっこめー。 超低空飛行な航に比較してヴァン・アレン帯から降りて来ないよーな茜。おまいさん見てると受験生ってのを忘れるよ…。 島に蔓延する、新町長のうざったい動静に倦いた生徒たちが期待したりとか、上がった成績に喜んでその先を望んでしまうじいちゃんとか、浮上のきっかけも無い航と違って周囲はいろいろ。 青いなぁ…いろいろと。 ・ヘタれた者ども だぁ〜〜〜〜〜っ、湿っぽっ！！ 沙衣ちゃんも航もど〜しよ〜も無いくらい潜行しとる。 部屋で一人酒に浸れないくらいに。 隆「なあ、航…お前はいつになったら航に戻るんだよ？」 隆「いつまで心配させとく気だ？俺や、雅文や、紀子や…茜を」 本気で心配してる…が。 航「この島が、まるっきり変わってしまって、思い出すものが、何もなくなった頃、かな」 ……（￣＾￣＃） そら誰だって怒るわ。 そ〜いう状況に涼風というにはあまりにも喧しい嵐を呼び込もうとする茜の存在は、隆史まで巻き込んでしまいそうな灰色フィールドにヒビを入れることが出来るか否か。 初めて茜がいいヤツに見えてきたｗ 茜「諦めないもん！今度はわたしが航くんを救ってあげるんだもん！」 ｿｳﾅﾉﾈ、ﾔｯﾊﾟﾘｿｳﾅﾉﾈ 沙「ごはん抜きの刑って…いっつもあの子が料理してんの？」 隆「いや、毎日俺が作ってるよ。…『ごはん抜きの刑』のときは、茜の分しか作らないけどな」 沙「………わかってはいたけど、隆史くん、あんた兄としては普段と違う生き物だね」 めっちゃツボに入ったｗ ・それでも祭りはやってきて 夏祭りに航が行きたがらない理由、それはそこがつぐみ寮跡に行く途中にあるからで…。 知ってか知らずか、 茜「…さって、航くん。いっちょ気合い入れて、神社までこの石段を駆け上がろ〜」 茜「…無理？」 茜「怖かったら、ずっと手を繋いでていいよ？」 うぉ？うぉぉぉぉぉ？ ここまでされて燃えるもの（誤字にあらず）が無かったら男じゃないぞっ！！ そーだそーだ、茜はただ単にお気楽極楽脳天気オーラ全開で振る舞ってるわけじゃないんだぞ！（とてもそうは見えないんですけど ほんの僅かだけれども、半年前の航が戻ってきそうになった時…「敵」は現れた。 敵から逃れるため…その足を向けた先、そこは航が負けたことを、守れなかったことを思い知らせるだけの場所…つぐみ寮が「あった」場所。 いつもと変わらない声で、いつもよりも必死な口調で、航のとなりに居続けようとする茜がせつねぇ…。 でも、航は逃げた。マラソン大会で飛び降りた崖から。一人で泣くために。 けれど、泣けない。もしかしたら、今の航には泣く資格こそ、無いのかもしれない。 茜「航君、航くん、わったるく〜ん…会いたかった、会いたかった、会いたかったよ…」 聞き慣れた、聞き慣れてしまった声がする。 でもそれは今、ただひたすらに深い慈愛に満ちた声。 茜「存分に泣いて、泣いて、泣きやんだら…そしたら、いいものあげるから」 茜「でも、泣きやんだら、元の航くんだよ？」 茜「明るくて、いばってて、カッコ良くて、優しくないけど、なんとなく誤魔化されちゃう、茜ちゃんの大好きな、わったるくんだよ〜？」 決壊した。いろんなものが。 そしてその後は、ただ取り戻されることを待つものが、前にあるだけ。 …ど〜でも良いけど茜にまでえてぃシーンあるのね。 ・果たされていた再会 夏休み終わって新学期早々…星野航、復活。 沙「あっはっはっはっは〜！これが笑わずにいられますかって〜！いきなりかましてくれちゃって〜」 吉「こりゃ、今日は緊急職員会議だなぁ。大丈夫かよ、星野の奴…」 沙衣ちゃんはともかくとして、吉倉センセ嬉しそうでつねｗ さて、復活した航一派の企みとゆーと…まずは「自分の言うことをきく次期生徒会長の選出」（というと身も蓋もないが それから、航のじいちゃんの町議への復帰。こればっかりは本人が承知するかどーかだが、「面白い！」の一言で承諾するじいちゃん……航そっくりやｗ かくして、島全土を巻き込む大喧嘩の幕は上がる。 それから、仲間たちを招いての祭りをひらこう。 …えーと。 最後まで気が付きやがらなかったorz ま、それも味でしょ、味ｗ とにかく終わった。全部終わった。 も〜何が良かったかって…「約束の日」の、泣きながらのコーラスだろー………。 いや、泣きながら歌ってんだもん、ホント。これはマジでやられた。 プレイした順番的にも今回はベストだったなぁ。大体やった順番で後のシナリオになると、実はその本心は…ってパターン多かったし、凛奈の終盤で歌を作るイベント見た直後にその歌を聴けたというのも大きい。 で、その「約束の日」は…実はこれ見るまでは微妙に不満あったのよね。 最初の最初っから、「別れ」を前提にして関係を築いてきた割に、その「別れ」の明確なシーンが無い、と（無論、軽んじているわけでなくて）。 ところがもぉ…それぞれがそれぞれの形で表す惜別の情と沙衣ちゃんの送辞でだんだん貯めを作り、奈緒子の半泣きになりながらの答辞に溢れそうになり、ラストの歌で堤防を越えちゃったい。 なんだかんだ言いながら、この連中が繰り広げる、笑いと喜びと闘争と（？）、それに負けないくらいおっきな悲しみってのに酔ってたんだろねぇ…。 こーいうパターンだと管理人の場合、「最後を見たくない、いつまでもこのままを見ていたい」とゆー感想が勝つことが多いのだが（特にとらハがその例として顕著）、最後があってこそそれまでの日常が際だつんだろ〜な〜。 まー、いろいろと恥ずかしい書き方してしまったが、そんだけ入れ込んだわけで。その割に時間かかってんじゃんというツッコミは無しの方向で。 次の日記は「うたわれるもの」で決定済み。 ようやく開封なったサントラCD聴きつつ、此度はこれにて幕（あ〜このフレーズも久しぶりやわ）。 長々のおつきあいありがとうございました。でわ。 |