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この青空に約束を── |
華も嵐も踏み越えて、や───────っと終わったマブラヴオルタ。 いつ凹んでやり飛ばそうと何度思ったことか…しかし、それもこれも後に控えるコレがあればこそ耐えられたに違いないっ…と力説できるだけの出来であることをいのろ う。 ショコラ、パルフェ制作スタッフによる田舎型ｶﾞｸｴﾝ生活ほのぼの？ライフの一幕、見せてもらおーか。 いつもながらのお約束。 本欄は管理人がゲームしながら妄想の限りをそれにおっつかない拙い文章でサーバーのHDDを無駄に埋めるコーナーです。 その性質上、ネタバレ無しで進行するのはこの世から黒く光るヤツを絶滅させるくらい無理なので、未プレイの人は即刻戻るべし。 ○インターミッション(2006/7/22) 予定通りというか予告通りというか、「何も無かった」エンディング。 ・上れない石段−エピローグ とりあえず海己ルート狙いでAct.2に入って、重要イベントすっとばせばOK。 …寂しー。 そういや次の年は航を除く寮生全員島を出て行ってるんだよな。 なんつーか、ヘタレエンド？（酷 で、邪魔者が消えたので茜は存分に航を独占してる、と。 しかし割と健気やなぁ…茜も。 これだけで終わってしまってはアレなので、これまでのところの感想とかを、少々。 既に書いたことであるが、ゲーム内でのエンディングを迎えた段階でも、当該ヒロインに抱える「問題」は必ずしも解決してるわけじゃない、ってのが面白い。 海己は周囲の人間の目や自分の親の関係が必ずしも納得いくものにはなってないし、宮穂はやっぱり島を離れてからの「戦い」が長く続いてるし、静も親と向き合うまでには至ってもその先に困難があるのは当然だろうし。 それらを語りはしても描写はせず、エピローグに突入してるというやり方は…パルフェと共通している点で、丸戸氏の持ち味なのかもしれないなぁ。 それが駄目、というわけではもちろん無く、むしろエンディング時点で前向きな余韻を残すという意味で効果的…な気がする。 統一された演出なんかどーかは、有り体に言って残る３人がそーいう雰囲気感じさせないんで微妙なところではあるが。 それと、立ち絵がやたらと豊富なのも効果を上げているのだろーが、場面ごとでのキャラの表情がかなり良い印象。 特に静のエンディング際の奈緒子なんかが白眉。台詞の途中で絵を入れ替える演出自体は（少数派だとは思うが）他のタイトルでも見かけるけれど、全体的なシステムの軽さが幸いしてころころと表情を変えるのが実にステキ。 あとは舞台演劇的な印象を受ける云々は前回書いたのでスルーして、さっさと次に進めましょ、先に。 ○本当に、どっちやねん(2006/7/26) 今の所最も謎（というか「プレイヤーが知らない」過去エピソード）の多そうな会長。 航の暴露手紙にあった、「初めてこの島に来た時」の姿とゆーのがどういうものだったか、むっちゃ気になるところで奈緒子ルート、吶喊します。 ・プロローグ〜嵐の前の激励 ど〜でも良いことだが、会長の髪飾り、どーにも植田まさしのアレに見えるのだが←最初の感想がそれかよ あと今回から、共通イベントはまとめて軽く感想書くだけにしときます。いい加減４回目ともなると印象薄くなるし、第一に会長の場合出番多すぎて追いかけてらんないノデ。 ・六人の妻たち−強制イベント 早速スルー。 ・恐怖の内弁慶−奈緒子イベント 奈「星野く〜ん。ねえ、星野くんってば〜」 猫なで声がｷｼｮ過ぎます、会長。 踊り場で止める足加減が怖すぎます、会長。 航に中身持たせて自分は空箱だけ持って先生からポイントゲットするその計算高さが恐ろしすぎます、会長。 …内弁慶じゃなくて外面が良いだけやん（汗 ・便利屋エージェント−強制イベント そしてスルー。 ・容姿端麗・才色兼備・品行方正・性格最悪？−奈緒子イベント とりあえず高校生をナンパする出水川重工社員への突っ込みはさておくとして、だ。 その男から取り上げた下心満載の指輪を、だ。 奈「ちょっといい値段だったから買ってもらったの。ほら、海己にでもあげたら？」 むー。態度はアレだが身内には気遣いな人やなぁ。性格が最悪なのは外に向けてだけちゃうん？…となると内弁慶だとか外面がどーだとかってのは完全に的を外した表現とゆーことになるのだが。 ・校庭十周とちょい−強制イベント ・あの日の真実…のヒント−強制イベント 会長出番ねーよー。 ・見えないお洒落と見えてる挑発−奈緒子イベント 会長の部屋から漂ってくるシンナーの匂い。よもや猫被るストレスに耐えかねてとーとー薬物に手を出したかっ！？と思いきや そんなドタバタの後はお約束のように黒パンツ見せながら挑発してからかう会長と、スケベなくせして身内には実は純情少年な航の ショートコントが繰り広げられるのでしたとさ。 奈「そう…航は、あたしのたった一人の男だもんねぇ〜」 何やら意味深な台詞ﾊｹｰﾝ。 ・つぐみ寮寮生会緊急総会−強制イベント ・誤解スパイラル−強制イベント 場を仕切っているために出番は多いんだが、今までの言動をなぞっているだけだしなぁ…。 ・どうせ誤解されるなら…−奈緒子イベント 序盤での会長の一番の見せ場ｷﾀ━━━━━━┌（_Д_┌ ）┐━━━━━━ !!!!! 怒りに任せて航に無茶な要求する会長かわいい…よ？いや、傍から見てる分にはね…。 奈「お茶っ！とびっきり熱いの！３分以内っ！」 奈「…（ずず）熱いっ！！！」 航「いやあんたが熱くしろって…」 奈「冷ましなさいっ！」 続けて書くともの凄いワガママやな（汗 まあそのなんだ、虫の好かない男に迫られて、体面維持のために強くも出られずにストレス溜めるのはええ〜んだが、三白眼で航の首締める会長怖可愛いよ（どんな日本語やねん そこにタイミング良く現れる純真な下級生。あってはいけない場面を見られた会長ぴんちっ！ 奈「星野君と…いえ、航とキスしてるとこ…見られちゃったんだ…」 …どう考えてもすんげぇ無理あるんだが、それで押し通せる辺りは積み重ねた虚像の成せる技かはたまた悪徳故の巨大さ故か。 どっちにしても首締められた挙げ句怪しい噂が流れて海己に対して（謂われのない）フォローをしないといけなくなった航が一番の被害者っつーことで。 ・PureLetter−強制イベント 百合（ｒｙ ぢゃねえや。今回は割と重要なポイントがあるのである。 奈「…で、唯一の三年生が、会長こと浅倉奈緒子。学園じゃ、全身を分厚い猫で覆って、正体のカケラも見えないけど、寮での暴君ぶりは知っての通りだ」 いや、そこじゃなくて次。 奈「あれでも島に来た当時は結構初々しくて、本当のお嬢様っぽかったんだけどな。まぁ、それがああなったのにも色々と理由があるわけで」 そう、ソコな。 その色々な理由ってのが気になるんですけどー。かなり。 あと笑いながら青筋（表示は赤いが）立てんといてください。怖いし（汗 オマケ。 奈「不平を言う暇があったら、少しは女の子をぐらつかせるような手紙を書きなさい。…時たまグッとくることを言う要領で」 あはははは。この時の会長かわええｗ …結局、本当にぐらつかせちゃってますがね。 流石に屋根の上のハーモニカ吹きはポエマーとしても一流。 ・楽しいよ−静イベント ・あの日と同じ雨−強制イベント ・激闘の予感−強制イベント 出番あんまし無いしまとめてスルーっ！！ ・女子○生家庭教師浅倉ナオコ−奈緒子イベント …誰がど〜見たって「女子大生家庭教師濱中アイ」だよなぁ（汗 それはそうと同じ「………」なのにニュアンス全然違って中の人GJ。 それと会長のイベントってお馬鹿な日常の一コマのよーに見えて、 正直、この人がいなければ、俺は高見塚に入れずに、漁師見習いやってた可能性もあったり。 とか、さりげなく過去を匂わせるよーなモノローグや台詞入れてくるとこが油断ならねぇ。 あとは青い三角定規見て何やら考え込むとことか、狙っている大学が八橋（って、パルフェの仁と里伽子が通ってた大学じゃねーか）で何か含むところがありそーだったり、伏線全部回収出来たら神シナリオになるかもしんない、という予感は感じないでもないけれど過剰な期待は後の落胆に繋がるからほどほどにしときたいのだが、今の所外し無いもんなぁ…。普通だったらかる〜く流すタイプの静だとか宮でもあれだったので…。 って、イベントの内容にちっとも触れてねーや。 ・かたちのある悪意−強制イベント ・ただ勝利のために−強制イベント メリハリの利いたかいちょさんイカス。イカスといえばヨーグルト。シャイニングフォースIVはまだですかいのぅ…（いつも以上にストライクゾーンの狭いネタだなあ…）。 宮「…いい加減その生き方疲れません？」 宮穂の台詞の中で一番説得力あると言ったら怒られるだろーか？ ・膝枕と報復と−条件付き強制イベント（奈緒子） 恒例の屋上イベントは浅倉奈緒子さんを迎えてお届けしますー。 てか、航ですら意外に過ぎるのかしら、この来訪は。 奈「これは『後ろ手にはにかみつつ、上目遣いで、気になる男の子を見つめる女の子』の構図なんだけど」 相変わらずどこまでが冗談でどこからが本気か判断しにくい御仁だ。 それでも、仲間達が他の人間に傷つけられるのが我慢ならないのは本気のようで、航が戸惑うほどに素直に学校側が航に出したちょっかいが許せなくて、あと半年少々のつぐみ寮での生活が侵されることを体張って防いでいる会長は、横暴で優しくて、手前勝手で頼りになって、航でなくても「どっちやねん」なんだな、これが。 この不思議な二面性が会長の……の？ …ツンデレとは言わんわな、こ〜ゆ〜のは。 ○航は伊達男か？(2006/7/30) 会長のためならえんやこらー（嘘ですジョークですほんの気の迷いですだから本気にしないｄあｑｗせｄｒｆｔｇｙふじｋぉ；ｐ） ・停学満了−強制イベント 両面焼きなんて邪道だ。 私は半熟の片面焼きに黄身を割って醤油をたらし、白身と混ぜたものをご飯にのせるもの以外認めない（いや、朝飯としてはコストパフォーマンス抜群なんですよ…半熟にするのが面倒だけど）。 あとど〜でもいいことかもしれんけど、７人がベランダに座ってるトコの絵、何気に静が凛奈側じゃない方に座ってるのが今にして自然に感じるなぁとか思ったり思わなかったり。 ・二人の、そういうとこ−海己イベント たちまちスルー（接頭語のネタも尽きてきたなあ）。 ・誰がための７２時間−奈緒子イベント ちょｗｗｗ普段着が素肌にガウン、にレベルアップｗｗｗｗｗｗ 中間テストの時に引き続き、今度は物理ですか。会長でなくてもひたすらにデジャブを感じさせる展開…？ 奈「そういうときは食欲を引き合いに出すのが、女の子に対するエチケットだと思うんだけど…」 あんた中間テストの時にど〜いう言動してたよ、をいｗ しかしながらそんなおちゃらけた？会長も指導に関しては本腰。しかも航の勉強みた後に自分の試験勉強やって三徹…。と思いきや、「航の」試験勉強の予習で三徹。 この流れでないと想像も出来ないことだけど、中間試験の時に航が教頭の策略にはまったのがよっぽど堪えたんだろうね。 ・会長←副会長←奈緒子−奈緒子イベント 航が、いつぞやの一年女子生徒が二人に その態度は…航くん気持ち悪いくらいに思い入れたっぷりに会長の実力を語るもんだから、果ては「のろけですかぁ？」とまで言われる始末とゆーか「いつぞや」の噂が残ってたらそ〜思われても仕方あるめえ。 と、その会長は、といえば。 実質四徹が響いて試験終了から二日経っても、生徒会室で爆睡せざるを得ないわけで。 そこまでした結果が、３２人中７位という成績で、しかも最後は「追試を免れるためだけに力振り絞った」という有様。 そこまでした目的が、つぐみ寮を守るということのため。自分を犠牲にしてでも、得たその結果には全然ショック受けてなくて。 それから、過去のお話がちょこっと。会長が会長じゃなくて、副会長？なんのこっちゃ？？ ・伝わらない復讐−海己イベント 奈「…そりゃいい感じに隠し味になったでしょうねぇ」 呆れ顔と声がナイス。ナイスなんだってばっ。 ・夏休みの始まり−強制イベント ガキども今のうちにたんまり楽しんでおけよぉ…大人になったら盆も正月も休みなんて無いんだからなぁっ！！！（血涙←割と特殊な例と思われ ・大人な二人の大人げない戦い−条件付き強制イベント（沙、奈） ほぼタイトルのまんま。捻りnothing。何気に年少組のイベントタイトル（子供な二人の〜）と対になっている辺りは芸が細かいが。 それにしても「ぷはぁ」と酒臭い息を吐く会長は大人とゆーよりわオヤジくさいな（汗 見所？は乳のアップだったり足の付け根辺りのアップだったり「上様っ！？」だったりするのであるが…（かすりん乙！！ 奈「どっちの水着姿が大人っぽい！？」 沙「どっちの水着姿が大人っぽい！？」 …あんたら実はすげぇ息があってるだろ。 ・バイト代の使途−奈緒子イベント 実はこれ重要イベントらしーのだが、一体どの辺が重要なんだろ…サザンフィッシュオーナーのシスコンが筋金どころか鉄骨入りだという点は理解したのだが。 奈「あれ以来…ハマちゃった？」 この文脈で行くと、会長と航の間にそれなりのナニかがあったとしか読めね〜んですが。 あと、 『誰』と比べて違うって？ 辺りとか。 ・夏祭り−強制イベント ・逢わせ石−条件付き強制イベント（凛） 祭関係はまとめてスルーだこのヤロウっ！ ・謝らないからデートしよう−奈緒子イベント うわっ、一見さん登場キャラにわざわざ立ち絵を用意するこの豪華さ。 しかも航のモテる話術を実地で披露するこの芸の細かさ…ﾒﾓﾒﾓφ（・_・ ）←素材に違いがありすぎるんだから無理だっつーの そしてそれを一部始終観察していた某生徒会会長様。 航「…何か御用ですか？お客様」 奈「お冷やお代わり」 航「それだけ？ねぇ、それだけ？」 またこんなとこにショコラのパロディ置いてあるしorz…分かる自分もど〜かと思うが。 で、会長が何しに来てるのかといいますと、 いや、こうして時々『勉強』と称しては、人の働きぶりに、一々ケチをつけに来る輩が来店することも、ままある。 …監視しに来てるよーにしか見えねーがなぁ。 ま、本人同士はともかく余人からしてみれば単なるﾎﾉﾎﾞﾉしたじゃれ合いにしか見えないやり取りが、微妙に凍りついたのは、航の不用意な発言が原因…島外の予備校の講習を受けにいかないのか？ 期末テストの成績が落ちたのは自分のせいだろうから、という航の真意はともかく、奈緒子はそれを仲間外れにするつもりか、と受け取って、普段あまり目にしない怒りの溜め込み方をして見せる。 『自分が過失と判断した場合においても、相手がそれを認めない限り、謝罪をしてはならない』 そんな、ちょっと昔の誓約を思い出し、とった手段はというと、それは「謝罪なしで、自発的に補償」する、航のバイト代を散在するデート？のお誘い。 それを知っている奈緒子の返事は、といえば… 奈「２０００円…返せ」 うん、こっちのが会長らしいわｗ ・肝心なこと−条件付き強制イベント（凛） ・お誕生会…？−宮穂イベント 未読のイベント回避するためだけに宮イベント選択してみるが…この流れだと浮きまくってんなあ（苦笑 ど〜も、奈緒子方向のイベント選択してると、他のキャラの影が薄いんよね。 ・二度目のデート−奈緒子イベント 二度目とゆーことは一度目があるのは理の当然でしてー。 さて、航がなけなしの労働の対価を会長に存分にむしり取られるハズだったデート「のようなもの」？は何故だか航を着せ替え人形として会長がなにやらご満悦になる会と化しましたとさ。 その真意や如何に？と思ったら、 奈「あたしの男を磨いてるんだから、あたしのために使ってるわけでしょう？」 おんやまぁ、こらまた男冥利に尽きる台詞だこと…な割に、航の機嫌はすこぶる悪し。 いい加減、俺への”表面上の”好意を隠さない会長に、昔、忘れたはずの、苛つきが募ってくる。 ここまで書いたら大体何があったか想像はつくってもんだが、それにしたってまた「昔」かヨ。 なんつ〜か、航を弄って楽しんでいるだけに見えて実は思わせぶりな「磨いている」なんつー台詞を言ってみたり、行動パターンから類推される会長の「タイプ」が二人でそれぞれに食い違ってしまってて、航は会長の言う方の「タイプ」に近い割には”社交辞令”で片づけられる側にまとめられる疎外感を味わってみたり、呼び捨て厳禁に拘る割に突然の無理矢理に近いキスは無罪放免？だったりとか矛盾の塊でわけわかめ。 まあ航が言い寄ったんだよな、これは確か。 そんで断られたとか…って、パルフェの仁と里伽子かよ（汗 ・当て馬 いやいきなり２年前とかに飛ばれてるんですが。 スレてない会長がめっちゃ新鮮。 …。 ……。 ………。 えーと、要約すると、航と初めて出会った頃、奈緒子には片思いしている相手がいて、そちらとお近づき（不粋な言い方やなぁ）になるために航を「利用」した、と？ んで、実は航は結構本気で、それなりに傷ついていた、と？ でぇ〜、結局奈緒子はそちらには告白も出来ず？どーいうわけだがその片思いしてる先輩の卒業の日に、航と…、と？ うーむ。やっぱりわけわかめ。 てかさ、やり方としては結構ずるいよな。 何度か書いてきたけど、舞台演劇っぽい、と思う理由の一つがこれで、この類のゲームにしては比較的珍しいことに、プレイヤー＝主人公ってのを前提にしていない。むしろプレイヤーを観客とする方に拘っているような気がする。 となると、当然のことながらプレイヤーの知り得ない「主人公の過去」があるわけで、それを軸にした話とゆーのは、いくらでもプレイヤーの印象を操作出来るわけで、そういう意味で「ずるい」と思う。 無論それが悪いと言ってるわけじゃないので、そこいらは誤解無きよう願いたいもんである…が、やっぱずりぃぞコンチクショウめっ！ ○狼少女の聖約(2006/8/3) よく考えてみたら静のクライマックスで会長ってば「あたしみたいな性悪より」云々言ってたなぁ。 だからどーしたってわけじゃないが。 ・照れが入った二人 航くん発情期に入りましたっ（いや、普段発情してねーのかってーと意見が別れるだろーけどさ）！ つーか照れてるのは航だけで会長はむしろ言葉責めだけだったのがかなり直接的になってるっちゅーかいきなり握るな（汗 しかしまー、際どくなってきたなぁ…ﾜｸﾜｸ。 ・外堀が… むしろ本領発揮するのはここから…。 サザンフィッシュで航の動向を気にしつつも「温泉旅行」阻止に動き、航が若いおねーさんと仲良くしてると航のツケでバカ食いし、あまつさえ「今度はホント」にメールアドレスを消去してしまう、策士なんだか感情のままに行動してるんだかわからん会長ステキｗ ま…それはともかくとして、そろそろ本気になったっぽい航であるが……？ ・八橋大学天体研究会 あ、またタイトルで内容の想像が容易に可能な展開か…（汗 今日が最後のおねーさん客との合コンかていい思いをしよーと画策してた雅文であったが、本命が決まったら一途な航に逃げられて茜を押しつけられる羽目に。 茜がいるとなればとーぜんシスコンのマスターも付属品で、「なんか楽しいこと」としか捉えていない茜はこともあろーに紀子まで引き込もうと…。 雅「とんでもないっ！？」 いや、気持ちは分かるが…。 一方、会長はとゆーと、寄るの触るのを社交辞令と被った猫でかわす今までを投げ捨てて、地を出しまくりの普段通り。 その変化に戸惑う雅文と茜であるが、航的には全然オッケー。 航「嫌な奴には、嫌な顔をする、好きな人のためだけに笑う、会長がいい」 しかしながら余人にはわからん妙なじゃれ合いが微笑まし…。 その様子を見て納得したよーな呆れたよーな隆史も含めて（ここで海己のことを持ち出す辺り、悪であるｗ）、まあまあ穏やかに過ぎるかな〜と思いきや…昔の男ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!（違 ・待ちぼうけ まあなんだ、実はこーいう展開比較的好きだったりして…。 バイトの休日、デートの約束の時間から１時間半、奈緒子は姿をあらわさず。 もしや昔の男（違うってんだろーが）と…いや〜な想像してたが、その男の方からつぐみ寮に現れて、その想像は目出度く外れ。 その男…辻崎は、かつて見た「いいひと」っぷりを発揮して、寮生たちは（そーいや出てきたのすげぇ久しぶりな感じがするｗ）呆れるやら感心するやら。 航は、ベランダの修繕をする辻崎を見て、奈緒子が彼をどう思っていたか想像する。 辻崎の方は超絶鈍感っぷりを発揮していたのだろう…と。 それから、辻崎は一度だけ会った航のことを思い出した。 島の人間なのに寮に入っていることを訝しがるも、その理由で「浅倉がいるから…？」の一言に声が暗くなるのは、辻崎が奈緒子の想いが行き先を失わせていたことへの怒りかどうか…？ でも俺はね、あなたの顔と名前、一度も忘れたこと、ありませんでした… 苦ぇ。苦えよ、航。 ・二度目の再会 過去話。 時期的には航の受験前で、奈緒子の航への告悔というか懺悔、かなぁ。 島の退屈な時間の、その中で前に進むために、唯一退屈ではなかった航との時間を巻き込んで、前に進もうとしたこと、航を利用したことの、謝罪。 夜半、辻崎がいつも天体観測してた場所、変わらずそこで望遠鏡を覗く辻崎の前に現れた奈緒子。 …って、ここでイベント終わりかーいっ！！ 気を持たせるなぁ、もぉっ！！（ｲﾗｲﾗｲﾗ ・負けるもんか負けるもんか 続けて言うとうる星やつらのボーイ・ミーツ・ガールを思い出しますね←古すぎる上に間違ってる 寝付くたびに同じ夢を見てしまい、ほとんど寝られなかった航は休み明けのバイトをアクビと共に過ごしておった。というかこの男、ここ一番の時ってほんっと寝ないねぇ…。そういやパルフェの由飛ルートもクライマックスはそおいう描写あったし、これも丸戸氏の癖かしらん。 雅「いきなり抜けがけかよ！？」 …静の時は宮穂が落としてたが、今回は雅文が落とし担当なのね。 雅「べっつに今からお前が参加するって言ったって、『あ、こいつフられてやがんの〜、だっせ〜』とか、口に出しては言わないからさぁ」 航「うがぁぁぁ〜！！！」 むしろ航を精神的に落とす側、ということで（なんか普段の恨みがこもってんなぁ）。 ・贖罪と制約と あ、誓約じゃなくて制約なのね。どーでもいいけど。 とりあえずまた過去編。 「あれ」から一ヶ月後、航は高見塚に合格して寮に入ることに。 ところがそこには、「島を出て全寮制の高校（汗）に編入していった」はずの奈緒子が。 奈緒子は奈緒子で、航は「高見塚落ちたから島を出て全寮制の高校（汗汗）に編入（←入学してないのに編入はないだろ…）」したと思ってたのだけど、二人にそう吹き込んだ「あの人」って誰よ。 ちなみに航が入寮、この後に海己も入寮ということで…ここから発売前に公開されたwebドラマ海己編に繋がるのね…あの時の奈緒子の微妙な態度に納得いった。海己って意外に鋭いんだなぁ…。 あと、 航「ほ、星野航と浅倉奈緒子の間の………間のぉ………」 奈「性交渉」 航「…しくしくしく」 奈「何よ？」 航「俺の女神が…天界から墜ちちゃったよぅ」 奈「っ！二度とそういう未練たらたらな台詞が言えなくなるくらい、完膚無きまでに幻滅させてやるから覚悟しときなさい！」 もしかして奈緒子の傲慢で高飛車で女王様な態度って、そのために作ったものだったのか…？ ・深まる亀裂 そういや他のキャラだとそろそろ季節は秋だよなぁ、と思いつつキャラルートイベントの数を数えてみた。 海己：１２個、宮穂：１１個、静：８個で、奈緒子のところは類推になるが、これが１３個。メインヒロインっぽい扱いの海己より多いとわ…（汗 本題。 海己編もそーだったけど、一応過去の話を承知している存在として隆史の存在感が重くなってきたなー。 「あの人」もこの人だったし。 話の都合上とはいえ、 隆「俺は奈緒子ちゃんとお前は合わないと思う。お前ら、縁が無いって」 なんつーことも言わせてるし。その直後実例が出てきた段階に至っては… 奈「本当にごめんなさいね。話し込んじゃって。ヒロ先輩、今の時間が一番眠い頃でしょ？」 つーか会長、なんで航がいると分かり切っているサザンフィッシュでわざわざそれやるか（汗 …今度は逆に、航への当て馬にしてたりしてｗ ・今度こそ、本当に、さよなら 悩める青少年は夜空に向かってギターをかき鳴らすのが定番だッ！！ …航が本当に困った時、何故か側にいる海己である。 茜のところに凛奈や紀子と一緒にお泊まり会にいったはずなのに、と問うと、 海「あ、あ〜、あれはね…ちょっとした事情で、お開きになった…」 雅文…修羅場ったな（・∀・）ﾆﾔﾆﾔ ま〜こっちのネタを弄るのも楽しいが、それは横においといて。 海「ふられることなんかないよ…だって、あのひとは、航のこと大好きだもん。だから、航が諦めなければ、絶対に…」 「あのひと」と固有名詞を出さない辺りに海己の複雑な心境が伺えたり。 それでも、海己は航の話を聞く。航は誓約に反しても、海己に話しをする。航が泣けない分、海己が泣く。 海「届くからね…絶対に、航の気持ちは、奈緒子さんに、届くからね？」 悩みながら考えながら、航が話を終えて疲れて眠る頃、海己は「あのひと」を「奈緒子さん」と、呼んでいた。 …あ〜、ここのタイトルの「さよなら」ってのは、「航と海己」の話だったのかぁ……そう思うと泣ける。ふぐぅ。 ・星野航復活！ そしてぐっっっすり寝て起きた航は、早出の予定だったにも関わらず、夕方にバイトへ。 社交辞令のつもりで雅文に帰っていいぞー、と言うと本当にその通りにしやがんの。 隆「あ〜…帰れ帰れ。きっとその方が傷が浅いぞ」 やっぱりなｗ しかもお持ち帰りに成功して「いざ！」という時の状況を紀子に見られたとあっちゃあ…いや〜、恐いですねー怖ろしいですねー紀ちゃんの表情が目に浮かぶようで…めっちゃ楽しい（鬼 で、冗談はさておき。 航は海己の「最後の」背中押しに励まされ、ただ前向きに、ひたむきに、奈緒子を追っかけると決めてはいるけれど…。 隆「奈緒子ちゃんが、何をしていても、あるがままを受け入れられるのかって、聞いてる」 そう言った隆史から受け取ったのは、辻崎と奈緒子が夜、会っている場所のメモ。 さて。 ・本当に、ヤな女 暮夜、星空を見上げる辻崎と奈緒子…どんな話をしているのかと思いきや…航の思い出を語ってる。 最初は趣味から外れていたこと。軽薄な面と、時折見せる子供っぽさとのギャップが面白かったこと。話してて、楽しかったこと。騙して、傷つけて、航が本当に傷ついたこと。その罪悪感から逃れるためだけに、体を許したこと。その後に気が付いたこと。 隆史に吹き込まれた嘘があって、最後と信じていたからこそ、結ばれたその時。 再会した後は、その「奇跡」を無かったこととして、最初から関係を築き直そうとした。そうしなければ、自身の罪が赦されることが無いだろうと思って。 それから、最近のことを話す。 「あの頃」と変わってしまった自分と、変わっていない…戻ってきた航のことを。 それに気が付き、自分も「あの頃」に戻ったと知ったけれど。 奈「けど、あたしからはダメ。だって、あのルールは、あたしが作ったものだから。だから、あいつに、破らせるしかない」 奈緒子を赦せるのは、航しかいないのだから。 けれど、そのことをどうして航に直接言わないのかと問われても、航を傷つけたから、その後ろめたさが航に信じてもらえる自信が無いと、言わせる。受け入れられる自信が無いと思わせる。 そんな弱さが、周りをまた巻き込む。 奈「えっと…言いにくいんですけど、先輩に、協力してもらえないかなって」 奈「島を出て行く前に、あいつに会って、言ってあげて欲しいんです」 奈「『浅倉奈緒子は自分にとって最悪の女だ』でも、『あんな女に言い寄られたなんて、思い出すだけで虫酸が走る』でも何でもいいんです…」 辻「浅倉…君って、根本のところでは、何も変わってないんだな…」 うん、それは俺もそう思う。 昔、航を当て馬にしたのと同じように、今度は辻崎を当て馬にしようとしてるもんなぁ。 客観的に見て、確かにヤな女、だ。 辻「なぁ、本当に、こんな浅倉でいいのか？…星野くん」 見えてなさそうな糸目の割に、最後の最後で鋭いところを見せてくれましたね、先輩ｗ 航「申し訳ないっす！本人に悪気は……あるんですけど、あんま罪の意識とかないんで」 ちょｗｗｗあんた正直過ぎｗｗｗｗｗ 今までの真面目な展開が全て……結実してるやんｗ 航「こんなヤな女ですけど…俺、このひとのこと、大好きですからっ！」 航「辻崎先輩には、大変ご迷惑をおかけしましたが、個人的には嬉しくて嬉しくてどうしようもなく…重ね重ね、申し訳ありませんっ！」 そして航は…奈緒子の両の拳に沈没させられた……あはははは（汗 あとは…ま、書くこともないでしょ。それこそ不粋とゆーもんだ。 それにしてもそんな話を毎晩聞かされてた辻崎先輩…気の毒と言えば気の毒な人やなぁ。勝手に惚れられて、その相手がいつの間にか他の男の子を好きになっていて、今度は自分が当て馬にされそうになってるとあっちゃあ……やっぱ気の毒過ぎて涙も出ねーや（ｼｸｼｸ きっと、会長の、あまりにも身勝手な行動に、あの温厚な人でさえ、音を上げたんだろうなぁって。 誤解して落ち込んでた俺を、助けようとしたのと同時に、自分も、助けて欲しかったんだろうなって。 （つＡＴ） ・五箇条の彼女 …なんかすんげぇ久しぶりに凛奈見た気がする（ぉぃ 奈緒子は航でも届きそうな大学の進学へと歩を着々と進め、それでも航にとってはギリギリの線であるが故に、テスト前には繰り返されてきた光景が今回も、つーか今後も繰り返されるのでありました…半年限定で、な。 奈「あたしは、あんたに翼をつけてあげたいの」 奈「全て生え揃わせるのは無理かもしれないけれど、あんたが、自力で、その作業を続けられるまでには、必ず、してみせる」 奈「そしてあたしは…あたしはね…お前の巣になれるよう、頑張るよ」 うーむ、エロゲでここまで幸せそうな台詞って初めて見た気がする。 ところでさぁ… 航「おめでと…本当に、大学生に、なるんだな。…なっちゃうんだなぁ」 感慨深げに言うのは結構なんだが、「大学生」ってハッキリ書いてしまっていいのか？（滝汗 ・新たな思い出の場所〜エピローグ 奈「………あたしと会えない間、ちゃんと二次元で我慢した？」 …二次元を我慢出来ずに破綻した関係が少なくないこの世においてなんつー豪快な台詞……（まあ多分意味違うだろーけど）。 とかでムードぶち壊しにしてしもーたが（汗 晴れてもう一度、奈緒子の後輩になった航が奈緒子と住む場所は「つぐみ」の名を冠した場所で、その奈緒子は満面の笑みで以て航を迎える…この時の一枚絵、すんげぇ気に入りました。 とゆ〜わけで、思ってたよりも長かった奈緒子ルート、終わり。 いや…静ルートの時と違って、やりながらメモしてた（あっちは更新する部分のプレイが終わってからもう一度メモ取り直してた）ので、今回はそれなりに臨場感がある…と思うんだが。 奈緒子ルートはいわゆる「騙しシナリオ」。 これに関してはパルフェの玲愛ルートが同様に騙しシナリオで、あの時は最初にやった時の印象が、「いまひとつ納得できねー」だったというのに比べると（一応フォローしとくと、タネを知っておいてやれば結構良い感じでしたよ、と）、もいい加減展開読めてたし、その分「さぁ〜て、どう片づけるんかなぁ」と何を楽しめば良いのかをハッキリと認知した状態で読み進めていけたんで、全く問題無し。 この分に限って言えば、プレイヤーと主人公の視点の乖離は良い方に作用してたと思う…つか、どのシナリオも乖離していること前提のシナリオなんですがね。 また、奈緒子のキャラが極めて立っているため、話の面白さというよりもその話の中でのキャラの動向や会話の組み立てでどう楽しむか、それからどういう印象を受けるのか、というどう読めば一番面白いか、っちゅーポイントが明確だったのも特徴だった。 キャラが立ってるっちゅーのはこれに限らず丸戸氏のシナリオ全体に通じる特徴なんで、殊更に特筆するほどでも無いのかもしれんけど、少なくとも今作においては今の所キャラクターと話の内容が最も良い具合に合致していたシナリオだなー。 まあそうは言っても一番感情移入してしまったのは辻崎先輩なんだがね（我ながら悲しー… でわお次は沙衣ちゃんルート。 いろいろと問題ありそうな展開なんだが、はてさて…。 |