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マブラヴ オルタネイティブ |
これに関しては本サイト内でページを設けず、掲示板で展開していました。 終了後、掲示板のログが流れるに任せてましたが、（大した内容じゃないとはいえ）せっかく書いたのだからそのまま流すのは勿体ねーなーと思いましたので、ページを作って置いておくことにします。故に簡易版となっており、また既に終わっているものをいちいち右側のサブメニューから日付に向けて飛ばす必要も感じませんでしたので、全部一斉表示となっております。あらかじめご了承くださいませ。 この記事はプレイ日記とゆーよりも単なる感想をうだうだ書き汚したページに過ぎません。 プレイ当時の悶絶っぷりを思いだしながら読み進めて頂くとより一層楽しめるといいなぁ、っつかそもそもそんな他人様を楽しませる文章力なんぞ無いので適当に適当に。 言うまでもありませんが、遠慮無くなくネタバレです。未プレイの方は是非前作の「マブラヴ」と併せてプレイしてからご覧下さいと普段なら言うところですがこのゲーム全く以て他人様にはお勧め出来ません。 クソゲーっちゅーわけじゃないんですが、著しく人を選びます。鬱燃えと息苦しい展開とミリタリーに抵抗の無い方のみプレイすると確率２５％くらいで気に入るんじゃないかなあ。その代わり、気に入った人にはとことん評判良いようですが。 ○序のようなもの(2006/3/2) やー…一晩舌の根を乾かした甲斐があった＜そういう問題ではない え゛？グロ？ 気 に す る な。 救いのない終わり方だって？ 知 っ た こ と か。 結局…我々の目の前にあるのはオルタでありそれ以上でもそれ以下でもなく、そして３年の月日を経て我々の前に姿を現したそれは多分こんなヤツ↓ ／￣￣￣￣￣￣＼ ／ ＼ / ヽ l::::::::. （●） （●） | ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ・・・ |:::::::::: ＼＿＿＿＿／ | |::::::::::::::: |>>ﾏﾘﾓ/ | ヽ:::::::::::::::::. | /| | ノ // | | )) Ｕ .Ｕ …そうじゃねえだろ i||i○|￣|＿ まぁじんわりやる気は沸いてきたけども、いちいちHTMLでページ起こすほどでもないので、掲示板でやっちゃいます。 詳細な突っ込みも多分無し。いつも以上に感想文感が多めになると…。 あと当然ネタバレなのでその点はよろしゅーに。 ○何この燃えソング(2006/3/2) それにしてもホントーにアンリミの繰り返しなのね。 武ちゃんの記憶と肉体はアンリミのキャラ別エンド時のものらしいけど。 …ということは、207隊の他のメンツより武ちゃん３歳ほど年上って計算か。 で、半日ほどやって、HSSTが落ちて「こなかった」ところまで。 アンリミと同じよーに推移する部分は推移して、そーでもないところはそれなりに。 ギャグシーンもあるけど、武ちゃんと同様に（アンリミ的に）救いの無い未来を知っている分素直に笑えないよなぁ。知ってかしらいでかギャグが少なめだし。 あと、霞の台詞読んでると「おや？」と思う点がいくつかあった。 確実にオルタで追加された台詞。 武ちゃんを起こした時に「起こしていたんですね」みたいな台詞あったけど、もしかしてそれは霞オリジナルの記憶とゆーよりは何らかの手段で（まあシリンダーの中の脳だろーが）純夏の記憶を移したとかコピーしたとか、そーいう感じなんでは…？と妄想。 他は流れとしてはちょこちょこっと違うけども基本的にはアンリミと一緒なので受け取り方は違えども話としてはそう大差ないかなぁ。 横浜基地の真下にハイブがあるとか、HSST墜落事件の裏側の想像とか、既知ではない話もあるけど、全体の謎を解く鍵になるってほどでもない。 演出面はオープニングの横浜ハイブ探索シーンがえらい凝ってんなぁ、と思ったことと、オープニングムービーのノリが…これって確か世間的には「エロゲー」とか、「美少女ゲーム」って呼ばれる内容だよナ…？出てくるおっさんは異常に渋いわ曲が漢臭すぎるわでえらいことにっ。 画面演出としてはさすがにアンリミを辿っている段階だから他はそれほど驚愕することも無し。 初日の感想としてはこんなもん。 あ、あとアンリミの時点から武ちゃん時間で３年経ってるわけだけども、まさかリアルでそれと同じ時間経ってるとわ想像しなかったデスヨ…。 …もしかして、度重なる延期もわざとだった……？＜ありえんありえん ○３年越しの伏線回収(2006/3/4) う〜〜〜〜〜む。 「どこからか転がり出てきた純夏の靴」 「純夏が会ったという変な武ちゃん」 とか。 いちおエキストラから伏線貼ってあったのね。 というわけで、ボチボチと帰省できるようになってまいりました。 ここまで来るとエキストラ編は、オルタで「帰りたい」とプレイヤーに思わせるため「だけ」の仕掛けに思えてきた…。 ただ、純夏がそう思えるだけのキャラかってーと…はて？（ぉ あと、HSSTが落ちてくる件が無いとたまが上がり症を克服出来ていない気がするし、無理矢理にOS書き換えて勝ってしまうことで彩峰と委員長の確執も解決できてない気がするし、ここらの「歪み」が先々影を落としそうな感じがするんだがどんなもんでしょ？ 霞が益々謎な行動を。 「あーん」は良かった。「あーん」は。 唖然とする一同の一枚絵が、ギャグが少なめのオルタではオアシスに感じるよ…。 アンリミでも感じたことだったけど、武の思考を通じて「平和」の意味が語られる（ぶっちゃけ良心的日本人にとっては不愉快な方向で）のも今回あるよなぁ…。 前作の寸評に書いたことだけども、特に２０世紀末と違って隣国との緊張感が高まっている昨今、戦争だって全く他人事ではなくなっている今にしてみれば、やっぱ多少は思うところがある場所を微妙に突いてくる表現してると思う。 ま、エンタメ作品でそこまで深く洞察することも無いんだろーけども、「戦争という日常」を意識せざるを得なくなってる現状では不思議に説得力を持ってしまうと思う。 意図してやってることかどうかは、さておき。 こんなところで、実のところ順調に進捗してるというわけでも無いのだけれども、基本的にはこれはゲームやってる限りは毎日何かしら書くつもりです。…いや、しばらく積んでおくと書いた次の日から始める人間の言うことに説得力無いのは承知してるんですが。 ○きな臭くなってきたなあ(2006/3/5) あんまし進んでいなくて、アンリミでは起こらなかったアメリカ第７艦隊の横浜基地進駐でごたごたのあたりまで。 ここらまで来ると、「結局人類の敵は人類」って話なのかしらん…て気がしてきた。 オルタネイティブ３の成果である霞の由来も聞かされたし、人類内部での対立がにわかに露わになってきたとか、どーやらｲﾛｲﾛと動き始めてきた模様。 たまパパが呑気とーさんってだけでのーて（そういやアンリミのエピローグじゃ暗殺されたことになってたな）、陰謀劇の一役を担っているっぽいとか…穏やかじゃねーなぁ。 あと基地指令がアナゴさんで変更無かったのは良かったヨｗ ○序盤感想(2006/3/5) 進んでませんっさっぱりッッッ！！ …というわけなので、ここまででの感想をば少々。 ・相変わらず正体不明のBETA オープニングで国連軍の戦術機が遭遇した横浜ハイブ内くらいのもので、ゲーム中では全く姿を現していないBETA。 んで、米国がBETAの直接的被害を受けていないこと、戦後の世界統治についての陰謀論云々を勘案するに、BETAって米国の兵器だったりして…。 ・画面ひろっ 1024x800か？ワイド画面てのはゲームじゃ珍しいけども、よくよく考えると市販PCや液晶ディスプレイなんかではワイド型のものが多くなってきたことを考えると方向性としてはアリなんだろーなあ。 HDMI出力に対応したグラボが出てきていること、大型のワイドテレビが普及していること等もあって、ageによれば液晶テレビ出力を推奨してるけども、まぁ結構な迫力あるんだろーなぁ。最早大型テレビでのPCゲームってのはFPSだけの独占じゃないんでしょう。 …早くFEDのテレビ出てこないかしらん。 ・画面効果は… 吹雪が飛び跳ねるシーンは前作に比べると動きが速くなってることと、吹雪のポーズパターンが増えていることでかなり自然になってます。 まあ序盤の隊列を組んでいるシーンを見てしまった後では物足りなさを感じますけども…後半はあーいう感じになってるといいなぁ。 いじょ。 更新作業も終わったので早速続きをばー。 ○たまの髪型は(2006/3/9) シリアス な場面だと緊張感削ぐこと甚だし…。 さて、突然の警報、司令室での怪しいやりとりの後、武達が派遣されたのは芦ノ湖湖畔の城…つーか、アンリミまで「帝家」としてたのをいきなり「将軍家」ってのは流石にどうだろうねぇ。 まさか現実の皇室や宮内庁関係から抗議を受けたとも思えないけども、ここから先の展開を考えるに遠慮したのかしら。人…というか、「日本人」としての寄る辺を「国」という名称で代表されるものに託したという意味で、保守的っつーか一歩間違うと国粋的というか、そーゆー風に捉えられかねない要素が濃い分、「将軍」というファンタジー的なものを重要な位置に据えた、んじゃないかんぁとか思ってみる。 エクストラでは既に事故で亡くなってた（と思われる）冥夜の双子の姉が、ここでようやく登場。しかも「皇帝」から内政の委託を受けた「征威大将軍」として。 そして、その言動が武の「この世界」を救うために尽力することへの迷いを晴らす…というだけと言ってはなんであるけど、つまるところそーいう展開がえらい長かったなぁ。 ６０分の休戦時間をリアルで６０分経過してたよーな気がするわ（苦笑 というわけで、クーデターは様々な思惑を秘めたままに鎮圧され、武には「この世界」を救うことの誓いが残された。 ちなみにウォーケン少佐は漢だねぇ…と思った。 ○初陣(2006/3/9) オルタネイティブ４の理論の中核となるはずの、夕呼ｾﾝｾの論文ゲット。 ついでに言えばこの１２月１０日はエクストラでもパスされてなかった日なので、なんとなくエクストラを起動して１０日やってみたけど…特に伏線っぽいのは無かったね。 まあエクストラで夕呼ｾﾝｾに押しつけられた理不尽な作業の正体が分かって…ねーやｗ 結局５万枚のうち４９９００枚は一体なんだったんだろう…。 原隊復帰。 武が発案したっちゅー新OSのトライアルがほとんど運動会のノリで行われてた。 ここでまー、仮想敵機部隊の連中にも認められたりとか、万事順調に進んでいたかと思いきや…午後の模擬戦の最中にいきなりBETAが現る！！ …ここの戦闘描写がえらい怖い。 暗示と興奮剤でバッドトリップしている武のモノローグに被せられる、混乱した通信状況、救援を要請する部隊と冷徹な司令部の指示が交錯してなんか、ここで初めて「人類の存亡の危機」ってのを実感させられた気がする…。 ほらさ、ゲーム中でのこととはいっても実感沸いてなかったんだよね。 実際、対BETAの実戦ってのがアンリミから通じてもこれまで皆無だったことと（アンリミのシミュレータでBETAの影に怯えた時なんかの比じゃない）、武主観でエクストラからひきずったどこか緊張感の欠けた人間関係が邪魔してたからだと思うんだけど。 それがまぁ、今まで培った自信も自負も吹き飛ぶ悲惨な負け戦。 うむ、「悲惨」の一言に尽きるわ。為す術なく蹂躙される味方、貫かれたコックピットから漏れ出る血飛沫、混乱したままBETAに立ち向かっていってはみたものの死の一歩手前でションベン漏らして死にたくねぇと泣き喚いて…。 そんで、なんとか生き残りはしたけれど、仲間も慰める言葉を持てず、何もかも失った状態で打ちひしがれてたり。 そんな武を自分の体験を語りながらまりもちゃんが慰めてくれる。 思い出した「元の世界」のように、武に接するまりもちゃんに礼を言った武が振り返るｔ うわぁぁぁぁっぁぁぁまりもちゃんがまりもちゃんがぁぁっぁぁぁぁぁ！！！！！！！
○ﾀﾞﾚｶﾀｽｹﾃ(2006/3/10) あんなことがあった後では流石に致し方があるまいとはいえ、ゲーム主人公的にはかなり良い男であった武がこーも凹むとはなぁ…それをリアルに理解出来てしまえるこの演出と展開がｵｿﾛｼｲ。 薬の影響なのか、悲しいのに涙も出ない自分に苛立って、冥夜に八つ当たりして、そんでもって霞に「よわむし」と罵られて逃げ帰ってきた「元の世界」。 そこは相変わらず平和で純夏がいて、まりもちゃんは生きていて、安心して過ごせる場所であるはずなのに、「狂った世界」を持ち込んだ武の言動はその後悔と挫折感からか、周囲を戸惑わせるばかり。 生きていたまりもちゃんに泣きつくと、やっぱりまりもちゃんはまりもちゃんである。 「あっちの世界」の時と同じように自分の弱さを正面から受け止めてくれる恩師の存在が、武に涙を流させてくれた。 …ってのに。 うわぁぁぁぁっぁぁぁまりもちゃんがまりもちゃんがぁぁっぁぁぁぁぁ！！！！！！！
○逃げちゃダメだ（泣(2006/3/11) なんか 冥夜が武の言ったことを忘れてる？みたいな感じがするが？？？ ってか、存在自体薄くなってきとる。また凹む要素が増えてきたような（T＾T とまあ、冥夜が武の記憶を失った時の会話は唐突に感じたけども、夕呼ｾﾝｾの解説読んでみると納得のいく描写やったなぁ。ここらの理屈っぽさは流石というかなんというか…まあそれで鬱展開を避けられるわけじゃないけどサ。少なくともONEとかのアレよりゃよっぽど…って例えが古い。でも、「なんだかわからんけど記憶が消えていく」という、ゲームではよく使われる現象の理由を一応説明してみせたのってこれが初めてじゃないのかなぁ。 となると、純夏も…ってことにはならなかった。ちょっとホットした（汗 なんか冥夜にゃ悪いが、オルタでのメインヒロインとしての格の違いとゆーか扱いの違いが如実に出てきてんナ。守らなければならない最後の一線つー感が出てきてるし。 …とか思ってたら純夏もi||i○|￣|＿ も、いーです。このゲームで心地良いシーンがあったら直後に奈落の底にたたき落とされるということで覚悟した上で先に進もう。 と分かってても純夏までってのはなぁ…いい加減不幸に対して心が麻痺してしまいそうです。 つーかここまで来ると ∧＿∧ + 「一体どんな大逆転が待ってるんだろう」 （0゜・∀・） ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ （0゜∪ ∪ + と＿_）__） + …ヤケですね、はい。 あとはその、純夏が日記で武のことを必死で覚えておこうとしていた辺りは（少なくともオルタ的には）いい話だと思うんだが、多分これで純夏が脳死しててオルタ世界のシリンダーはやっぱり純夏の脳だったとかいうオチになるんだろーなーと思えば当面はいま以上に打ちひしがれるこたーあるまいて。 ともあれ、武ちゃん立ち直る。追いつめられた状態から開き直っただけ、という感がなきにしもあらずではあるが、「結果を無理矢理変える」−「変える」というよりかは「替える」って感じか−ために。 猫と４９９００枚のコピーにも意味があったわけだし。 そしてまたオルタ世界へ帰る。帰るんだか行くんだかわからんが、燃えソングが奏でられても素直に燃えられん体質になってもーたなー…。 あと、「空の軌跡SC」にしばらく注力しますので更新頻度が落ちるかと思います。 並行して二つのゲーム進められるほど器用じゃないしねー。 まあ週一くらいはなんとか。 ※今だから言えるお話その１ ここの稿、再編集してページに転載した時にふと思い出したことを書いています。 この3/11の書き込みの後、徐々に更新頻度が落ちていき、「空の軌跡SC」に傾倒していって最大で２ヶ月ほど間隔が空きました。 まあSCにハマっていたのは事実なんですが、この辺りから段々と、「本気でやるのが辛くなってきた」からでした。 ADV系の日記は悪い癖で中だるみしてしばらく放っておくことが多いのですけれど、このオルタについては…冗談抜きで、起動しようとすると気分が悪くなってきたものです。なんだか、すごぅく嫌な動悸がしてもお…。 とにかく、「プレイヤーの大事にしているもの」が次々と粉砕されていく展開は鬱なんてレベルじゃなく、単なる胸糞の悪い話を見せられている以上のドス暗い有様が前作のあっかるいエキストラ編を次々に浸食していくかのようで、その状況そのものが行き着いて、「逃げても無駄だ！」と妙な開き直りに転ずるまでに少し時間がかかった、ってことなんでしょうか。 結局、５月中に終わらなかったらPS3を発売日に買う！とかわけの分からん罰ゲームで自分を追い込んで勢いで終わらせましたが、いま考えると再開以後はとにかく淡々と、しかし開き直りという意味では主人公の武と一種のシンクロをしてたのかもしれませんね。 また、そんだけの気分を味あわされたゲーム（もしくは創作物）ってのも他には無かったし、そーゆー意味では貴重な体験でしたな。 ○知るべき事(2006/3/16) 00ユニットは純夏（の姿） だった。 なんかこの程度じゃ驚きもしねーし衝撃を受けもしねーやｱﾊﾊﾊﾊ（乾笑 今ココに来て君望の遙と水月と茜が出てきてエクストラから柏木が出てきても吃驚してなんかやらんもんね（キャラ紹介に出てたやん）。 そしてどんな悲惨な死に方したってもう鬱になんかならん！覚悟決めた！！…武ちゃんと全くベクトルの異なる覚悟であるが、なんでプレーヤーに覚悟求めにゃならんのだろう。 ところで遙と水月と茜は出てるがすかいてんぷるの悪魔どもとか例のヘタレはどーしたんだろう、ってそこまでやってたら収集つかなくなるわな。それにヘタレはヘタレだからとっくｎ（ｒｙ あとなんか水月が性格変わってるよーに思えるのは…まあこのヒトは君望でも時期によって結構性格違くなってたからなぁ。 まあ良いです。 仲間との再会のこととか、どーせここで和んでいてもどっかで落とされるに決まってるです←すっかり後ろ向き ええ、直後にオルタネイティブ４の概要を説明されたです。 00ユニットが純夏本人だったとか言われても兵器です…あれ？平気です。 どどど動揺なんかしてませんですょ？ えええ、予想通りシリンダーの中の脳が純夏のものだったとしたっうぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！ …武ちゃん、あんたよー正気を保ってられるな……←フィクションだってことすっかり忘れた発想 あと夕呼ｾﾝｾ…あっちでもこっちでも八面六臂の大活躍だけどさ、覚悟の深さはこの狂った世界でも「これから狂う世界」でも存在感が………って、あの時のBETAはあんたかい…○|￣|＿ まあそんなこんなで、純夏の記憶を取り戻すための戦いが始まった。 似たよーなシチュエーションは他のゲームでもあっただろうが、ここまで始まりと過程（と多分結果も）が過酷だったことはあるめえて……。 …生きたまま脳と脳髄だけにされた……エロゲ史上最も残酷な目にあったヒロインになりかねんな（鬱 んで、座学長いよ…。 まあそんな中でも「兵士級」のBETA…まりもちゃんを喰った例のヤツ…画面に出る時に思わず目を細めてしまったな……。なんか、言ったらなんだけどトラウマを武ちゃんと共有化してしまってる気がする……。 こんな主人公とのシンクロは願い下げではあるんだけどさ。 引き続き純夏の調律中…純夏が叫ぶ度にこっちの鬱が加速してらぁ…ﾊﾊﾊﾊﾊ 最悪の想像のさらに上をいくのがオルタクォリティ。 もしかして、純夏の目の前でこっちの武が殺されて、それから…想像しただけで胃が………うぷ（吐 でも戦術機の歴史は正直言って笑った。現用戦闘機の経緯とか型番丸パクリしてるもんなぁｗ Su-47ベルクートまで出してくるとは思わなんだ。きっともの凄い奇っ怪な形してるに違いない。 違うのは日本が独自に開発している点くらいのもんか。こっちは94式とか97式とか陸自の兵器っぽい名称だが。 こんなとこで和むのもアレだが、どーせわたしゃバイクを日帰り往復700km駆って小松まで戦闘機見にいくオタですよん。 そして和んだ後のお約束…日本の戦術機に装備された自決用爆弾の存在と日本人衛士の覚悟、基地前の桜、G弾に頼った勝利を求められない理由とか。 …さて、純夏の絶叫に益々鬱になりながらも「サンタうさぎ」（造形センスが無いなんて、何げに霞に失礼なこと考えてますね、武ちゃん）のクリスマスプレゼントという突破口に思い至って作業を始めるものの、どーせやっぱり裏目に出るんだずぇっっったいっ！！←最早何も信じられない状態 そして純夏がエクストラ世界みたく朝起こしにきたところでぇぇぇぇぇ…き、期待したっていいんだよね？少しくらいは、いいんだよね？ね？ね？？←完全に懐疑的 ○佐渡島ハイブ攻略戦(2006/3/25) 最近コレを始 めようとすると動悸が止まらないよぅ…今日はどんなキッツイ場面を拝まされるかと思うとぉぉぉ。 佐渡に恨みのある（違）日本人の反抗作戦が開始。 新兵器のテストというお題目は掲げられているものの、00ユニットについてはブリーフィングでは何も触れられず、なんだがどーやって誤魔化すのだろーか？と思ってたら… デンド○ビウムｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!! …説明聞いてたらデンドロというよりは王蠱みたいだと思ったけど…？ 話だけなら期待出来そうなんだがそうはいかのﾅﾝﾄﾔﾗがオルタクォリティ。戦死要員がいる（ﾏﾃ）ことからしてじぇったいトラブル発生＞部隊は壊滅的被害＞グロ画像のコンボ確定は間違い無い。無いったら無い。間違い無し！！←下方向にはずれる予想 さて、出撃前に月詠中尉に重い話聞かされたが、それとてこれから味わう地獄に比べりゃ大したこたーないであろ。 あと例によって例による夕呼ｾﾝｾの裏話。XG-70開発中止の経緯はなんとなくXB-70バルキリーを連想させるが型式とかによる意図的な印象操作だろーな。 また、ノースアメリカン、ロックウェル、マクダネル・ダグラス、ボーイング、マーチン・マリエッタ…そら実在する企業と同じ名前は使えねーだろーがあまりにも露骨（苦笑 佐渡に向かう空母艦上（っていうか航空戦力が現実と違うんだからむしろ揚陸艦か？）。 伊隅大尉との会話で出た武ちゃんは冥夜と対照的な感じ。 「守る」ものがあるという冥夜と、「取り戻す」ために戦うという武。 あと、米軍の調査の話はどーなんだろな。実際にあった話のよーでもあるが、出征する前の兵士と最前線の兵士の戦う理由が違うってのはありそうな話ではある。 それにしても大尉、最初の印象とはちょっと違ってなんか「人間」を感じさせるよな…って、いかんいかん、こーいう感想を持った対象が酷い死に方をするのがオルタクォリティ……あわわわ大尉ぃぃぃ！帰った後のこと語り出したら死亡フラグ立っちゃいますってばぁぁぁぁぁっ！！ 作戦開始。 他のゲームなら燃えーッ！とかバカやるところなんだが、全くもって燃えん！ むしろ心臓がｷﾘｷﾘ締め付けられる感じ。怖い。ある意味こーいう感覚もオルタクォリティなんだろう、多分。 って。( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ ……いやいやいや、かなり突っ走ったのでちと整理しよう。 砲撃が始まって上陸部隊が侵攻と陽動を開始。 軌道上からの突入でハイブ内部に突入したが、４万のBETAが現れて突入部隊は壊滅。 ４万はヴァルキリーズに向けて侵攻、支援砲撃で数は減じたが重光線級が健在。 前衛の突撃級は先行させて後ろから殲滅し、要塞級が護る重光線級は武ちゃんがア○ロばりの獅子奮迅で要塞級を引きつけている間に他の１１機が撃破。 そのタイミングでA-02が…ハイブを破壊しただぁぁぁぁぁっ！！？？ こりゃ当事者でなくても希望を持ってしまうわ。まあまた問題が発生するんだろうけどな…。 …ってほらな('A`) 大尉…頼むからパターン壊してくれよぅ……。 と、願うのは無駄なのか。 伊隅みちる、柏木晴子、未帰還。 ○帰還(2006/5/22) 「たくさん辛いこと……ありましたね」 霞の顔を見るとホッとするなぁ…。 若干の不安はあるけれど、２週間後の朝鮮半島のハイブ攻略、その先のオリジナルハイブの攻略が決定（というか予定）。 純夏の様子は、というと…？ 武が「他の女の子を好きになった」という誤解？だかイメージだかで不安になってA-02が墜落したってこと…？ その時って冥夜とｱﾚｺﾚしてた時が何故だか思い出されて？…って、これはループしてるのとかと関係あるのか…。 身も蓋も無い言い方をすればヘタすりゃ嫉妬で人類滅ぼす可能性が出てきたってコトか（汗 食堂に戻ると、茜の姿が。 柏木の最後の言葉を教えてくれと乞われて答えていると、堪えられなくなった茜は嗚咽をガマンして去っていった。 うがぁぁぁぁ、こーいうのに弱い。後からじわじわ来るんだなぁ…。 まりもの墓標を桜並木の場所に移したということで、そちらへ行くと先任の水月たちがいた。 遙と水月が競っている同じ男性ってーと…ヤツか。生きてんのかしらねぇ……。 そんな具合に、各々が各々の形で弔いを済ませた。 甲２０号作戦に備えてのシミュレーター訓練中。 ハイブ反応炉の破壊に「人類で初めて」成功したと喜ぶ一同ではあったが…それにしても自決も視野に入れた訓練せにゃならんとはなぁ…… シビアなんて状況通り越してんな。 夜は夜で武の「小隊長就任」を祝うことを口実にした飲食会にて…宗像中尉に水月の本当の部分を語られ、人を率いる立場としての心構えを説かれる…のか？ 「自己が確立した者は、同じ事を繰り返しているように見えて、確実に前に進んでいる」かぁ…事情を知らないにしても、明らかに武の「ループ」のことを指しているよ〜な。 そんなこんなで和やかな雰囲気になってきた所で…ささやかとは言い難い波紋が一つ。純夏が正式に部隊に配属された、ことになった、と。 和やかになれないのは武が原因の一つか？ 「あっちの世界」から確率分岐で別れた結果から流出した記憶が武に集められてる…？ それ故の、「体験したはずのない」イメージの噴出か…？ 思い出した時の純夏含めた全員の三点リードにｶﾞｸｶﾞｸ(((( ；ﾟДﾟ))))ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ 純夏がぎこちねーよーっ（汗 んで。 夕呼ｾﾝｾとのディスカッション見て思ったんだけど、「今」の純夏と冥夜の関係って、エクストラの序盤の関係に限りなくネガティブな楔を打ち込んでマイナスの関係から始めた状態なんじゃなかろーか。いや、だからどーだってわけじゃないが。 ただ、「今」が安定しているのは「元の世界」で純夏と冥夜が良い関係であって、そのイメージが流入しているから云々…あーもー、何が何処に引っかかってるのかさっぱりわからん。 一体全体、この話は何が言いたいんだ？ わからんけれど、武ちゃんの純情物語だってことだけは分かりたい。つーか、そうであってくれ。 心が純夏である限り、どんな場所でどんな姿をしていてもそれは鏡純夏に他ならない、という絶対の宣言で感じ入ったワタシの感想が灰燼に帰さないように（祈 でわ、ここで整理。 武ちゃんの口から冥夜に説明する形で、これまでの武ちゃんの心の変遷とかをかいつまんでまとめている…って演出は結構上手いよな。 あと、こーいう状態での武と冥夜の関係をちゃんとテキストにして説明してるってのもゲームとしては珍しいよーな気がするなぁ。 ところで「仲間」のことを話す武を見つめる純夏の表情が微妙な件についてｶﾞｸｶﾞｸ(((( ；ﾟДﾟ))))ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ ↑なんかこんなんばっかだな…結局なんかうまくいってねーし そいでもってそーいうシーンの直後に月詠さんと別れる場面なんか入れるんじゃねーっ！！前後の流れも忘れて泣きそうになったじゃないか。武ちゃんが純夏に対する心構え？を見直す切っ掛けになる場面でもあった、と。 結局純夏が武に隔意を持っているように見せてたのは自分のBETAへの復讐に武を巻き込みたくがない故のエゴから生じたものだった。 武ちゃんは武ちゃんで、「あっちの世界」の純夏とオルタ世界の純夏の区別が曖昧？になっているとゆーかいつ何処にいても純夏は純夏と開き直ったっちゅーかあと純夏がBETAにﾘｮｼﾞｮｰｸされてるシーンに限ってどうしてか処理がクソ重くて飛ばせなくなったってのはどんな嫌がらせですかそうまでして武ちゃんの心理をトレースさせたいですかあんたがたわorz（ｲｯﾀｲﾄﾞﾝﾅｵﾓﾀｲｴﾝｼｭﾂｼﾃﾝﾈﾝ…） それにしても、武ちゃんが特に兵士級のBETAにトラウマがあるってのはまりもちゃんのことだけじゃなく、「こっちの世界」の武が兵士級に喰われたってのがリンクしてるとはねぇ…小技が効いてるや。 まぁそんなこんなで当面の問題も片づいていよいよ大陸に乗り込むか…？と思ったら佐渡のBETAの生き残りが横浜目指して侵攻中て…ほんっっっと引き上げておいて前以上にたたき落とすこれがオルタクォｒ（ｒｙ 戦闘前のお約束が無いので誰が戦死するかは予想つかず。腕立て２００回とか言われてたタマだったら…やだなぁ。 四型見て気合い入れたところで、血戦開始。 ああん、またイヤなド・キ・ド・キ☆が胸躍らせるわぁん（ｷｼｮ ○国連軍横浜基地攻防戦(2006/5/24) どーでもいいことだが 、「マブラブ グロ 画像掲示板」でググってここに来た人手を挙げなさい。先生怒らないから。 ＃マブラ「ブ」はログに残ってたまんま 緒戦からいきなり劣勢っ！！ この緊迫感…この踏みにじられ方…これぞオルタよ、とランバ・ラル風に言ってみても状況に変化はねい。 あとまた演出関係が重たいせいか音声が途切れるわ画面が不安定になるわでスペック的にもなかなかにキビシイ状況。まあ戦場の混乱ぽくて違和感は無いけど、さすがに鬱陶しいのでちと設定変えて音声まわりの演出レベル落とす。 …あ、遙が……。 全滅の報を知らされた茜が……。 …なんかここら辺、ボーっとして何も考えられねーや……。 そんで風間少尉と宗像中尉の二人も……。 最後に、反応炉を自決で破壊した水月が……。 . . . . . 目覚めた時にはそこは負傷者のうめき声と衛生兵の怒号が響くするもう一つの地獄。 んでもそれを地獄と認識する気力さえないA-01の面々。 茜、風間、宗像は重傷で済んだとはいえ、伊隅ヴァルキリーズは部隊としての体すら失いかけた時、武の叱咤と指示が皆を動かす。 その頃司令室。夕呼ｾﾝｾのぶちあげた作戦とは…（って、地下茎伝って大陸侵攻とかじゃねーだろな）。 乗機はほとんどスクラップ、余剰の機体も無く衛士として出来ることもない。 けれど、生き残った人々はそれぞれに出来ることがあって、そんな時に生きていることを実感するものだと、おばちゃんのスープと握り飯が教えてくれた。 …うぁぁぁ、こーゆーのには弱い。 直後に突き落とされることの多いオルタであるために、手放しで「じ〜ん」としてられんのは間違いないのだが、でっかい死闘が終わったすぐ後なのでしばらくは平穏無事…でもないか。 やっぱ次の作戦はオリジナルハイヴへの直接侵攻。というか、考えられていた以上に状況がシビア。BETAの指揮？系統が判明してきて、しかもこれまでのような対応を続けられないのは確実視される状況で、ﾁﾝﾀﾗ一つずつハイヴを潰していくほどの余裕も無く、僅か３０時間後に出撃ですと。 切り札の四型も完調とは言えない状態、A-01部隊も先任が戦死や負傷で旧207訓練部隊＋純夏しかいない、横浜基地の戦術機も比較的旧式の機体しか揃えられない、と話的にはほとんどこれが最後の戦いっぽい（実際そーだろーが）。 「戦後世界」を見据えた米国や国連の思惑を絡めながら、作戦開始までの僅かな時間を過ごす一同…ってだけで終わらなくて、実際の作戦は米軍と国連軍を排除してA-01部隊のみによる目標破壊。無茶苦茶だ…。 作戦は決まったものの、装備する戦術機が旧式のファントムにイーグルというわけではないのだろが、斯衛部隊の武御雷を五機預かる…って、ここら辺の旧207の面子と月詠さんのやりとりがまた「今までの総決算」っぽくて盛り上がるなぁ、と思った。 なんかもー、実際の戦闘場面はインパクトは凄いんだが時間的には大した長さじゃなく、オルタの大部分を占めるのはキャラ同士（というか武ちゃんと他キャラ）の会話であるんだが、武ちゃんの考え違いや早とちりだったりすることも多いけれどいちいち後の展開への実にはなってるんだなぁ。 ただまぁ、いささか冗長になっているせいで印象は薄くなってしまってるが。 ぶっちゃけた話、オルタが話として傑作、あるいは良作か？と言われると結構疑問符がつく。枝葉の部分（2D表現の限界に挑んだ戦闘シーンの演出や、上述のような細かい会話の流し方等々）については割に優れているよーに思うが、人の生き死にのインパクトを除くと話の展開そのものへの感慨はいまいちかもしんない。あるいはそこのインパクトのせいで一番大事な部分が見えてこないのかもしらんが、いくらなんでもグロ画像如き（←その「如き」で右往左往してたのはどこのどいつだ）で隠れてしまう本質部分てのはもー…生き死にでインパクトを与えるのが第一目標だってんなら何も言えんが。 愚痴は終わった後に。 人類の勝利を賭けて、オリジナルハイブ攻略戦、開始（するよね？） ○carry on my way(2006/5/27) 霞が自分 の意志で、「必要とされて」「今までのように見送るだけでなく」「自分が戦う理由をみつけて」そこに幸せを感じる…切ねぇが、そこに人類の未来を見いだすことが出来れば、と思う。 純夏と過ごす久々の時間。 どりるみるきぃパンチ。武が純夏をひっぱたいて、純夏が怒って、最後は武が折れて、さっきまでより少し距離が縮まって、そんな時間が愛おしく思える瞬間に、お互いの命を感じる。逝った人々の思い出が、それを痛い程に知らせるから。 作戦前、最後の休養は基地前の桜並木で過ごす。 水月と遙の最後の姿を武が語り、その思い出を茜が話す（孝之は既に戦死してた…ヘタレ言ってｽﾏﾇ）。 冥夜と千鶴がそれぞれの過去と仲間への感謝を述べ、部隊は出撃前最後の訓練へ…その休憩中の武と純夏のやり取りは冥夜の胸に苦いものを残していた（この時の冥夜ﾁｮﾄｺﾜｲ） そして部隊は宇宙へ。 ラダビノッド基地指令の演説を背に発進する部隊を見送る中に、まりもの遺影を携えた夕呼の姿があった。冷酷な合理主義者に見えて、この人もまた感傷の人だった…。 ところでここのトコのムービーがいきなり劇画調になってて少し吃驚。 夕呼だけじゃなく、茜もってのに少ししんみり……ただまぁ、やっぱこの先は悲惨な戦闘（というよりほとんど一方的な虐殺）が待っていて、大気圏外から眺める地球は守るべきものの大きさを思わせるが対レーザー弾への対応を済ませたBETAの反撃によって、ハイヴ突入まで、突入後の無駄な戦闘を強いられたA-01部隊は予想以上の消耗を強いられるものの、いまだ全員が健在。 位置、主広間の4500m手前。 この先に待つのは人類の勝利する未来か、絶望への前奏曲か。 一気にここまでやってきたが、果たして次でBETAとの決着なるか否か？ ○かなしいこと、つらいこと、その先にある大切なこと(2006/5/29) 主広間突破の第一回戦。 弾薬の不備を補い、凄乃皇の純夏の消耗を抑えるために作戦を変更し、武御雷搭載のS-11までを投入してBETAを駆逐するも、数万、十数万程度のBETAを薙ぎ倒しても、時間稼ぎにしかならない。 戦況、未だ困難。 後方から追いすがるBETAを食い止めるために冥夜が立てたプランは、千鶴と慧が実行するために自らBETAの群れの中に身を投ずる。武の凄乃皇、人類の切り札を冥夜に託して。 息の合わなかった二人。 水と油のように、平時から何かと反発し、互いを認めようとしなかった千鶴、慧は最後に息を合わせ、その身を盾として仲間を守った。 開閉装置の故障、残り少ないS-11を利用して凄乃皇に近づくBETAを防ぐプラン、武一人を気遣い、作戦遂行への障害を取り除くはずの欺瞞装置、この時に及んで姿を現した地下からBETAを送り込んでくる新種、絶望的な状況。 標的の広間に突入し、そこに現れたBETAは、武と意志を交わすも…凄乃皇の出力を奪われ、純夏の意識も閉ざされてしまう。 そしてBETAとの交渉に一縷の望みをかける武の目の前に…無惨なたまの亡骸が……。 広間に突入してくる冥夜の武御雷。BETAの触手からは解放されるが、凄乃皇の出力も純夏も回復しない。 血塗れて手負いとなった冥夜の武御雷が最後の、仲間の思いを託されたS-11を抱えて特攻する…しかし、BETAの触手に阻まれ凄乃皇の巨体に磔にされた。 武御雷の操作を乗っ取られ、凄乃皇とともに自爆するしかないのか…だが、目の前で仲間を失い、自身の存在故に理不尽にまた世界を失うことを強いられかねない武の、為す術も無く全てを奪われた人類の、怒りと哀しみと叫びが純夏の目を覚ます。 機関の回復、主砲のエネルギー充填を一瞬で済ませ、武が引き金を引くのみ……。 しかし、砲口の前には冥夜の武御雷が。 人類の未来と、目の前の仲間の命。どちらも救う、その逡巡を、冥夜の、死に瀕した最後の、狂おしいまでの懇願が、打ち砕く。 引き金は、仲間と人類の願いを込めて引かれ、武は宇宙へと脱出した。その席に乗せるはずだった仲間の、その祈りだけを連れて。 . . . . . と。 耳触りの良い単語を並べて（←自分で言うな）ダイジェストっぽくやってみた…。 なんというか、こぉ、デモベ的な躁燃えというよりは、とにかく追いつめられて追いつめられて、大事なもん奪われてその最後の怒りで一撃食らわす鬱燃えだよなぁ…。 ここまで来るともうBETAに弄ばれたたまの遺骸くらいじゃ何も揺るがねーし、冥夜ごと撃たなければいけない状況に葛藤はあっても（読み手としては）はよ撃って楽になりてーと思ったってのが正直なトコロだし。 あと、これやったら冗長になるのは承知の上で、やっぱ主広間への突入を開始するよりもーちょっと前の…いわば快進撃？から見せても良かったんじゃなかろーか。 軍事的な要素で言えば、どーも割とキビシイ突っ込みを受けているらしいのであるが、自分みたく多少一般人より単語知ってるくらいの人間が、それっぽい説明で「うぉぉぉ」と納得させられてしまうくらいで丁度良いのだからして、この後に控える悲劇的な戦いの前に少し盛り上げて欲しかったよーな気がする（まーそれならそれで、「また持ち上げて引き落とされるー」とか愚痴るのは目に見えてるんだけど）。 ただ、作戦遂行中に状況が変わってあれこれプラン変更しなければいけない緊迫感ってのはよく伝わってくるし、その流れの中で各々の葛藤の解決だとかこれまで積み重ねてきたものが結実する展開ってのはやっぱすんごい…変な言い方すれば「哀しい燃え」？なんだろね。 だから、武たちが脱出した後、作戦の成功に沸く横浜基地の様子と、状況を知ってか知らずか静かに武たちを迎える茜や月詠の姿の対比ってのが映えてる気がするし、流れとして純夏の死という事実、霞の口から説明される真実と純夏の決意、武を「因果導体」に追いやった原因（というか理由やね）の説明を滞り無く受け容れることが出来るのだろーし、やっぱ読み手の心理を操ることにかけてはageスタッフの手腕は他メーカーに比べて長けてるわ。 そういやこのｸﾞｯﾁｬﾝｸﾞｯﾁｬﾝな展開の末に少しだけ優しさが残されるって感想は君望と共通してるよなぁ…。 . . . . . 霞の言った、「かなしいこと」「つらいこと」、それらを全て無かったことにして、楽しいことだけで世界を埋めることは出来ないけれど、純夏の願いで生まれたこのループを断ち切った事実は間違い無く人類に未来を残し、武は望むと望まないに関わらず純夏が再構成した「元の世界」へ帰還を果たす。 そして、その世界がどんなに都合良く思えたとしても、純夏の謝意も込められたその世界は長い旅の後に帰り着いた故郷に相応しい暖かさで我らを迎えてくれる。 FinalEpisode「マブラヴ」は、そんなおとぎばなしの世界。 贅沢かもしらんけど、その後の彼らを描いた後日談が欲しいね。 . . . . . とりあえず、日記形式のは今回にて終わり。 総評とか寸評っぽいのは…気が向いたらやるかもしんない、ってか一応ここにまとめてないことで、書き残しておきたいこともあるのでいずれは。 今は、終えた感慨に身をゆだねておきたい気分……。 ※今だから言えるお話その２ とりあえずレビューっぽいのはこっちにあります。 まあ何というか、終わった直後は放心状態でしたな。 それも、満足した〜とか、燃えた〜、とかいう今までゲームでやったとか本で読んだとかで感じたものとは少し違う感じの。 管理人は基本的にハッピーエンド至上主義なんで、その終わり方に納得も満足もいってないのだけれど、それでも、というかだからこそ最後の最後に回帰したエキストラの世界にどーしようもない愛着っつか憧憬っちゅーか、安心っちゅーか。 ええと、ハッピーエンド至上主義と言っても、それ以外で一つだけ、受けた時に最大限質量を感じる終わり方ってのがありまして、それが「ボロボロにされてどうにもならなくなってしまったけれど、最後に一番大切なものだけは守れた」ってのがそれ。 多分、オルタは自分が当時思った以上に、そーいうものに合致してしまったんじゃないかと。 だから、終わってからレビュー（とは言えないレビューだが）も書いて、一年近く経つ今でも、例えばAIRや久遠の絆といった印象的なものとは大分違う形で残っているし、アンインストールすることもなく、増してや売り飛ばすこともなく、そう在るよーに思います。 結局なんだかんだ言ってもう一回やってしまったしね…。 |