| 常若の国を往く〜 Tir-nan-og IV 墜落日記 |
|
今回は多少趣が異なり、ネタバレと言っても従来とは違って、本編を知らないと面白くもなんともない…ってことはありません故、特に未プレイの人は出てけ〜〜〜…なんて申しません。 お気の済むまでごゆるりとお過ごしくださいまし。 ○７月２８日 ○７月３１日 ○８月１０日 ○８月１６日 ○８月２４日 ○９月１日 ○９月１１日 ○９月１９日 ○１０月５日 ○１０月２６日 ○１１月２日 ○７月２８日 発売から３日経って漸く購入の運びと相成りました。 買いに行っている暇が無かっただけのこととはいえ、実は発売日を忘れていたのもまた事実。 一体こんな状態で最後までやれるのかしらん。 開封致しまして取り出しましたるパッケージの中身は、薄いマニュアルが一枚とユーザー登録用紙、CD-ROMが一枚。 エロゲの複数枚に慣れてしまった目にはやたらとCD-ROMの枚数が足りないことに、少なからず新鮮な感覚を覚えてしまうけれども、これって人並みの感覚としてはどんなもんだか。 まー、ともあれインストールインストール…完了。 DirectX9.0がインストール済みであることを要求されてはおりますが、ゆめりあベンチのために既にインストールしてあるなんて…ちょっと感謝してみたりする。 さて開始。 このゲーム、シナリオはゲーム開始の際に自動的に生成されて、プレイヤー毎に異なるシナリオが構成される「シナリオジェネレーティングシステム」というものが最大の特徴です。つーても、恐らくイベントの組み合わせとか出現するアイテム、敵の違いくらいではなかろーかと身も蓋もないことは考えてますがー。 しかし、このシナリオジェネレーティングで育成ゲームとかADVが作れないものかと。 ま、それはさておき、キャラメイキング。 私が生きて指揮をとる場所、それはエリア８８に決まっている…ってのは冗談ですが、RPGで名前を付けられるなら基本はコレコレ、「八房」。 但し、なんとなく漢字がそぐわないので「ヤツフサ」としておきましょう。どうせ後でも変えられるんだし。 名前の入力が完了したら、シナリオ生成。って、はやっ！！ PC-9801版を昔やった際には、フロッピーをかっこんかっこん鳴らしながら１０分くらい待ったもんですが、これが時代の流れというもんですか感慨の方向性が間違っているとかお約束のボケ＜分かってんならヤメれ して、やっとこさゲームは始まる。 あ、一応ストーリーも表示されるのね。確か昔もそうだった………。 よーするに王様と王妃様と王女様がさらわれたので助けてこいやゴルァ…ということらしい。 そんな役立たずな王様放っておいてこの英雄妖精たるボクに国を任せません？、と言ってもゲームは始まらん。いやま、それで承諾されて違うゲームが始まったら、それはそれでイヤだけど。 斯くして、無意味に長い前振りを経て英雄妖精ヤツフサは、ニフォディディ王国に降り立ったのであった。時に、ニフォ歴３０２年のことである…とか書くと盛り上がるカナ？カナ？ さて、近くのナーレニフォーの町とやらに立ち寄る。何はともあれ武器弾薬の調達。あ、弾薬は無いか。 とりあえず王城に入って役立たずの王様の情報…は特に無し。代わりに装備一式と路銀を頂戴。 ボケッとしてても仕方が無いので町の外に出てスライムでもと思ったらっ！ いやー、敵が強いのなんの。あっという間に囲まれてタコ殴りの憂き目。 画面はまぁアップ出来ませんので興味のある方にはメーカーのサイトでも見て頂くとしまして、簡単に説明しますとこのゲームの戦闘画面は俯瞰型2Dシーンで敵味方入り乱れて半リアルタイムで戦闘が進行するものです。 要するに一人で戦っていると簡単に囲まれてしまうんですな、これが。 あ〜めんどい。が、ここで仲間を集めても経験値が分散するだけだし…。 仕方がないので、勝てそうな相手だけを選んで死んで逃げて逃げて死んで戦ってセーブして死んで逃げて…。 うーむ。この生きるか死ぬかの緊張感をのべつくまなく味わわされるのも久しぶり。 最近のストーリー前面型RPGじゃ死ぬこと自体珍しいからなぁ…。 そんなことをしばらく繰り返すうちに、早くもLv5。 そろそろ行動起こすか、とナーレフォニーの町の酒場に立ち寄る。 仲間を募ると、主人公と同じダーナ妖精が何人か名乗りをあげてきます。 …うーん、男はいらん！ いや、一応理由はありまして、女性二人はヤツフサと同じLv5。野郎だけLv4だったので却下したという次第。 下心じゃないですよ？いや、ホント。 で、酒場を出て適当に装備を整えてあげる。というか、あんたら戦いの旅に出るというのに手ぶらなん？ さて、新しく仲間になった頼もしい戦友は、バイゼ・ニ・ニン １６歳と年齢不詳のシェウ・ニ・マ。 相変わらずバイ○トン・○ェルを彷彿とさせるネーミングであるが、もしかしてあっちの方もケルト神話がベースなのかしらん。とてもそうは思えないけど。 まーともかく、逆ドリカム状態のパーティは何度か地上での戦闘を経験してチームワークを高めた後、ナーレフォニーの町近くにあるトシェリャの遺跡に潜り込むのであった。 初ダンジョン。一体何があるのかっ！ ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv5 バイゼ・ニ・ニン 女 ダーナ妖精 Lv5 シェウ・ニ・マ 女 ダーナ妖精 Lv5 ○７月３１日 さて、３人揃ってダンジョンダンジョン…。 このゲームのダンジョンは、古から伝わる由緒正しい四角四辺で、歩いた場所だけ表示が残るという形式のオートマッピング。しかし、階段での上下が激しい上にワープポイントなんて割と厄介なものまであるので、意外と頭は使います。 で、一回目の探索では特に収穫も無し。 敵も地上に比べて特に強いというわけではないので、さほど苦戦はせずに帰還。 ま、よーするに手ぶらで帰ったわけなんだ、これが。 むー、一体何なんだ。 ナーレニフォーの町に帰還し、占い師の婆さんにお伺いをたてる。 「トシェリャの闇に光あり…」 つーことはまだ探索してない箇所があるってことか。 しかし、有り難いご託宣を頂戴して嬉しいのは分かるが、 「いいこと言うぞこの婆さん、キスしてやりたいな」 って、ヤツフサよ、それ隣に若い女性従えて言う台詞じゃなないと思う…。 さて、ダンジョンに再突入する前に、ナーレニフォーの町で花売りに遭遇。 いーでしょ、いーでしょ。大した金額でも無いし、きっと何かの伏線に違いあるまいて。 して、町を出てもう少しフラフラしてみると、妙な生き物とエンカウント。 あ、なんか でも鳥類に秋波を送られてもなぁ…まあ人外の仲間は頼もしいから仲間にしておきましょう。 宜しく頼むぞ、ファルコン（仮）よ…で、年齢３３歳ってのはどーいうわけだ。 で、新しく入った仲間の馴らしのため、もう少し地上をうろついていたところ、またもや何かと遭遇。 ん？シ、シルフ！！男性形で言うところのシルフィードですか！！ これは是非仲間になってくださいこちらからお願いしますえ？さっき買ったお花がお入り用ですか？どうぞどうぞ差し上げますからどうかついてきてくださいまし…なんか桃太郎になった気分でもあるが。 さて、今度こそダンジョンに再突入。 何度か同じところを行ったり来たりしていると、横の壁が崩れてダンジョンに続きが。 よっしゃ行け行け、敵を殲滅してまえー…と、やっているうちに、ふと一人足りないことに気がつく。 シルフのフォフォニがおらん…どーも逃げられたらしい。 主人公に魅力が足りないせいであろうか？ 仕方がないので４人で闇をさまよう。 すると、またなんか見たことが無い奴に遭遇。 あーもういいですよ、４人じゃつまらんし、最悪でも囮にはなってくれるでしょ。 はいはいよろしくねー、プラントアンヌーンの…って、種族名で名前欄が埋まってしまって、固有の名前が無い名無しさんかいな。 しかしあなどった報いか、この後何度もこのプラントアンヌーンという種族にはエンカウントするめんどくさい展開になるのだった。 あ、ちなみにダンジョンは…なんも見つかんねぇ…。 もうしばらく彷徨するしかないのか…。 しかし、このペースで進めていったら、終わるのいつになるのか、不安。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv7 バイゼ・ニ・ニン 女 ダーナ妖精 Lv7 シェウ・ニ・マ 女 ダーナ妖精 Lv7 ファルコン 男 ファルコン Lv6 プラントアンヌーン 男 プラントアンヌーン Lv6 ○８月１０日 ああっ、日記どころか週記にもなってないっ！！ …ま、のんびりまったりいきましょ。 引き続き洞窟散策…というにはちとのどかすぎ。 マンタリとかいうのに大苦戦。こいつにファルコンとプラントアンヌーンが囲まれてボコにされ、パーティは二人を失った状態で退散…。 このゲーム、主人公のレベルがあがるにつれて敵も強くなるので楽はさせてもらえない。 仕方ないので地上に戻り、新しいパーティキャラを募ることにする。 といっても、町の酒場で募集かけてもダーナ妖精しか引っかからないので、町の近くをうろうろしていると…サラマンダーと遭遇！！ 生意気にもナアという名前もついている。１８歳…ってことだが。 もう一人は、前衛が欲しかったのでダーナのミペー・ペコ・ムという野郎を雇い入れ。なんか胡散臭い感じがしないでもないけどこの際枯れ木も山の賑わいというし…囮にでもなってくれりゃいーやと思ったのだが、この辺りで後にしっぺ返しを食らうことになろうとは…。 さて、三度洞窟に突入したはいいが、相変わらずなーんも無い。洞察力が低いのか、怪しい箇所の壁が崩れるでなし、敵を倒すと鍵が出てくるわけでなし。 しかも今度はウェアラットにボコにされ、入ったばかりのサラマンダーのナアを失う羽目に…。 ネズミの分際で生意気にも攻撃の追加効果でシビレることがあり、行動不能の状態でどーしようもなくなった。 つーか、このパーティ犠牲者多すぎ。そのうち悪評でも流れて誰も相手にしてくれなくなったりして…。 むー。もっかい地上に戻って仲間を募る。 ついでに足を延ばして、他の町を探しにいく。 敵を避けつつ、西の方面に行くと、マナラーの町を発見。 早速入って酒場に赴く。 ルン・マー・ファという女性のダーナを仲間にし、そこそこ装備を調えて町を出ると、ルン・マー・ファが何か語り出す…。 驚いたことに、行方不明の王様の娘、ティンロー姫だと申し出てくるではないか。 ふむふむ、自分は逃れて光の妖精たるヤツフサの力を借りにきたというわけやね。 まかしときっ！！俄然やる気がわいてきたっ！！ ただし、このイベントの後、絵が変わってドレス姿になるのはいいとしても、それで肉弾戦やる姿はなんか違和感。 …しかしやることは相変わらず洞窟の探索なのだな、これが。 で、洞窟の最深層部にて、戦闘終了後にミペー・ペコ・ムーが…「もうみてらんない」と言ったかどうかはともかく抜け出そうとしてきた。 ハイハイ、去る者は追わずですよー、どうぞどうぞ…って、お前姫さんも一緒に連れ出そうとするんじゃないっ！！ まぁ幸いにして姫さんは拒否してくれたが、危なかった…。 仕方なく地上に戻って、もう一度占いをきいてみる。 と、ちと内容が変わっていた。 「ミンフォの町へ行け」 …ふむ。どーせ洞窟の探索も飽きてきたことだし、新しい展開を求めて動き回ってみようか。 ちなみに、その後、欠けたパーティの面子からは更には、バイゼ・ニ・ニンとシェウ・ニ・マが抜け出していた。 なんか逃げ出す奴多いなぁ…信頼度が低いのか、ヤツフサの魅力が足らないのか、どっちにしても鬱な展開。 どーしたもんだか。 パーティ構成はその後もセイレーン、にわとこの木の老婆、オピニンクス、ジーニーのフォフォ、リムニアドのニフォといった辺りが入ったり、愛想尽かされたり戦死したりと結構出入りが激しい。 面子が固定しないまま、今度はとうとう姫さんにも出て行かれた…。これは結構ショックでかい…。 仕方がないので、手紙を出して消息を尋ねるが、音沙汰無し。 メールを出しても返信の無い時ってこういう気分だよなぁ…。 結局、出会って吃驚のドラゴンパピーと、アルセイドのマフォが加入したあたりでゲームを止め。 目的の町はまだ見つからない…。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv10 セイレーン 女 セイレーン Lv8 オピニンクス 女 オピニンクス Lv12 マフォ 女 アルセイド Lv10 ドラゴンパピー 女 ドラゴンパピー Lv9なお、信頼度が低すぎるのか、パーティからの離脱があまりにも多いため、対処方法を探していると、Ver1.03のパッチが出ていた。 曰く、 ・キャラクター間の信頼度の増減を調整しました。 ・仲間がパーティーに加わる時と、パーティーから離脱する時の条件を調整しました。 …もしかして普通以上に苦労してた？ ○８月１６日 いまだミンフォの町は見つからず…。 仕方が無いので、幾つか洞窟探索を開始。 ちなみに、今回やっているシナリオの全体図は、中央に湖があり、周りを海に囲まれた島のようなところ。 出発点のナーレニフォーの町は、南西の海沿いに位置し、最初に潜ったトシェリャの遺跡はそのすぐ南に位置している。 目的も無くぶらついていた間に幾つか洞窟は発見しており、その中からナーレニフォーの町からちょっと北に行った場所にある、ルンオテラの洞窟に潜ることに。 の、前に、前回パッチあててどーなったかというと。 一言叫ばせてください。 なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁっ！！！ もうね、全然別物。 まず、期待していた通り、仲間が簡単に離脱しないようになった。 ダンジョンの奥深くで仲間に離脱されると即ピンチなので、これは大助かり。その違いはエターナルメロディが悠久幻想曲になったくらい。 それから、コンビネーションらしきものが見られるようになった。 戦闘時は、ヤツフサとオピニンクスが真っ先に突っ込んで敵陣をかき回し、そこから漏れた敵をドラゴンパピーとマフォが迎撃、セイレーンは魅了の歌で敵を惑わす…といった具合。 一番助かったのは、このセイレーンの魅了の歌。 パッチ当てる前は、もって１ターンでしかなかったのに（魅了の状態になって、次に行動の番が回ってきたらすぐに魅了から覚める）、これが半分くらいは戦闘終了まで持つようになった。 魅了の歌自体は知性があるけどそれが低い敵にしか効かないので、アンデッド系や魔法使い系には効果が薄いものの、昆虫や動物にも効果はあるので、相当に使える。 これでセイレーンがかなり戦力になるようになった。 ただまぁ、魅了の歌も諸刃の刃なので良し悪しではあるけれど。 ルンオテラの洞窟。 溶岩が行く手を阻むおっとろしい場所である。 といってもやることは同じで、敵を倒して鍵を奪って隠された道を見つけて扉を開いて階段降りて〜、と前と変わりない。 んが、離脱の恐れがほとんど無くなっただけでもえらい違いで、スイスイと探索は進む。 トロールでかっ！、ゾンビきもっ！とかいいながらも３０分程度で探索かんりょ。 特別収穫があったわけではないが、ヒューマノイド型の敵が多いので金銭的にはかなり楽になった。 実はここに入るまでは、折角装備を与えても、白状にもヤツフサを見捨てていく輩ばかりであり、ホテル代も節約しないといけない状態だったので、これだけでも十分収穫だと言えるのだが。 あーあ、せめて姫さんが離脱するより前にこのパッチ当ててあればなぁ…と思っても後の祭り。 ルンオテラの洞窟は軽くクリアして、次のダンジョンに向かう。 次は、湖のほとりに位置するフォディの町のすぐ近く。 パーティの結束も固まり、スキップしながら目的地に向かう途中、呪術師とエンカウント。 む、敵は一人。いぢめたれ。 …なんかいきなり魔法で視界が悪くなったと思ったら…って、おまいら同士討ちしてるってばっ！！ あえなく全滅。 油断というにはあまりにも大きすぎた代償であった。 気を取り直して、次の洞窟にチャレンジ。 ゼガンの洞窟。またもや溶岩。鬱陶しい…。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv11 セイレーン 女 セイレーン Lv9 オピニンクス 女 オピニンクス Lv12 マフォ 女 アルセイド Lv10 ドラゴンパピー 女 ドラゴンパピー Lv10 ○８月２４日 アテもなくうろうろしているうちにミンフォの町に到着〜。 一体どこにあったのかというと、最初のナーレニフォーの町から一つ北にある半島の部分でしたとさ。 洞窟にしろ町にしろ、最初はマップに表示されないでいて、隣接する場所に移動すると「発見」するようになっているので、実際は結構動き回らないと発見出来ないものなんだけれど。 ちなみにウロウロしていた時に見つけたミアレーロアという町の酒場に立ち寄ると、何やら不穏な空気…。 酒場の主人の親父曰く、なんか吸血鬼が出て困っているとか。 変化が無くて困っていたところ。二つ返事で引き受けるパーティであった。 …にしても、他人のためだとか人助けのためじゃないのね。 酒場を出ると、すぐ目の前にでっかいコウモリさん。 接触して早速戦闘開始！！３０秒でボコ！！よわっ！！ …実際の話、セイレーンの魅了の歌を最初に使うだけでほぼ終了してしまう。 しかもこのゲームの場合、マウスコントロールでなくキーボードコントロールなので、慣れるとテンキーをちょいちょいいじるだけで魔法を発動出来るので、余計時間がかからない。更にその上、魅了の歌は動物には特に効果的なので、こーいう敵に対してはほぼ無敵。 なんだけども、便利過ぎてこれが使えない時はもうどうしようもないくらい苦戦しまくったりする。 まぁそれはともかくとして、吸血鬼を倒すと今度は女吸血鬼が…。 しかし所詮５対１。ほとんど戦隊モノの対悪の組織女幹部のノリながら、こちらは楽勝。 うーむ。気分が良い。 吸血鬼を倒して酒場に戻ると親父に礼を言われる。 ん？それだけ？なんか報酬は無いのか？ちゃんと礼はしたから、だって？ マテ親父。苦労した（全然しとらんが）我々に対してそれで終わりかい！！…と詰め寄ろうとしたら「至高の酒」っちゅーのをくれた。それを武器屋で売ろうとしたら4000Gの値がついた。一体どんな酒だっちゅーねん（ちなみに初期の頃売っている武器や鎧などは、大体数十Gである）。 さて、寄り道はしたがミンフォの町。 ようやく到着したパーティを待ち受けていたのは、またもや酒場でのトラブル。ドゥエルガルのビゼというヤツが何か助けを求めてきた。 なんでも、ルンオテラの洞窟に潜むデュルガーが悪さをしていて、彼らもその仲間と思われて迷惑らしい。一緒にそいつらを倒して欲しいだとか。 まあそのためにこの町を探していたんだし、否や応は無し。 ルンオテラの洞窟は前に一度潜っているので場所は分かっている。早速赴いて地下に潜ると…。 あっさりデュルガー発見…って、なんか敵のパーティにビゼがおるんだけど。まさかはめられた？…と思ったら、ビゼはデュルガーを攻撃し始めた。 …ああそっか、こっちのパーティが満杯だからそういう風に処理したわけね。あービックリした。 対デュルガー戦はあっさりと終了。戦闘に関してはよほどのことが無い限り不安は無くなったようである。 戦闘が終わると、ビゼは「今度はワシが力になろう」と申し出てきた。 いや、気持ちは有り難いんだけど、こっちは今のパーティで満足してるし。 というわけで、ビゼは礼として500G渡して、がっかりしながら去っていった。なんか悪いことした気分だなぁ…。 とりあえず当面のイベントは達成した模様なので、ナーレニフォーの町に一回退却。 今後の方針を占い師に尋ねてみる。 「トシェリャの闇に…」 いや、それはもういいから。 「不吉な影が…」 それ話と関係無いし。 「かわいい娘を仲間にしたい？…」 よし分かったぁっ！！…じゃなくて。 「色香に迷ってはいかん」 ギク。 とまぁ、かくの如しでロクな話をしやがらない。 仕方が無いので他の町の占い師に尋ねてみることにする。地上マップでいうとずっと北のランルリディアの町へ。 「マナラーの町へ行きなされ」 はぁ、やっとまともな返事が返ってきた。マナラーの町ね…今度は南ですかい…。 かくしてパーティは、迷ったために無駄に上がったレベルで敵を蹴散らしつつ、南へ向かうのであった。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv14 セイレーン 女 セイレーン Lv14 オピニンクス 女 オピニンクス Lv15 マフォ 女 アルセイド Lv14 ドラゴンパピー 女 ドラゴンパピー Lv14 ○９月１日 マナラーの町到着。 町に入ると、目の前にご老人が。 曰く、「盗賊に孫娘がさらわれた〜」…。 盗賊＋さらわれた娘＝ｱﾝﾅｺﾄﾔｺﾝﾅｺﾄ…。 ゆっ、ゆるさーん！！全年齢対応のゲームでそんな真似はソフ倫が許してもワタシが許さんっ！！ というわけで、盗賊がいるというレコラの洞窟へ急行する一行であった。 洞窟に入ると、早速盗賊に襲われる商人を発見。 頭の悪い盗賊なぞ魅惑の歌の…もとい、我々の敵ではなく、あっさりと撃滅。 しかし、娘はいないのかと商人に尋ねると、他には誰もいないとのこと。 はて？ しかし、こんな場所に入って一体誰を相手に商売する気なのかね、このシトは…。 仕方が無いので先に進む。盗賊の隠れ家みたいなもんでもないのだろーか。 地下８階まで進むとワープポイント発見。他に降りる階段も無いし、踏み踏み。 ワープした先はヴェキャトの遺跡という場所であった。その何処に現れたのかというと…地下１２階っ！？ あわわ…補給もままならないとゆーのに無事に地上に辿り着けるだろーか…と思ったのは杞憂であり、地下８階のワープポイントを踏んだらあっさり地下１階まで押し上げてくれた。やれやれ。 とりあえず地上に出て周囲を確認すると、どーやらこれまで山に囲まれて地上からは入ることが出来なかった場所の様子。 近くに町があったので、入ってみた。 ミマファーアの町。特に何もなかったけれど、魔力回復の薬と武器をいくつか買い込んで再び遺跡に潜って撤退を開始。 今度は下る方だったけど、今回もワープポイントに助けられてレコラの洞窟→地上へと帰還。 とりあえず孫娘は見つからなかったので、その旨をじーさんに報告に行く。 マナラーの町に入ると、またじーさんがが町をうろうろ…。話しかけてみると、なんかそのじーさんを呼ぶ娘の声。 …なんか、このじーさんちょっとボケてたらしーです。孫娘さんは別にさらわれたわけじゃないって…。 いや、いいけどね。 …やっぱ、納得いかーん！！ 気を取り直して再び地上散策を再開。 北辺の海沿いを歩いていると、ダーナのファ・ペシャーマという娘が慌てた様子で話しかけてきた。 「こっ、この呪いあげます！」 とか言って去っていく。 はて？…とステータスを見るとヤツフサが睡眠状態。 ちょっと待てーっ！！今敵に遭遇したら危険過ぎじゃないかっ！！ まぁ幸いにも会敵する前に目が覚めたから良かったけど。 今度は商人のウーンシェスとかいう胡散臭い親父に会う。 なんでも、凄い価値があるとかいう剣を100Gで売ってくれるとかなんとか。 こんなんで騙されるアホゥがおるかいなと思いつつ、買わないと何かイベントが起きないんだろーなと考え直して買っておく。現実だったら絶対こんな真似はしないが。 ちなみにこの後、いくつかの町に行ってみるが、さっぱり関連のイベントらしきものは無かった。 一体なんなんだろう。 さて、もうしばらく地上をうろつく。 占い師の新しい託宣が無いので行動のしようがないのだが、そろそろメンバーの入れ替えもしたいなー、というのが正直なところ。 アルセイドのマフォは魔法が結構使えるのだが、いかんせん打たれ弱すぎる。HPがえらい低いのと、防具で強化しても結構一発食らうダメージが大きいからなのだが、魅力が高めなのでそれに作用する武器が優秀なためもあって攻撃力自体は意外と高い。 セイレーンはもう魅惑の歌が頼りなので外せないし、オピニンクスも食らうダメージはデカイが空を飛んでいるので障害物を無視出来るのと攻撃力・攻撃回数は多いので戦闘では重宝する。地上ではルグートという全体攻撃魔法もあるので、洞窟等の目的地に向かうまでは役に立つし。 というわけで、次にユニコーンに遭遇した時にドラゴンパピーを外した。パピー自体はそれほど強くはなく、むしろ助けを呼んだ時にあらわれる親ドラゴンが目当てだったのだけれど、そもそもパピーが攻撃食らうよーでは戦闘は危険な状態なので、まぁ妥当な判断であろ。 ただ、外そうとすると嫌がるんだわ、これが。 何度かしつこく頼み込んで外れてもらったが、パッチ当てる前とえらい違いやなぁ…。 ついでに武器・魔法の類も全面的に見直し。 武具を装備出来るのが３人しかいないので、結構その辺りは余裕をかませる。 目玉は、ヤツフサに装備させたアクセサリーの神速の盾と、セイレーンの予備武器にしたブーメラン。 神速の盾は、一度で行える攻撃回数が２回になるアクセサリーで、これまで装備していた攻撃力増加のアクセサリーを代わりに外したので攻撃力自体は下がったが、回数でカバーする。 セイレーンに装備させたブーメランは、攻撃力そこそこ、しかし攻撃の頻度は落ちるというもの。 防御力が低いセイレーンが、直接物理攻撃をするにはうってつけである。魅惑の歌で敵が寄ってきた時はともかく、歌が効果の無い敵の時は即座に持ち替えて対応させることにする。 他に、魔法もこれまでは体力回復系を除いてほとんど無視してきたが、ヤツフサに水の精霊を召還する魔法、セイレーンとマフォに攻撃系の魔法をいくつか装備させる。ただ、戦闘時に勝手に魔法使いまくるので、ＭＰが減ること減ること…。 それで肝心な時に魔法が使えないんじゃ意味無いんだが、その辺わかっておるんかね？チミタチ。 さて、占い師の新しい託宣によると、今度はニゼドの洞窟とヴェキャトの遺跡に行くと良いとのこと。 ニゼドの洞窟は軽くクリアしたが、問題はヴェキャトの遺跡…。 他と違って１２階もある上に、一度レコラの洞窟の最下層まで行かないといけないので面倒なんだな、これが。 まぁ愚痴っていてもゲームは進まないので、レコラの洞窟からまたヴェキャトの遺跡へ。 しかし、この頃になって問題になってきたのだが、敵のレベルが上がって魅惑の歌が効かない敵が出てきた。 最たるものは夢使い、インキュバス、サッキュバスの組み合わせ。 厄介なのは夢使いとサッキュバスが使ってくる魔法で、これがこっちを眠らせてくれる。 で、眠っているうちにげしげしと攻撃してくれるもんだから、危険極まりない。 まぁこの連中だけなら大した攻撃力は無いし、敵のＨＰも少なめだからなんとかなるのだが、厄介なのはこれにリッチが加わった時。こいつの攻撃力がまたバカに出来ないんだわ…。 眠らせられた挙げ句にリッチに集中攻撃食らった日には全滅間違い無しで、実際ヴェキャトの遺跡に再突入するや否や、早速全滅してしまった。 ま、気を取り直して行こう。 ヴェキャトの遺跡は２度目であるので、だいぶ勝手は分かっているが、前回はワープで途中をすっとばしたために探索していない場所がかなりある。 探索、会敵、探索、会敵…の繰り返し。 そのうち、夢使い、サッキュバス、リッチの最悪な組み合わせと遭遇。 効きにくいとわかりながらも魅惑の歌発動…効かない。 今度は夢使いのホレスが…やべぇ、マフォとヤツフサが眠ったっ！！ こっちで目覚めの魔法が使えるのはマフォだけなので目覚めるまで３人で凌がないと…って、マフォが集中攻撃食らっておるがな！！…あっという間にやられた。 その後は目が覚めたヤツフサと、それまでの間なんとか耐えた３人で勝てたが、死んだ者は戻らない…ロードしなければ、だけれど。 考えた末に、そのまま進めることにする。時には犠牲も必要なものよ…。 ヴェキャトの遺跡の地下４階まで到達。 これまで開かなかった扉があったが、同じ階で拾ってあった鍵で扉が開く。 中には…変わり果てた姿の王と王妃の亡骸が…。 一行は闇の君主、ジュギーへの怒りも新たに再び遺跡の闇に挑むのであった…。 ところでラスボスの名前をここでやっと覚えたりして。オープニングで出ていたはずなんだけどねぇ。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv17 セイレーン 女 セイレーン Lv16 オピニンクス 女 オピニンクス Lv17 ユニコーン 男 ユニコーン Lv15 ○９月１１日 やっ、やばい、段々更新の間隔が開いていっているぅ…。 ま、基本的にはダンジョンの捜索の連続でとりたてて新しいネタがあるわけでも無いんですが、欠けたメンバーの補充などちと新しい動きが。 さて、戦闘の方は本格的にセイレーンの魅惑の歌が効かなくなってきており、ど〜しようかと思うのですがここまで来るとメンバーへの愛着もあるし効率だけで入れ替えるってのもちょっとなぁ…という感じ。 別段喋りまくるわけでも無いのに苦楽を共にした仲間とゆー感覚が生まれてきたのかなんなのか、あるいは単なるパッチ当てる前の反動だったりしたらヤダなぁ（遠い目）。 前回戦死したアルセイドのマフォの代わりをどうしようかと思って地上をウロウロしていると、なんか薄っ気味悪い魔獣のようなものに遭遇。 …羽の生えたミミズみたいの。どうやら仲間にして欲しいらしい…って言葉喋るじゃんか！ なんか珍しいからさいよー。 コウアトルという魔獣で、名前をデキャというらしい。MPが高めでキルフという風の魔法を駆使する魔法系キャラクターで、空を飛べるのが特徴。 これで定員が揃ったことでもあるので、引き続きダンジョン捜索を続行。 相変わらず占い師のばーさまの託宣に従ってあっちこっちに潜りまくる。 新メンバーのデキャは、特別攻撃力が高いとかいうわけではないが、魔法はそこそこ使えるので遠距離から確実に攻撃を当てるのには向いている。敵の攻撃も比較的当たりにくいよーな気がするので、的を分散させているという意味では十分に役に立っているのでヨシ。 それと、魅惑の歌が効かなくなっているので、戦術も変えざるを得なくなった。 従来はとりあえず魅惑の歌を最初に一発かまし、惚けている敵を各個撃破していけば良かったのだが、最近は敵の構成を見て夢使いやサッキュバスのよーな効きにくくはあるけど一応効果はある敵の場合はとにかく連続して魅惑の歌、効いてない奴だけ先に集中攻撃で倒していく戦術に転換。 全く効果が無い場合は、セイレーンは即座に武器を持ち替えてブーメランを装備し後方から支援、ヤツフサが突っ込んでかき回し、漏れた敵を他の連中がタコ殴りにするというパターン。 大体において、メンバーの中でとりわけ魅力値が高いセイレーンに敵の攻撃が集中しがちなので、それを防ぐように動きながらやっているとそれほどダメージも食らわないで倒せる。 あと、MPが高くなってきているので、魔法も活用出来るようになった。 特筆すべきはヤツフサに装備させて敵の魔力を吸収して味方に与える魔法で、体力と引き替えではあるけれど（だから体力値の高いヤツフサに装備させてる）、結構げしげしと魔法を使っても心配は少ない。 召還系魔法と、自分の分身を作って戦闘に参加させる魔法の併用で、こっちは最大７人で戦うことも出来るので全滅した時や戦死者が出た時ほど苦労はしない…かと思えばさにあらず。 確かにサクサク進む時が多いけれども時折苦戦。で、その末に５人になってから２つ目ほどのダンジョンで新メンバーのデキャが戦死…。随分とあっけない神様であった…。えぐえぐ。 そんなことがありながらも幾つか町の酒場でも情報収集。 すると。 「ミアレーロアの町には、その強大な力ゆえ封印された武器がある」という噂を聞きつける。 おおぅっ、そろそろ核心に近づいてきたかっ？！ 早速そのミアレーロアの町へ赴くも、特に何も変化無し。時期尚早かしらん。 デキャの代わりのメンバーには、地上をうろついてた時に再会したダーナのシェウ・ニ・マーが合流。今度は裏切ってくれるなよっ！！ レベルも上がっていて、別れた時から10ほど上になっていた。一体何やりゃこんなに上がっているんだ？ そして、ドラゴンパピーとも再会…あれ？なんか喋っておる…？ おまい人語を解するよーになったのかっ？！ ってことはまさか親ドラゴン呼べなくなっていたりして…不採用（冷たいなぁ）。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv18 セイレーン 女 セイレーン Lv18 オピニンクス 女 オピニンクス Lv18 ユニコーン 男 ユニコーン Lv17 シェウ・ニ・マー 女 ダーナ妖精 Lv18 ○９月１９日 いい加減セイレーンの魅了の歌が効かなくなってきたので、魔法主体のキャラの入れ替えを画策。 セーブ＆ロードを繰り返しながらよさそげなキャラを見繕っていると、妖精の一種でアウロニアデスとゆーのがおったので、セイレーンを外してこっちを採用。 全般的にHP<MPのキャラなので、主にブーメランを持たせて後方からの支援を主体に、時々全体攻撃魔法と召還魔法で補助という形をとることにする。 しかし、こーなると最初の頃とは全く戦い方が変わってきていて、一応戦闘中にMPの回復も出来ることなので肉弾戦キャラより魔法使いがかなり重要になってくるわけで、そーいう意味では楽しみの幅が広がっていいんではないかと。 フィールドワーク（？）はそう変化無し。 相変わらずダンジョン捜索…ではなく、一通りまわってしまったので、占い師の託宣待ち。 ただ…一年のある時期にしかいけない場所があって、そこへ行けとゆーもんだからその時期待ちとゆーところ。仕方がないので、既にまわったダンジョンに潜ったり、地上をうろうろしてレベル上げしたり。 地上の敵はほとんどドッペルゲンガーしか出現しないので、面白みが無い。ただ、地上の方が時間の流れが早いので、どーしてもそうなってしまう。ちなみに地上をうろついていると、異常にドラゴン系のキャラと遭遇するようになった。 シルバードラゴンとカッパードラゴンの２種類いるのだが、話しかけても言葉が通じないし、仲間にしようと思っても何故だか仲間になってくれない。 言葉が通じないと、なんでそーなるのかわからんが、オピニンクスが既に人の言葉を話すようになっているってーのに、天下のドラゴン様が喋れないってのもなんか納得いかんなぁ…。 そんなこんなで地上をさまよっていると、敵とエンカウント。キャリアー、ライフスティーラー、ウィルオウィスプ、ゴースト、スペクターというアンデッド系５体のパーティ。なんがBGMも違う上に、今まで見たことがないヤツもおるし、これはなんかのイベントの発動か？ とりあえず倒さないと話が始まらないので、倒す。地上なのでオピの雷系全体魔法を組み合わせて割と楽勝。 倒すと、デスブーメランとディスゴーストとゆー防具を入手。なんかアンデッド系に特殊効果のある装備らしーが、大体特別な属性に効果のあるアイテムは信用しないタチなので、倉庫に放り込む。 ま、そーいう感じで時間潰しをしておったのだけれども、今度はやけにシルフィーという小妖精に出くわすことが多くなってきた。よく考えてみたら、小妖精専用の装備ってのもいくつか持っていたことだし、活用のために一回仲間にしてみることにする。 外すのは…小妖精は魔法が強いと思われるので、入ったばかりのアウロニアデスを外す。無論、装備を外して酒場で別れておくのは忘れない。 町の外に出てしばらくすると、早速シルフィーのアディというのが仲間に入れてー、と言ってきた。 当然、仲間に入れる。HP34、MP118と、まぁえらい極端な数字ではある。あまりにも体力が少ないので、敵にエンカウントすると即死の可能性が高い。さっさと町に戻って、預かり所から小妖精専用の装備を引き出して装備させてみる。 …すると、パーティメンバーの中では攻撃力第２位、防御力第１位……。他の連中の立場ねーなー、こりゃ。 ただ、どっちにしても体力は厳しいので（敏速性は優秀なので、敵の攻撃は当たりにくいが）、持たせられるだけ魔法を持たせ、アクセサリーも魔力回復のものを装備させる。ちなみにこのアクセサリー、戦闘中に自分の行動がまわってくる度に魔力が回復するは勿論、普通に歩いていても１歩毎に１ポイントずつ回復するという大変便利なアイテムなのだが、いかんせん小妖精専用というところがちと辛い。 さて、ここまで来ると戦闘はかなーり魔法への依存度が高くなる。 まず最初にヤツフサとシルフィーのアディ二人が召還魔法で風土の精霊を召還。こやつらは敵へのステータス攻撃（麻痺、睡眠等）も積極的に行ってくるし、敵からの睡眠魔法も当然かからないので、万一こっちが人数減らされても戦力の維持は出来る。 アディはその後全体攻撃魔法を中心に行って、敵の体力減らしに専念。他の連中は肉弾戦に持ち込む。 パターンが出来るとだいぶ楽になるので、しばらくは問題無い…かと思いきや、サッキュバスが体力吸収魔法を使ってくるのを忘れてた。これ、吸収される側が体力限界まで吸い取られると即死するので、小妖精系のHPの低いキャラは一発で殺される可能性が出てくるという危険な魔法。ただ助かったことに、最大限吸い取られても3〜4ポイントは残るのですぐに体力回復させればなんとかなるのはわかった。 ちなみに、他に何人かシルフィーとも遭遇したが、どうもアディはシルフィーとしてはHPは高めらしく、他のヤツを仲間にしていたら即死を連発していたかもしれないところで、どことなーく運の良さを実感したりして。 占い師の託宣もちと変化。 ガンペキエの洞窟へ行けば何かが起こる、というので行ってみることにする。 が、いくつか戦闘をこなしていると、時々アディが姿をくらますことがある。 よーく観察すると、戦闘中にいきなり逃げ出しておる…。まあ戦闘が終われば戻ってくるし、戦死するよりはマシ、最初に召還魔法だけ唱えていればあとはいなくてもなんとかなるのだけれど、戦闘終了時にメンバーに入っていないと経験値が入らないので、問題無いとは言えない。 逃げだそうとするとこっちから命令を出してなんとかやりくりしていたが、今度はユニコーンまで逃げ出そうとするようになってきた。 うーむ。なんか問題でもあるのか、この組み合わせは。 まさか、また信頼度が低くなっているのか？と思って一回地上に戻り、酒場でこの両者を外そうとしてみたが、かなり抵抗する。 ということは、別に信頼度が低いわけじゃないらしい。 で、しばらくするうちにこの二人に共通するのは、デビルやサッキュバスの睡眠魔法によくかかってしまう、ということだと気が付いた。 となると、単に士気が低いということか？ まぁ原因が分かれば対策も練られる…と思う……？ どーしよ。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv19 オピニンクス 女 オピニンクス Lv20 ユミビ 男 ユニコーン Lv18 シェウ・ニ・マー 女 ダーナ妖精 Lv19 アディ 女 シルフィー Lv17 ○１０月５日 …ゲーム開始から２ヶ月以上経ってしまいました。 まー、このゲームに関してはあんまりがっついて先に進めようって気にはそれほどならないので、気にせずマッタリ進めましょう＜開き直り とは言うものの、これだけ間隔が開くと前回どこまでやったか思い出すために読み返すことしばし。 …。 ……。 あー、そうそう。士気が低くて戦闘にならん！！ってとこまでだった。 では早速続きをば。 あれこれ調べると、前作のIIIの事例ながら「防御で耐えていると士気が上がっていく」ということが判明。 特に主人公だけ戦闘させて、他の面子全員に防御の態勢をとらせると特に向上するそうな。 一人敵の攻撃を耐える主人公の姿を見て意気に感じるってなところ？ というわけで、早速実践。 相変わらずユニコーンのユミビは防御させていても逃げだそうとする始末、オピとシェウ・ニ・マーはしばらく経つと戦闘に参加するようになり、まあこの一人と一匹に関しては妥当ではないかと。 問題はシルフィーのアディ。 数回この態勢で戦闘を繰り返すと、今まで逃げ回っていたのにあっさり防御態勢をかなぐり捨てて攻撃に転じてくるよーに。うーん、移り気というか気分屋なヤツ。 しかし、装備のお陰で攻撃力は異常に高いとはいえ、元々体力の低い小妖精のこと。迂闊に戦闘に参加させるとクリティカル一発であっさり昇天すること必至。とりあえず召還系の魔法と全体攻撃魔法で時間を稼ぎ、最前線でヤツフサが敵の目標になった段階で攻撃参加するように調整。 ただし、現在のパーティで一番魅力値の高いのはシェウ・ニ・マーであるために、彼女が敵の攻撃目標になりやすいのでこれもちょっと問題。まあなんとかなるでしょ。 さて、アディに関しては問題は無くなったのだが、ユニのユミビはいつまで経っても逃げ回る。 今までなかなか消極的にならなかったからなぁ…反動がきついのかもしれない。 体力吸収系の魔法が使えるとはいえ、他に特筆すべき能力も持たないので、長く連れ添ってきたがパーティから外すことを決意。 ただ、それをやると今度は前衛のキャラが減るので、補充をどうするかがちと悩みとなる。 まああんまり考え込んでも仕方が無いので、この頃頻繁に出会うようになったドラゴンパピーを再度登用することにする。 戦闘では大して役に立たなくなったくせに、別れ際だけはやたらと往生際の悪いユミビ。ほとんど追い出すように（いや、実際追い出してるんだけど）別れ、ドラゴンのくせして酒場にたむろしていたパピーを加入させる。 さて、戦闘時の問題で中断していたがガンペキエの洞窟に再度赴く。 ほとんど暇つぶし感覚なのだが、この洞窟がまた中央の湖に浮かぶ島へ繋がる洞窟で、結構そこにたどり着くまでが手間がかかって…。 迷路仕立てのワープトラップをヤになるくらいくぐり抜けたその先に待っていたのは、なんか怪しげというよりも、妖術使い、魔導師、魔術師、呪術師、夢使いという不吉なパーティ。 曰く「我らの儀式を邪魔するな」だそうな。 この連中を放っておいたらどーなるかにむしろ興味はあるが、まー倒さないと話が進まないでしょ、と身も蓋もないことを考えながら瞬殺！！…というわけにはいかず。 さすがに肉弾戦に持ち込めばこちらのものだけれど、それまでがちと大変。 夢使いがおるので、睡眠魔法対策でヤツフサに水精召還と分身の魔法、アディに木精召還の魔法を唱えさせて敵の魔法が効かない頭数を揃える。 案の定シェウ・ニ・マーとオピ、それからパピーがあっさり眠らされたが、それでも数の上では５対５。 少々苦労はしたけれど、勝利。 すると、25000もの経験値と、５種類の杖系の武器を入手。 杖の方は有り体に言って使えるものは含まれなかったが、経験値25000は大きい。収穫。 意気揚々と地上に戻り、またしばらく地上をうろつく。 …だってまだ時期が来ないんだものなー。 パピーは暫定メンバーであったので、またしばらく武闘派のメンバー探しを続行。 この頃になると、ドラゴン系のキャラに頻繁に出会うようになるが、仲間にしようとしても何故か首を縦に振ってはくれない。 しかもこの連中、言葉が通じないのでその理由もわからん。 が、そのうち人語を解するゴールドドラゴンに出会ったので、仲間にしようとしたら「自分のことは放っておいてくれ」「一人でいたい」だと。 だったら話しかけてくるんじゃねぇ！！ うー。ファンタジーでドラゴンといえば憧れもいいところであるのにもどかしい。 そうこうしているうちに、ヤツフサのレベルが上がる。 魅力値もそれに応じて上昇したので、少し期待。 すると、ブロンズドラゴンが仲間になってくれるようになった。 当然外すのはパピーであるのだが、これがまたぐずるんだなぁ…。 最後は「べぇ〜〜〜だ！！」と言いながら去っていったけれど、ﾁｮﾄｶｧｲｲとか思っても後の祭り。オピを外せば良かったかも、と少し後悔してしまった。 で、新戦力のブロンズドラゴン。 遠距離からのブレス攻撃がそこそこ強力ながら、そもそもこの攻撃は敵と縦軸・横軸が一緒でないと使えないとゆー致命的弱点があり、実際はほとんど戦闘に参加することは無い。 魔法も使えないので一体なんのために入れたのかよくわからなくなってしまったが、攻撃力だけは結構あるからなぁ。長期戦になった時に役立ってくれりゃいーや、と自分を納得させることにする。 ところでさっっっぱり話が進んでいないよーなのだが、はてどーしたもんだか。 ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv20 オピニンクス 女 オピニンクス Lv20 シェウ・ニ・マー 女 ダーナ妖精 Lv20 アディ 女 シルフィー Lv18 ブロンズドラゴン 女 ブロンズドラゴン Lv20 ○１０月２６日 いや、やってなかったわけじゃないんですよ、ホント。 それにはそこはかとない事情があるにはあったんだけどー、それも気がつけば瞬殺で解決してしまうもいと哀し。 まあ詳細は本文で。 さて、新メンバーが揃って戦闘パターンも確立。 基本はシルフィーのアディが水精召還、もしくは全体攻撃魔法で出鼻を挫き、ヤツフサ、オピ、シェウの３人が突撃要員。ドラゴンは後方からブレスで支援。 アディは、HPに問題があるので、最初の援護魔法の後は後方待機…ってだからおめーはなんで先頭きって突撃かますんだよってばさっ！！！ 全く、血の気の多い奴である。 そうこうしているうちにヤツフサのレベルが２１になる。 当然、新しい敵が出てくる。 その中でも厄介なのが…レッサーデーモン。 これが魔法攻撃良し、物理攻撃良しの難敵で、まとまって出てくると結構面倒。でもま、流石に慌てることなく、ヤツフサの木精召還、アディの水精霊召還でオピの全体魔法をかければ大丈夫…って、だからおまーは突撃しなくていいんだってばっ、アディ！！！…あー、使いにくい。 で、なんで先に進めなかったかとゆーと、舞台となる島の北東に、ある時期だけ道が出来て渡れるようになる小島があり、その「ある時期」になかなかならなかったからである。 実はゲームが始まって比較的最初の頃に一回渡ってはいたのだが、どーにもラストステージっぽい雰囲気が漂っていたので一回撤退していたのである。その後は普通に進行していたのだけれど、いざ往かん！となった時にはあと（ゲーム中時間で）数ヶ月待たないといけない状態で、時間を潰そうにももう行くところ無いし一体どーしたものかと、途方にくれておったわけで。 しかしながら思い出したのは、「確かどっかに時間を経過させる場所みたいのなかったかなー」ということ。 ま、どーせ（ゲーム内では）時間はたっぷりあるんだしウロウロしてみるのも良いか、と思い、いつもなら面倒で行かない場所まで足をのばすことに。 んで、そんな場所の一つ…山に囲まれて、ダンジョン越しに行かないと辿り着けないミマファーアの町。 そこにあったのは、キュコスの魔法。 これは、一回使うと約半月時間が進むとゆー、まことに便利な代物で、現実世界にあったら…いや、時間を戻す方が有り難いナ…。 まぁゲームのネタで深刻になっていても仕方がない。 目的地にはたどり着いたことだし、ここから一気呵成に怒濤の勢いでエンディングになだれ込む、予定？ ○本日のパーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv21 オピニンクス 女 オピニンクス Lv21 シェウ・ニ・マー 女 ダーナ妖精 Lv21 アディ 女 シルフィー Lv19 ブロンズドラゴン 女 ブロンズドラゴン Lv21 ○１１月２日 いよいよ大詰め。 ３ヶ月もかけといて何を今更と？そのとーり＜開き直り。 だから照れも微塵に感じさせない勢いで最終回。 向かうはカセフォレセの塔。 ここまで来たパーティにもう怖いものは無い…というか、通常出現する敵はもーほとんど魔導師・魔術師系のが１〜３人程度なので、アディ→全体魔法、全体魔法、他全員突撃、で最早敵無し。 むしろしびれネズミのほーがよっぽど怖いわっ！！（もう出てこないけど） ということなので、特に波乱も無く先に進む。 「塔」というくらいなので、今までみたく下るでなく登るのだが、問題となるのが落とし穴。 今までだったら先に進むことになるのに、今度は戻ってしまう。 とはいっても、洞察力からして罠はほとんど引っかかる前に見つけるので頭を抱えるとゆーほどのものではない。 よって、途中はずぃぃぃぃぃぃっと飛ばして一気に最上階。特別面白いこともなかったし。お金はやたらと宝箱から見つかったけど、ラストダンジョンじゃもう持っていても意味無いし。 そして１３階。ふっ、悪党に相応しい数字だな。 貴様のために犠牲になった多くの人々の恨みを思い知れっ、闇の君主ジュギーッ！！（と言いつつも、犠牲になったのはウチのパーティに入っていた仲間が多かったりするのは絶対気のせいじゃない気のせいじゃない…） 戦闘開始！！ アディとヤツフサがそれぞれ精霊召還。ヤツフサは直後に分身現出の魔法でこちらの頭数を８にする。 敵パーティは闇の君主にダークストーカーが２体。数だけなら２倍以上だが。 まず、ダークストーカーを倒すのに全力を尽くす。といっても、アディの全体攻撃魔法３発ほどでもう瀕死なので、さくっとトドメを刺す。 引き続き闇の君主を取り囲んでボコ！！…と言いたいところだが。 囲んだのは精霊２体にブロンズドラゴンとオピニンクス。基本的に精霊には敵の攻撃は当たらないのでまぁ良し。 しかし、残りの二人が…特にオピ。防御力が面子の中で一番低い。体力はあるが。 そのオピに闇の君主の攻撃が集中するっ！！！ ヤツフサ、必死の体力回復魔法で支援、シェウ・ニ・マーも一緒に…って麻痺の魔法で行動不能になっているってばさ、をい！！あー、ステータス回復の魔法…ヤベ、装備してないじゃんか！！ だーっ、もうおまいはそこで寝ておれ。 とか言っているうちにオピの体力が…ゼロ。戦死。しもーた。 包囲網の一角が空いてしまったが、そこはすかさずヤツフサの分身が埋める。とーぜん、ブロンズドラゴンに敵の攻撃は集中する。しかし、耐える。負けるナ！！＜後方から何を言っとる つか、こっちの攻撃がさっぱり当たらない。敵の残りHPが不明なので、あとどれだけ頑張ればいいのかがわからん。ヤツフサのMPもほぼ尽きた。体力回復も出きぬ。アディも行動順が回ってくる毎にMPは回復するとはいえ、攻撃魔法で闇の君主のHP削るのに専念しているので無理。ドラゴンはアイテム持てないので、道具を使っての体力回復は不可能。ここでおまいにも倒れられたら…アディを遣わそうか？とか酷いことを考えていたら、水の精霊の一撃がヒット…倒したぁぁぁぁぁぁぁっ！！ オピよ、かなり最初の頃から世話になったが…おぬしの尊い犠牲のお陰で 闇の君主の向こう側にある扉をくぐると、宝箱発見。中には約２万G。もう金なんかどーでもいいが。 エンディング…「そして、平和が訪れた」 その後、仲間達がどうなったかというと…エンディングの後に消息が出てくる。 うん、やっぱりこれが無いとティルナノーグじゃないしナっ！ ・王、王妃〜ヴェキャトの遺跡で死 無念であった…。 ・ディンロー姫〜フヴェカスト海岸で戦死 消息が掴めないと思ったら…別れた後に戦死してたんか。 つくづくあのパッチ当てる前の無茶苦茶なバランスが憎い…。 ・ミペー・ペコ・ムー〜ミンフォの町で暮らす あーあー、姫さん連れだそうとしてオヤジか。どーでもいーや… ・パイゼ・ニ・ニン〜ヤツフサを慕っていたが、マナラーの町で寂しく過ごす …そういう展開もあったんか。 ・リムニアド ニフォ〜トゥビー沼にて戦死 一番出入りが激しい頃だったなぁ…スマヌ。 ・アルセイド マフォ〜レコラの洞窟にて戦死 ヴェキャトの遺跡に行く途中に集中攻撃食らってやられたんだったけな…。 ・ジーニー フォフォ〜行方知れず 正直言って誰だったか思い出せず。 ・タルウィスティグ〜トシェリャの遺跡にて戦死 本文中で触れないくらいだったけど、仲間に入れた途端に戦死させてしもた。 ・スー・パゼーラ〜トシェリャの遺跡にて戦死 この頃はかなり入れては死に、入れては死にだった…。 ・ドラゴンパピー〜行方知れず こいつも結構可愛げある奴であったし、結構長い期間加わっていたからなぁ。思い入れはそれなりにあるし。 ・オピニンクス〜闇の君主ジュギーとの戦いで戦死 こいつが一番長くつき合った奴だった。最後の最後で…むぅ。 ・ブロンズドラゴン〜行方知れず 初めてドラゴンを仲間にした時は嬉しかったもの。 終盤になるとブレスも使えるようになったし、お世話になりやした。 ・セイレーン〜ミペー・ペコ・ムーを慕っていたが、ミンフォの町で寂しく過ごす …意外過ぎなカップリング。 ・ユニコーン ユミビ〜行方知れず 基本的に動物・魔獣型のキャラは行方知れずになることが多いらしい。 ・シルフィー アディ〜ヤツフサを慕っていたが、マナラーの町で寂しく過ごす こいつには手を焼かされたなぁ…それ以上に活躍してくれたけど。終盤はコイツがいない戦いなんて想像すら出来なかったもんなぁ。 ・コウアトル デキャ〜マスイートン海岸にて戦死 洞窟だと思っていたら、どうも地上でやられたらしい。 シェウ・ニ・マーがどうしたのかわからんけど…。 ところで、肝心のヤツフサはどうなったのだろ、と思っていたら。 ・アウロニアデス〜ヤツフサの妻となり、ナーレニフォーの町で暮らす ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇッ！！ そんな空気何処にもなかったつーか、そもそも一体誰だと読み返すと、セイレーンを外した後に入れた奴か。 しかしその後文通してたわけでなし、一体ナニが？ むーん、男と女は不思議じゃのぅ…。 平和が戻った気分を満喫することなく。 タイトル画面に戻ると、イベントリストとキャラクター図鑑が追加された。 イベントリストによると…むぅ、全部で３００あるうちのわずか１０しか見てなかったのか。 しかし、この中のいくつかは上手く立ち回ると特別な武器が手に入るようなのもあって、しっかりクリアしてあったわけでもないらしい。まだまだ楽しみは尽きないっちゅーところであろうか。 まあもう少し時間が経ったらまた新しいシナリオ作ってやりますかね。 今度こそはお姫さまのはぁとをゲッツ！！ まとめ。 ぶっちゃけ、ストーリーが特別重厚だとか、システムが洗練されていて遊び甲斐があるとか、そーゆー楽しみ方とはあんまし縁は無い。 大筋となる展開は複数あるだろーが、その中にダンジョンをいくつか配置して、イベントもそれっぽいのを沢山用意してそのうちいくつか使ってと、流石に全自動でシナリオ生成するくらいだから殊更に芸の細かさを要求するわけにもいかない。 が、↑のよーに、エンディングで仲間となったキャラ達の消息が語られてそれに想いを致したり、基本的にはプレイヤーの想像力でそれらを補うのが正道の楽しみ方のよーに思う。 RPG=ロールプレイングゲームと称されるゲームが、ゲーム的な手続き＋ストーリーを追うことが楽しみの中心となる内容のものを多く含むようになって久しいけれど、元々PCゲームとして出発したティルナノーグが、その古い形の持つ雰囲気を多く保ったままであったのを確認したのは大変喜ばしい。 いやま、ストーリーが中心になるのを否定するわけじゃないんだけど…ただ、記号に想像力を付加して想像する楽しみを追求していった頃のゲームを知る、半端に昔からげーまーやっているモンとしてはどことなぁく懐かしい雰囲気があってヨカヨカ、と。 ただし、懐古趣味であるわけでもないので、例えばもっとキャラクターの育成要素を増やして思い入れを込めやすくするとか、戦闘シーンのゲーム性があると楽しいとか、そーいう今風の要望も無いわけではない。現状だと、単に物量の増えた98版と言って差し支えないレベルだし（まあ最近のシステムソフトブランドのゲームは大概そうなんですがね＞98版＋現代らしい物量）。 発展性のあるゲームだとは思うし、プレイヤーの数だけ異なる思い入れが生まれるゲームなんて最近そうそうあるもんじゃないから、このシリーズはしっかりと進化していってもらいたいもんである。 蛇足〜このコンテンツのこととか 上述の通り、「プレイヤーの想像力」が重要な位置を占めるゲームなもんだから、文章でそれを表現出来れば割と面白いんじゃないか？、とかゆー勘違いのもと、初めてテキストADV以外のゲームの墜落日記をやってみたわけなんだけど…正直言って、想像力と文章力が伴わなかったよーな気がする。 そらまー、ひと様の書いた物語を素直に読んで怒ったり泣いたり笑ったりするのも楽し、だけども、どーにもこぉ、自分から物語を創造する力ってのが退化してしまってんのかなぁ…と。 それと、たまーに褒められることがあって、「もしかしたら自分て文章少しは上手い？」などと錯覚することもちょっと前まであったが、こーゆー「難しいっぽい言い回し」の通用しない内容だと簡単にボロが出る。 多少語彙をこねくりまわして、あんまし聞いたことの無さそうな言い回しが出来るうちは誤魔化しもできようが、特にお笑いみたくダイレクトにヒトの情感に訴えかける芸が出来ないのもそんなところに理由があるのかなぁ…以上、愚痴でした。 んでもま、こんな方向性もアリ、という実験としてはまぁそれなりの成果もあったんじゃないかと。最後まで出来たしなっ！！ …最後までお付き合い頂けた方々にお詫びとお礼を申し上げつつ、此度は幕と相成ります。 次は…次があるとしたら今度はSLGなんかでやりたいなー。 ○最終パーティ 名前 性別 種族 レベル ヤツフサ 男 ダーナ妖精 Lv21 シェウ・ニ・マー 女 ダーナ妖精 Lv21 アディ 女 シルフィー Lv20 ブロンズドラゴン 女 ブロンズドラゴン Lv21 |